2023/6/18(日)第158回 織田優成ツイキャス本配信リクエスト台詞募集
6月11日(日)に行われた「第157回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!
アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2023/6/11(日)第157回 織田優成ツイキャス本配信 久しぶりに墓が建った回(^^) 前編
2023/6/11(日)第157回 織田優成ツイキャス本配信 久しぶりに墓が建った回(^^) 後編
毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!
この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。
第157回のリクエスト台詞
第157回は最初の15分は無料配信、残りの45分はメンバーシップ限定配信という通常配信。無料枠でCraneさんのホラー「神社のたまり場」、有料のメンバーシップ限定枠でもつみさんの「コラボセリフ第二弾」、蒼子さんの「最後の七日間 八人目・二」を演じました。
2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そしてアーカイブ視聴をご活用ください!
第158回、リクエスト台詞募集
ということで次回の配信です。次回、第158回は2023/6/18(日)21:30からが配信予定。台詞リクエストはメンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。 リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします。
第158回のリクエスト台詞
エビカニダメマンさん
「『我輩は魔王である』
「我輩は魔王である! 偉大なる我輩に供物を捧げよ。ただし! ピーマンとにんじんとグリーンピースは諸事情により認めぬ。もし万が一、誤って混ざっていた場合には……ふっふっふ……この世の地獄と地獄を詰めて合わせた苦しみが、貴様を未来永劫 襲うことだろう……!! ふっふっふ……はっはっはっ! ゲホッゲホッゴホン」「ご飯できたわよー! 早くきなさい! 今晩は ふわとろチキンオムライスよー!!」「ちょっ……ちょっと!! 今 行くってば!」「冷めちゃうから早くしなさい!」「いただきまーすって、あっ……!! ピーマンとにんじんとグリーンピースは抜いてって言ったのに~!!」
Craneさん
「『親友だった君へ 先輩編』
僕が彼女と出会ったのは、高校3年の図書委員会。2学年下の彼女は高校に上がると同時に遠くから越してきたらしく、およそ友達と呼べるような親しい関係を築けていないようだった。集団の中でひとり孤立した彼女が気になり、声をかける。「やぁ、君1年生だよね?」「……なんですか?」「君が読んでるその本、なかなか読んでる人がいなくてさ。僕も好きなんだよ、その本」「……これ、知ってるんですか」。無愛想で言葉を選ばない子だったが、時間も忘れて語り合えるほど、彼女は居心地のいい存在になっていった。「君と話せなくなるのは少し惜しいが、とても楽しい1年になったよ。ありがとう」「……そうですか」
卒業式の日、彼女に挨拶に行くと、いつものように無愛想な返事しかくれなかったが、普段より口数の少ない彼女を見て、なんだか満足した。
高校を卒業して2年、なんと彼女が僕と同じ大学へ進学してきた。学部は違ったが会う機会は多く、時間が合えば2人で食事をしたり図書館で本を読んでは感想を言い合ったりと、高校の時以上に楽しく過ごせていたと思う。……ところが、時間が経つにつれ、次第に意見が合わなくなるようになった。僕のやり方を否定し、時にはサークルで僕と共同研究をしていた友人たちに説教まがいの苦言を呈したらしい。あれほど気が合っていたというのに、一体いつから僕達はすれ違っていたのだろうか? それから、僕が彼女に会うことはなくなった」。
蒼子さん
「『最後の七日間 八人目・三』
茫然自失状態だった僕に、また後ろから声が掛かった。「湯川さん? 大丈夫ですか?」。はっと顔を上げて振り向くと、リンドウ・イチカが心配そうにこちらを見ている。「あ、いや……」。慌てて立ち上がり、ズボンを払う。「ちょっと立ちくらみというか、フラッときちゃって」。一瞬考えて、誤魔化すことを選んだ。だって、「いきなり死神がきて、余命宣告されました」なんて話、正直に打ち明けたところで、頭がおかしい奴と思われて終わりだ。誰に何を思われようとどうでもいいが、彼女にだけは引かれたくなかった。「でも、もう大丈夫」。そう言って笑って見せたが、どうやら笑顔には程遠かったらしい。「でも、顔が真っ青ですよ。今日はもう帰って休んだほうが……」。気遣わしげな彼女の言葉に、うれしさが溢れてくる。さっきのそっけない態度も、水に流してあげていいくらいだ。「あ……そうだね。リンドウさんは もう仕事終わりでしょ? 僕もちょっと相談してみる」。確かに、今の状態で夜勤に入るには しんどいかもしれない。死神のことは夢だと思いたいが、いまだフラつく体は、あれが現実だったことを否応なく突きつけてくる。
結局、体調不良ということで 早退させてもらうことにした。リーダーには嫌な顔をされたが、僕が抜けたところで 大した影響もないだろう。そもそも、いつもお荷物扱いしてるくせに。
職場を出てすぐ、カフェの前に立っているリンドウさんを見つけた。時計を気にしながら、人待ち顔でソワソワしている。――まさか、僕を待っていてくれた? 期待と喜びに押されるように、彼女に声を掛けようとした その時、「レンヤ!」。彼女の弾んだ声と笑顔いっぱいで手を振る姿に、僕の浮かれた気持ちは、たちまち萎んでしまった。彼女の視線を追うと、知らない男が手を振り返していた。――ああ、あれが彼女の。彼氏だ、と理解した瞬間、ドス黒い何かが、じわじわと胸を占めていった。つづく」
コメント
織田さんこんにちは!
