2023/2/12(日)第140回 織田優成ツイキャス本配信リクエスト募集!

2023/2/12(日)第140回 織田優成ツイキャス本配信リクエスト募集!

2月5日(日)に行われた「第139回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!

アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、ご視聴できます。
2023/2/5(日)第139回 織田優成ツイキャス本配信 長いリクエスト台詞が多くて忙しいよ~ 前編
2023/2/5(日)第139回 織田優成ツイキャス本配信 長いリクエスト台詞が多くて忙しいよ~ 後編

毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画ライブ配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!

この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。

第139回のリクエスト台詞

第139回は2月最初の日曜日ということで、最初の15分は無料配信。残りの45分がメンバシップ限定配信でした。台詞リクエストは6つあり、もつみさんの「噂の万屋”うつしみ屋” 十一品目」、みなと劉さんの「古竜は人になってギルド稼業を営んでいきます」、エビカニダメマンさんの「リポーター織田 コーヒーショップで呪文を唱える 前編」、Craneさんの「海辺の帰り道」、蒼子さんの「最後の七日間 七人目・十九」、まるさんの「いい夢を見られますように」を演じました。

2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そしてアーカイブ視聴をご活用ください!

第140回のリクエスト台詞募集

ということで次回のリクエスト募集です。次回、第140回は、2023/2/12(日)21:30からが配信予定。台詞リクエストはメンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。

リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします(^^)/。

第140回、リクエスト台詞

2023/2/12(日)
Craneさん
「『眠る君へ』
(離れたところから)ただいまー。
(近づいて)あ、起きた? 体調どう?……気分は大丈夫? それは良かった。でも、まだ顔色悪いから、安静にしてたほうがいいな。この袋? うん、君が寝てるあいだに、薬とか買ってきたんだ。これ、君が好きなプリンとゼリー買ったんだけど、どっちがいい?……こっち? じゃあ、余りものは俺がもらおうかな……はは、どっちもくれるんじゃないのって? 残念。一緒に食べるつもりで買ったからね、片方は俺のだよ。(怒って立ち上がろうとした彼女がふらつくのを支えて)おっと……まだ ふらついてるな。ここに座れる? ごめんごめん、ちょっと からかい過ぎたね。熱が上がってないといいけど……力が入らないから食べさせて? しかたのない お姫様だなぁ。いいよ、じゃあ これ食べたら薬飲んで、もう1回寝ようか。はい、あーん」

エビカニダメマンさん
SEあり!
「【リポーター織田 コーヒーショップで呪文を唱える 後編】
あらすじ:超有名某コーヒーショップへやってきた織田リポーター。番組スタッフからのメモを無事 読み上げ、無事にお使いを達成することができるのか!?
んんっ、それでは、いきますよ……!「ニンニク アブラ ヤサイ マシマシ カラメ カタメ ブタダブル」。こちらをお願いします!(一発で言えた、どうだ! と誇らしげ)……え、違うの? そんな、折角噛まずに言えたのに……(小声)なになに? 渡すメモを間違えた。そうなの? もー、ビックリしたなぁ。
店員さん、大変申し訳ないですが、今度こそ改めて注文しますね!! んんっ、
「グラウンドバニラクリーム……カプチーノ? ノンモカシロップ、アドヘーゼルナッツ ウィズ チョコレートソースチョコレート!」。(SE:ブブー)えっ!? もう一回!(慌てて早口ぎみに)
「グランデ バニラクリーム フラペティーノの、ノンモカシロップ アドヘーゼルナッツシロッピュ……」(SE:ブブー)あー、もう一回! よしっ、今度こそ!
(単語を区切ってゆっくり読む作戦)「グランデ、バニラ、クリーム、フラペチーノ、ノン、モカシロップ、アド、ヘーゼルナッツシロップ、ウィズ、チョコレートソース、チョコチップ、エキストラホイップ!」(SE:ピンポンピンポン)
やった、言えました!! ドヤァ。えー、スタッフの解説メモによりますと、こちらは、バニラクリームフラペチーノのカスタマイズだそうです。ヘーゼルナッツシロップを加えて香ばしさを出し、バニラの香りとチョコレートがマッチ。更にホイップを増量することで、よりクリーミーになります。
うーん……(小声)僕には ちょっとよく分かりませんでしたが……きっと香ばしくて甘くて美味しいんでしょうね! それでは、無事注文できたことですし、いただきまーす!
……あっ! お使いだから飲めないんでしたね……えっ! ご褒美に飲んでいいの? やったー!
それじゃっ、いっただきまーす!!」

