2025/6/22(日)第262回 織田優成ツイキャス本配信 リクエスト台詞募集!

2025/6/22(日)第262回 織田優成ツイキャス本配信 リクエスト台詞募集!

こちらは2025/6/22(日)第262回本配信、お題の決まったテーマ回のリクエストページです!

毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!

この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。

リクエストテーマは「花」

今年は偶数月に開催するテーマを決めたリクエスト台詞!! 過去のテーマは、第1回「ホラー」、第2回「早口言葉」、第3回「クリスマス」、第4回「ネコ」、第5回「方言」、第6回「憧れのプロポーズ」、第7回「夏」、第8回「秋の味覚」、第9回「プレゼント」、第10回「初○○」、第11回「学園モノ」、第12回「手紙」、第13回は「手紙」、第14回は「短歌」、第15回は「流星群」、第16回は「あったかい」、第17回は「甘い言葉」、第18回は「雨」、第19回は「海」、第20回は「お誕生日」、第21回は「夜」、第22回は「告白」、第23回は「お菓子」、そして今回、第24回は「花」。花にまつわるリクエスト台詞をお待ちしております!

2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そしてアーカイブ視聴をご活用ください!

第262回リクエスト台詞募集!

6月中旬に行われる予定の第24回テーマ回は2025/6/22(日)21:30からが配信予定。いつものように最初の15分間だけ誰でも視聴可能な通常配信ですが、2カ月に一度のテーマが決まったリクエスト回。「花」というテーマに限定したリクエスト台詞、お待ちしています(^^)。リクエストの締め切りは当日16:30まで。

台詞リクエストはメンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。 リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします。

第262回のリクエスト台詞

こくまろさん
「『プレゼント』
あっ、え? これ、僕に? わあ……お花なんて もらうの 初めてだよ。なんか勿体ないなあ。だって、花ってやっぱ 男性より女性のイメージじゃない? こうやってさ……ほら、あなたのほうが絶対 似合ってるでしょ? あはは。でも、ありがとね。とっても うれしいよ。
……あのさ、僕ってお花とか全然詳しくないから聞きたいんだけど、どうして この花を選んでくれたの? いや、ひょっとして なにか意味が込められてるんじゃないかと思って……やっぱりそう?(マイク近めで)ねえ、せっかく考えてくれたんだったら、教えてくれる?」

優花さん
「『朝顔の約束』
大正十年の夏、女学校に通うチヨは、毎朝 駅の、書生・シゲオと挨拶を交わすだけの、ささやかな関係に胸をときめかせていた。彼は駅の柱にもたれながら、いつも分厚い手帳を手に 文字を綴っているようだった。
ある朝 シゲオは一輪の朝顔を差し出し、「また明日、同じ時間に」と ひと言だけ伝え、チヨが返事をする前に行ってしまった。
しかし次の日、そのまた次の日も、彼は駅に現れなかった。
数日後、シゲオが命令により招集されたことを 風の噂で知ったチヨは、それでも毎朝 朝顔の花を片手に 駅へ通い続けた。
やがて季節は巡り、朝顔が咲かない季節が来ても、彼は戻ってこなかった。
十年後。チヨは古書店で一冊の詩集を見つけた。そこには、彼が書いたと思しき詩が 綴られていた。「朝顔のように 一日限りの命であっても、あなたに逢えたのなら 悔いなど ありません」【終わり】。朝顔の花言葉·····『儚い愛』『短い愛』」

蒼子さん
「『花言葉に揺れて』
隣でパタンと小さな音がした。小説を読み終わったらしいイチカが、閉じた本を置いて、そのままスマホで なにかを検索し始めた。「神聖、休養、雄弁、沈着……」と、謎の言葉をつぶやいて、レンヤのほうを見る。「な、なんだよ」。突然見つめられてドギマギしつつ、彼女の顔を見返した。「イメージじゃないなぁって思って」「は?」「今のはね、ハスの花言葉。この本の最後のほうにリンドウの花言葉が書かれてて、それで気になっちゃった」「なるほどなー……」
確かにレンヤには一個も当てはまってない気がした。『神聖』は言うまでもなく、考えるより先に手が出るし、きょうだいたちから「回遊魚」「止まったら死ぬタイプ」と評されるほど、体を動かしているほうが落ち着くタイプだ。「ひとつの花に いろいろあるんだな、花言葉」「これだけじゃないよ。『清らかな心』とか。これはレンヤに合ってるかな。意外とピュアだもん。すぐ赤くなるし」「おい」。からかうような口調で言われ、否定するより先に頬が熱くなった。
言われた通りで格好がつかず、プイと横を向く。「『離れゆく愛』とか……」。イチカは最後まで言わず、不安げにレンヤを見上げた。「……離れちゃう?」「いやいやいや!」。大慌てで否定し、反射的にスマホを取り上げる。「そんなわけねぇだろ! いちいち振り回されんな!」。全力で言い切って、大きくため息をつく。「……ちなみにさ、本に書いてた花言葉は なんだったんだよ?」。ごまかすように話を振ると、イチカはうつむいたまま答えた。「あんまり言いたくない。いい意味じゃないし」「マジか。花言葉ってロクでもねぇな」。つい言ってしまうと、イチカがそろりと顔を上げる。「てか、イチカは気にしなくていいだろ。俺がハスなら、イチカは花だろ。好きな言葉 選べばいいよ。な?」。笑いかけると、ふわりと花が咲くように イチカも笑った」