オムライスが食べたいなと思っていたらこんな内容を思いつきました。
反抗期前の小学生男児~中学2年生くらいのイメージです。
ちょっとワルに憧れちゃうお年頃ですが、反抗期迎える前なのでなんだかんだ母には弱い様子で読んでいただけると嬉しいです。
—–
『我輩は魔王である』
「我輩は魔王である!
偉大なる我輩に供物を捧げよ。
ただし! ピーマンとにんじんとグリーンピースは諸事情により認めぬ。
もし万が一、誤って混ざっていた場合には…、ふっふっふ…この世の地獄と地獄を詰めてあわせた苦しみが貴様を未来永劫襲うことだろう…!!
ふっふっふ…はっはっはっ!ゲホッゲホッゴホン」
「ご飯できたわよー!早くきなさい!今晩はふわとろチキンオムライスよー!!」
「ちょっ…ちょっと!!今いくってば!」
「冷めちゃうから早くしなさい!」
「いただきまーすって、あっ…!! ピーマンとにんじんとグリーンピースは抜いてって言ったのに~!!」
織田さん、こんにちは!
今回は手紙回でリクエストした2人の過去編、馴れ初め、のようなものです
またしても長くなってしまいました…汗
3分オーバーはしないと思いますが、読み方でオーバーするようでありましたらすみません…
よろしくお願いしますorz
『親友だった君へ 先輩編』
僕が彼女と出会ったのは、高校3年の図書委員会。
2学年下の彼女は高校に上がると同時に遠くから越してきたらしく、およそ友達と呼べるような親しい関係を築けていないようだった。
集団の中でひとり孤立した彼女が気になり、声をかける。
「やぁ、君1年生だよね?」
「…なんですか?」
「君が読んでるその本、なかなか読んでる人がいなくてさ。僕も好きなんだよ、その本」
「…これ、知ってるんですか」
無愛想で言葉を選ばない子だったが、時間も忘れて語り合えるほど彼女は居心地のいい存在になっていった。
「君と話せなくなるのは少し惜しいが、とても楽しい1年になったよ。ありがとう」
「……そうですか」
卒業式の日、彼女に挨拶に行くといつものように無愛想な返事しかくれなかったが、普段より口数の少ない彼女を見てなんだか満足した。
高校を卒業して2年、なんと彼女が僕と同じ大学へ進学してきた。
学部は違ったが会う機会は多く、時間が合えば2人で食事をしたり図書館で本を読んでは感想を言い合ったりと、高校の時以上に楽しく過ごせていたと思う。
…ところが、時間が経つにつれ次第に意見が合わなくなるようになった。
僕のやり方を否定し、時にはサークルで僕と共同研究をしていた友人たちに説教まがいの苦言を呈したらしい。
あれほど気が合っていたというのに、一体いつから僕達はすれ違っていたのだろうか?
それから、僕が彼女に会うことはなくなった。
織田さんこんにちは。
今回も死神シリーズ八人目の三話をリクエストさせていただきます。
登場人物は湯川藤悟と一花です。
湯川の視点なので、一花の言動は全部好意的に取られていますが、実際のところ一花は彼に苦手意識を持っています。
長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
———
『最後の七日間 八人目・三』
茫然自失状態だった僕に、また後ろから声が掛かった。
「湯川さん? 大丈夫ですか?」
はっと顔を上げて振り向くと、林堂一花が心配そうにこちらを見ている。
「あ、いや……」
慌てて立ち上がり、ズボンを払う。
「ちょっと立ちくらみというか、フラッときちゃって」
一瞬考えて、誤魔化すことを選んだ。だって、「いきなり死神がきて余命宣告されました」なんて話、正直に打ち明けたところで頭がおかしい奴と思われて終わりだ。誰に何を思われようとどうでもいいが、彼女にだけは引かれたくなかった。
「でも、もう大丈夫」
そう言って笑って見せたが、どうやら笑顔には程遠かったらしい。
「でも、顔が真っ青ですよ。今日はもう帰って休んだほうが……」
気遣わしげな彼女の言葉に、嬉しさが溢れてくる。さっきのそっけない態度も水に流してあげていいくらいだ。
「あ……そうだね。林堂さんはもう仕事終わりでしょ? 僕もちょっと相談してみる」
確かに、今の状態で夜勤に入るにはしんどいかもしれない。死神のことは夢だと思いたいが、いまだフラつく体は、あれが現実だったことを否応なく突きつけてくる。
結局、体調不良ということで早退させてもらうことにした。リーダーには嫌な顔をされたが、僕が抜けたところで大した影響もないだろう。そもそも、いつもお荷物扱いしてるくせに。
職場を出てすぐ、カフェの前に立っている林堂さんを見つけた。時計を気にしながら、人待ち顔でソワソワしている。
――まさか、僕を待っていてくれた?
期待と喜びに押されるように、彼女に声を掛けようとしたその時、
「蓮也!」
彼女の弾んだ声と笑顔いっぱいで手を振る姿に、僕の浮かれた気持ちはたちまち萎んでしまった。
彼女の視線を追うと、知らない男が手を振り返していた。
――ああ、あれが彼女の。
彼氏だ、と理解した瞬間、ドス黒い何かがじわじわと胸を占めていった。
つづく