るるこさん
「『ワールドタイプ・リユース 第三話 前編』
フィッシュランドとのやり取りから1週間後、ワタナベから事務所へ来て欲しいと連絡が来たので向かう。そこには ワタナベともう1人……。
ワ「ヒーローショー作戦会議を始めるよ!……の前に、新メンバーを紹介します。コードネームはメリーエス! はい、挨拶!」
メ「(小声)よろしくお願いします」。メリーエスと呼ばれる人は、だるだるのパーカーを身につけ、猫背で、前髪は長く、顔が見えない。てか、何者?
ル「よ、よろしく……俺はルーク」
ワ「とりあえずお茶にしよ、お互いのこと、よく知る機会だと思うから」。机には色とりどりのサンドイッチと紅茶が用意されていた。確かに2人のことを詳しく知らない。これは仲良くなるチャンスだろう。
ワ「メリーエスはルークと同じヒーロー適合者なの。ルークよりも早くに活動してるから先輩だよ」
ル「え? メリーエスは、どうやって この会社 知ったんですか?」
メ「……ネットゲームで凄い強い人がいて、毎日遊んでるうちに仲良くなって。地球保護のために活動してて 一緒にどう? って誘われて、それで」
ル「へ、へぇ……」。うまい返しが思いつかず、手元の紅茶を飲む。ん、待てよ?
ル「メリーエスがいるなら、俺、ヒーローにならなくてよくないか?」
ワ「ヒーローは多いほうがいいって、フィッシュランド様は言ってたの」
ル「ワタナベ、本気で隕石が地球に飛んでくると思ってるのか? そんなの……」
ワ「本気だよ。あたしは2人と違って適合者じゃない。でも、2人のサポートは絶対する! おねがい……協力してほしいの」。彼女の真剣な顔に言葉が詰まる。俺は、まだ信じることができない。世界が終わることを」

蒼子さん
「『最後の七日間 七人目・二十』
「てめぇ、放せ!」「今の君は、楽になりたい一心で、全てから逃げているだけだ」。俺の抵抗など ものともせず、死神は言葉を続ける。「あの子……イチカ君からも。君にとって彼女は、それまでの存在だったというわけだ」。あまりの言われようにカッと頭が熱くなる。思わず死神の胸ぐらを掴み返していた。「うるせぇ! 俺が なにもしなかったと思ってんのか!?」。未来を思い描け。一晩中、自分にそう言い聞かせていた。未来を一緒に歩いていくならイチカがいい。俺は彼女に なにも返せていない。本当に、これからだったのだ。「どうやったらイチカを幸せにできるのか、ずっと考えてた! でも、なにも浮かばねぇんだよ! 俺と一緒にいたら、また あいつを苦しめちまうんじゃねぇかって……」。俺への報復のために狙われた あの時みたいに。そして、今みたいに。きっと、俺が死んだことへの悲しみなんて一瞬だ。俺にそんな価値は ないのだから。
「だったらもう いっそのこと……死んで、ユーレイにでもなって、あいつを見守ったほうがいいんじゃねぇかって……」。情けない本音があふれた。よりにもよって、死神の前で。全身から力が抜けた。死神の襟先から手を離す。「まったく、情けない」。死神の冷たい声が耳朶を打った。思わず背筋が震える。落ちてしまっていた視線を戻すと、死神が厳しい目で俺を睨んでいた。「イチカ君のほうが、よほど覚悟を決めている」。え、と声が出た。死神が淡々と続ける。「あの子は、君が死んだら あとを追うそうだよ」「は……!?」。なんだそれ、と発したはずの言葉は、声になっていなかった。「あの日、君が眠ったあと、その隣であの子は私に語りかけていた。涙を流しながら、一晩中ずっとだ」『彼を助けて』『お願い、連れて行かないで』『レンヤが死んだら、私も死ぬから』「そう繰り返していた。私の姿は見えていなかったと思うけどね」。信じられなかった。涙が一筋、頬を伝っていた。つづく」