コメント

  1. こくまろ より:

    織田さん、こんにちは!
    テーマ「花」ということで、台詞をリクエストさせていただきます。
    よろしくお願いいたします。

    ***

    『プレゼント』

    あっ、え? これ、僕に?
    わあ……お花なんて貰うの初めてだよ。
    なんか勿体ないなあ。だって、花ってやっぱ男性より女性のイメージじゃない?
    こうやってさ。ほら、貴女のほうが絶対似合ってるでしょ?
    あはは。でも、ありがとね。とっても嬉しいよ。
    ……あのさ、僕ってお花とか全然詳しくないから聞きたいんだけど、どうしてこの花を選んでくれたの?
    いや、ひょっとして何か意味が込められてるんじゃないかと思って……
    やっぱりそう?
    (マイク近めで)ねえ、せっかく考えてくれたんだったら、教えてくれる?

  2. 優花 より:

    織田さんこんにちは。
    今回のテーマ「花」に沿って、リクエストさせていただきます!
    長さや内容に問題が無ければよろしくお願いいたします。

    『朝顔の約束』

    大正十年の夏 女学校に通う千代(ちよ)は
    毎朝 駅の書生 茂雄(しげお)と挨拶を交わすだけのささやかな関係に胸をときめかせていた。

    彼は駅の柱にもたれながら、いつも分厚い手帳を手に文字を綴っているようだった。

    ある朝 茂雄は一輪の朝顔を差し出し
    「また明日、同じ時間に」と一言だけ伝え、千代が返事をする前に言ってしまった。

    しかし次の日、そのまた次の日も彼は駅に現れなかった。

    数日後 茂雄が命令により 招集されたことを風の噂で知った千代は
    それでも毎朝 朝顔の花を片手に駅へ通い続けた

    やがて季節は巡り
    朝顔が咲かない季節が来ても、彼は戻ってこなかった。

    十年後
    千代は古書店で一冊の詩集を見つけた
    そこには彼が書いたとおもしき詩が綴られていた。

    「朝顔のように一日限りの命であっても
    あなたに逢えたのなら悔いなどありません」

    【終わり】

    朝顔の花言葉·····『儚い愛』『短い愛』

  3. 蒼子 より:

    織田さんこんにちは。
    『花』のテーマ回のリクエストをさせていただきます。
    『最後の七日間』シリーズの蓮也と一花の話になります。まだ2人が恋人同士だった頃の話です。
    長さと内容が大丈夫であれば、よろしくお願いいたします。

    ———

    『花言葉に揺れて』

     隣でパタンと小さな音がした。
     小説を読み終わったらしい一花が、閉じた本を置いて、そのままスマホで何かを検索し始めた。
    「神聖、休養、雄弁、沈着……」
     と、謎の言葉をつぶやいて、蓮也の方を見る。
    「な、なんだよ」
     突然見つめられてドギマギしつつ、彼女の顔を見返した。
    「イメージじゃないなぁって思って」
    「は?」
    「今のはね、ハスの花言葉。この本の最後の方にリンドウの花言葉が書かれてて、それで気になっちゃった」
    「なるほどなー……」
     確かに蓮也には一個も当てはまってない気がした。『神聖』は言うまでもなく、考えるより先に手が出るし、きょうだいたちから「回遊魚」「止まったら死ぬタイプ」と評されるほど、体を動かしている方が落ち着くタイプだ。
    「一つの花に色々あるんだな、花言葉」
    「これだけじゃないよ。『清らかな心』とか。これは蓮也に合ってるかな。意外とピュアだもん。すぐ赤くなるし」
    「おい」
     からかうような口調で言われ、否定するより先に頬が熱くなった。言われた通りで格好がつかず、ぷいと横を向く。
    「『離れゆく愛』とか……」
     一花は最後まで言わず、不安げに蓮也を見上げた。
    「……離れちゃう?」
    「いやいやいや!」
     大慌てで否定し、反射的にスマホを取り上げる。
    「そんなわけねぇだろ! いちいち振り回されんな!」
     全力で言い切って、大きくため息をつく。
    「……ちなみにさ、本に書いてた花言葉はなんだったんだよ?」
     ごまかすように話を振ると、一花はうつむいたまま答えた。
    「あんまり言いたくない。良い意味じゃないし」
    「マジか。花言葉ってロクでもねぇな」
     つい言ってしまうと、一花がそろりと顔を上げる。
    「てか、一花は気にしなくていいだろ。俺がハスなら、一花は花だろ。好きな言葉、選べばいいよ。な?」
     笑いかけると、ふわりと花が咲くように、一花も笑った。

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