もつみさん
「手紙をよこしてきたのは君かね。ふむ……弟子に、ねぇ。……ああ、入っていた作品も 見せてもらったよ。そうだな……まず、物ごとを語るには前置きとなる説明をしなさい。話者が知っていることを、全て読者が知っているとは限らんからな。特に、専門知識を描く場合は、きちんと調べてからだ。それと、君なら知っていると思うが、文章は”段落”と呼ばれる ある程度のまとまりにして書くのが好ましい。あまり頻繁に改行してしまっては、かえって読みづらくなる。そして、小さくてもいいから山場をつくり、全体をまとめておくことだね。あとはそうだな……仮にも、私を師とあおぐのであれば、最低限の礼儀は弁えておきなさい。おちゃっぴいなのは結構だが、君も もう子どもじゃないだろう。それに、新人作家ともあれば、文壇連中の注目の的だ。それなりに人の目につく仕事だからね。恥ずかしくないように しておきたまえ。さて、次の木曜日に集会がある。ほかの門下生も集まるんだが……そのときまでに、これを直しておきなさい。どれほどの物になるか、見せてもらうよ」

こくまろさん
「おはよう! ちゃんと起きてえらいじゃない。大丈夫大丈夫。さあ、今日も一日がんばって! 行ってらっしゃい!」

コメント

  1. エビカニダメマン より:

    織田さんこんにちは!
    リポーター長くなりましてすみません!
    後編をリクエストさせていただきます。
    合間にSE指定もありますし噛み噛みの演技をしていただきますし、何かとご面倒おかけしますがよろしくお願いします…。

    【リポーター織田 コーヒーショップで呪文を唱える 後編】

    あらすじ:超有名某コーヒーショップへやってきた織田リポーター。
    番組スタッフからのメモを無事読み上げ、無事にお使いを達成することができるのか…!?

    んんっ、それでは、いきますよ…!
    「ニンニク アブラ ヤサイ マシマシ カラメ カタメ ブタダブル」
    こちらをお願いします!
    (一発で言えた!どうだ!と誇らしげ)

    ……え? 違うの? そんな、折角噛まずに言えたのに…。
    (小声:なになに、渡すメモを間違えた? そうなの? もービックリしたなぁ)
    店員さん、大変申し訳ないですが今度こそ改めて注文しますね!!
    (内容が違ったことに困惑したけれども、行列もできはじめたため慌ててメモをざっと流し読みする)

    んんっ、
    「グラウンドバニラクリーム… カプチーノ? ノンモカシロップ、アドヘーゼルナッツ ウィズチョコレートソースチョコレート!」
    (SE ブブーのブザー音)

    えっ!? もう一回!(慌てて早口ぎみに)
    「グランデバニラクリーム フラペティーノのノンモカシロップ アドヘーゼルナッツシロッピュ…」
    (SE ブブーのブザー音)

    あー もう一回! よしっ、今度こそ!
    (もう間違えられない!急がば回れと意を決し、単語を区切ってゆっくり読む作戦。)
    「グランデ、バニラ、クリーム、フラペチーノ、ノン、モカシロップ、アド、ヘーゼルナッツシロップ、ウィズ、チョコレートソース、チョコチップ、エキストラホイップ!」
    (SE ピンポンピンポンのブザー音)
    やった! 言えました!!ドヤァ

    えー、スタッフの解説メモによりますと、こちらはバニラクリームフラペチーノのカスタマイズだそうです。
    ヘーゼルナッツシロップを加えて香ばしさを出し、バニラの香りとチョコレートがマッチ。
    更にホイップを増量することでよりクリーミーになります。

    うーん…(小声:僕にはちょっとよく分かりませんでしたが)きっと香ばしくて甘くて美味しいんでしょうね!
    それでは、無事注文できたことですし、いただきまーす!
    …あっ! お使いだから飲めないんでしたね…
    えっ! ご褒美に飲んでいいの? やったー!
    それじゃっ、いっただきまーす!!
    (注文できたことで満足し飲む気でいたが、お使いだったことを思いだして残念だとしょんぼりする。その様子をみたスタッフより頑張ったご褒美に飲んでいいよとお許しが出たため満面の笑みを浮かべて喜ぶ)

  2. こくまろ より:

    織田さん、先週はお疲れ様でした。
    今回シンプルに短いものを…ということで、本当に短いですがリクエストさせてください。
    良い声で爽やかに送り出してほしいです!

    ***

    おはよう! ちゃんと起きてえらいじゃない。
    大丈夫大丈夫。
    さあ、今日も一日、がんばって!
    いってらっしゃい!

    • こくまろ より:

      それからすみません、リクエストではないですが、ひとつご要望といいますか…
      記事内の「リクエスト台詞に関する注意事項」のリンク先が旧ブログのURLになっていて繋がらないようなので、次回からリンク先を変えていただけると助かります。

      http://odayusei.com/blog/?p=1384

      可能であればよろしくお願いいたします。

      • Yusei より:

        こくまろさん、ご指摘ありがと三角! リンク先を修正しましたm(__)m。

  3. Crane より:

    織田さんこんにちは
    先週に引き続き同じ彼のセリフをリクエストします!
    最初に指示のようなもの入れましたが、もし再現出来なさそうでしたら普通に読んでいただいて構いません。
    よろしくお願いしますorz

    『眠る君へ』

    (もし距離感を表現できるのであれば、ここだけ少し離れて言って欲しいです) ただいまー
    あ、起きた?体調どう?
    …気分は大丈夫?それは良かった
    でもまだ顔色悪いから、安静にしてた方がいいな。
    この袋?うん、君が寝てる間に薬とか買ってきたんだ
    これ、君が好きなプリンとゼリー買ったんだけど、どっちがいい?
    …こっち?じゃあ余り物は俺がもらおうかな。
    はは、どっちもくれるんじゃないのって?
    残念。一緒に食べるつもりで買ったからね、片方は俺のだよ
    (怒って立ち上がろうとした彼女がふらつくのを支えて)
    おっと…まだふらついてるな、ここに座れる?
    ごめんごめん、ちょっとからかい過ぎたね。熱が上がってないといいけど
    …力が入らないから食べさせて?
    しかたのないお姫様だなぁ。
    いいよ、じゃあこれ食べたら薬飲んでもう1回寝ようか。
    はい、あーん

  4. るるこ より:

    織田さんこんにちは。こんばんは。前回のワールドタイプ・リユースの続きをリクエストします。

    【説明】
    ルークの一人称で進んでいます、括弧外はルークの心の声です。マイクはバイノーラルでお願いします。
    嬉しいことにキャラ増えてます、括弧前に頭文字入れてます。

    ルーク→苦難の男子大学生、役者を目指してます。
    ワタナベ→20代前半の女性。明るくフランクなキャラです。
    メリーエス→20代半ばの女性ですが、女っぽく喋らなくて大丈夫です。印象は暗くだるそうなキャラです。基本小さい声で喋ります。

    以下セリフです。

    ワールドタイプ・リユース 第三話前編
    フィッシュランドとのやり取りから1週間後、ワタナベから事務所へ来て欲しいと連絡が来たので向かう。そこにはワタナベともう1人…
    ワ「ヒーローショー作戦会議を始めるよ!…の前に新メンバーを紹介します、コードネームはメリーエス!はい挨拶!」
    メ「よろしくお願いします」
    【ここだけ小さい声でぼそっと話す感じでお願いします】
    メリーエスと呼ばれる人はだるだるのパーカーを身につけ、猫背で前髪は長く顔が見えない。てか何者?
    ル「よ、よろしく…俺はルーク」
    ワ「とりあえずお茶にしよ、お互いのことよく知る機会だと思うから」
    机には色とりどりのサンドイッチと紅茶が用意されていた。確かに2人のことを詳しく知らない、これは仲良くなるチャンスだろう。

    ワ「メリーエスはルークと同じヒーロー適合者なの、ルークよりも早くに活動してるから先輩だよ」
    ル「え、メリーエスはどうやってこの会社知ったんですか?」
    メ「…ネットゲームで凄い強い人がいて毎日遊んでるうちに仲良くなって、地球保護のために活動してて一緒にどう?って誘われてそれで」
    ル「へ、へぇ…」
    上手い返しが思いつかず、手元の紅茶を飲む。ん、待てよ?

    ル「メリーエスがいるなら俺ヒーローにならなくてよくないか?」
    ワ「ヒーローは多いほうがいいってフィッシュランド様は言ってたの」
    ル「ワタナベ、本気で隕石が地球に飛んでくると思ってるのか?そんなの…」
    ワ「本気だよ、あたしは2人と違って適合者じゃない、でも2人のサポートは絶対する!おねがい…協力して欲しいの」
    彼女の真剣な顔に言葉が詰まる。
    俺はまだ信じることができない、世界が終わることを。

  5. 蒼子 より:

    織田さんこんにちは。
    今回も死神シリーズ七人目の20話をリクエストさせていただきます。
    登場人物は蓮也(レンヤ)、死神リンドウ、回想シーンで一花が出ます。
    続き物の内容ですので、出来ましたらメンバーシップ枠で読んでいただきたいです。
    長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
    ———-

    『最後の七日間 七人目・二十』

    「てめぇ、はなせ……!」
    「今の君は、楽になりたい一心で、全てから逃げているだけだ」
     俺の抵抗などものともせず、死神は言葉を続ける。
    「あの子……一花君からも。君にとって彼女はそれまでの存在だったというわけだ」
     あまりの言われように、カッと頭が熱くなる。思わず死神の胸ぐらを掴み返していた。
    「うるせぇ! 俺が何もしなかったと思ってんのか!?」
     未来を思い描け。一晩中自分にそう言い聞かせていた。未来を一緒に歩いていくなら一花がいい。俺は彼女に何も返せていない。本当に、これからだったのだ。
    「どうやったら一花を幸せにできるのかずっと考えてた! でも何も浮かばねぇんだよ! 俺と一緒にいたら、またあいつを苦しめちまうんじゃねぇかって……」
     俺への報復のために狙われたあの時みたいに。そして今みたいに。
     きっと俺が死んだことへの悲しみなんて一瞬だ。俺にそんな価値はないのだから。
    「だったらもう、いっそのこと……死んで、ユーレイにでもなって、あいつを見守ったほうがいいんじゃねぇかって……」
     情けない本音が溢れた。よりにもよって死神の前で。全身から力が抜けた。死神の襟先から手を離す。
    「まったく、情けない」
     死神の冷たい声が耳朶を打った。思わず背筋が震える。落ちてしまっていた視線を戻すと、死神が厳しい目で俺を睨んでいた。
    「一花君の方が、よほど覚悟を決めている」
     え、と声が出た。死神が淡々と続ける。
    「あの子は、君が死んだら後を追うそうだよ」
    「は……!?」
     なんだそれ、と発したはずの言葉は、声になっていなかった。
    「あの日君が眠ったあと、その隣であの子は私に語りかけていた。涙を流しながら、一晩中ずっとだ」

    『彼を助けて』
    『お願い、連れて行かないで』
    『蓮也が死んだら、私も死ぬから』

    「そう繰り返していた。私の姿は見えていなかったと思うけどね」
     信じられなかった。涙が一筋、頬を伝っていた。

    つづく

  6. もつみ より:

    織田さんこんにちは。
    今回は自分への戒めも込めてこのセリフをリクエストします。文豪の先生のようなイメージです。
    どうぞよろしくお願いします。

    「手紙をよこしてきたのは君かね。ふむ…弟子に、ねぇ。
    ああ。入っていた作品も見せてもらったよ。
    そうだな…まず物事を語るには前置となる説明をしなさい。話者が知っていることを全て読者が知っているとは限らんからな。特に専門知識を描く場合はきちんと調べてからだ。
    それと君なら知っていると思うが、文章は”段落”と呼ばれるある程度のまとまりにして書くのが好ましい。あまり頻繁に改行してしまっては、かえって読みづらくなる。
    そして小さくてもいいから山場をつくり、全体をまとめておく事だね。
    あとはそうだな、…仮にも私を師とあおぐのであれば、最低限の礼儀は弁えておきなさい。おちゃっぴいなのは結構だが、君ももう子供じゃないだろう。それに新人作家ともあれば、文壇連中の注目の的だ。それなりに人の目につく仕事だからね、恥ずかしくないようにしておきたまえ。
    さて、次の木曜日に集会がある。他の門下生も集まるんだが…その時までに、これを直しておきなさい。
    どれほどの物になるか、見せてもらうよ。」

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