2024/2/18(日)第192回 織田優成ツイキャス本配信 リクエスト台詞募集!
2月11日(日)に行われた「第191回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!
アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2024/2/11(日)第191回 織田優成ツイキャス本配信 hshs(ハスハス)という言葉を始めて知った日 前編
2024/2/11(日)第191回 織田優成ツイキャス本配信 hshs(ハスハス)という言葉を始めて知った日 後編
毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!
この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。
第191回のリクエスト
第191回は、最初の15分間は誰でも視聴可能な通常配信。リクエストは、無料枠でこくまろさんの「バレンタイン直前 甘めの台詞」、メンバーシップ限定枠で蒼子さんの「最後の七日間 8.5人目・十一」をお送りしました。
2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そしてアーカイブ視聴をご活用ください!
第192回リクエスト台詞募集!
ということで次回の配信です。次回、第192回は2024/2/18(日)21:30からが配信予定。いつもの最初の15分だけ誰でも視聴可能の通常配信。リクエスト台詞は当日16:30で締め切りますので、よろしくお願いいたします。
台詞リクエストはメンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。 リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします。
第192回のリクエスト台詞
もつみさん
「『枕草子』独自解釈版」
これは、私が ご主人さまの「テイシさま」のところで おしゃべりしていたときの話。
ちょうどよくテイシさまのところへ 弟君がいらっしゃったの。「姉上、扇をお使いになるでしょう? だから、骨をちょっとばかり見繕ってきたんです」。なんて自信たっぷりな弟君。「あら そうなの? 一体どんなものなのかしら」と テイシさまが興味を持たれたものだから、弟君は胸を張って「そりゃもう 本当一級品ですよ。どこを探したって見つからない、姉上にぴったりの すごい逸品ですから!」。その言いっぷりに 私おかしくなっちゃって。「どこを探したって見つからないなんて、それじゃあ 扇の骨じゃなくて クラゲの骨じゃありませんか!」なんて言っちゃったの。そしたら弟君、なんて言ったと思う? 「おっ、いいねそれ! いただき! 俺が言ったことにしていい?」だって! なんだか おかしくて変だけどさ、テイシさまとの素敵な時間だから、こうして書き残してみたんだ。
蒼子さん
「最後の七日間 8.5人目・十二」
「だからフジを一人にするなと言っただろう?」。マティスから、脱走事件の顛末と サクラの復讐について聞かされた。「申し訳ありません」。そう頭を下げながらも、リンドウは納得ができなかった。そもそも この事態を招いたのはマティスではないか、と。リンドウの娘であるサナエには、ある意味 仕方がない事情があった。だけど イチカまで巻き込む必要は 絶対になかったと思う。「私を恨むのは筋違いだからね」。リンドウの心を見透かしたように、マティスの厳しい声が飛んでくる。「お前がサクラの試練のときに、もっと誠実に対応していれば防げたことだ。最低限の説明だけで放置した。その結果、彼には残酷なかたちで ペナルティを与えることになった」。事実だけに、反論できなかった。「常々 言っていたはずだ。対象者の心に寄り添うようにと。お前は死神だが、『最後の七日間の試練』に関しては、対象者を生かすための行動をしなさいと。お前なりに頑張っていたことは認めるよ。だけど、それが守られたのは、マキ・レンヤのときだけだった」。しかもそれは、レンヤとイチカの、お互いを思い合う強さに助けられたところが大きい。人間だったときも、死神である今も、ただ悲しみを与える存在でしかない自分が、リンドウは時々 本当にイヤになる。そして その気持ちを抱くこと自体に、リンドウは戸惑っていた。そんなリンドウの心を知ってか知らずか、「ところで、マキ・レンヤは まだお前のことを認識できるのかな?」。唐突に、マティスが話題を変えた。「は?」「イチカは例外として、本来であれば人間は死神の姿を見ることができない。だけど、対象者から外れたはずの彼には、お前がまだ見えていた。なぜだろうね?」。言われてみれば確かにおかしい。レンヤとの会話に慣れすぎて、違和感に気付いていなかった。「確かめないとね。場合によっては、利用させてもらおう」。そう言って、マティスは意味ありげに笑った。つづく」
コメント
織田さんこんにちは。
今回は、「枕草子」独自解釈版をリクエストいたします。
先週ちょうど大河ドラマで清少納言が出てきたもので、書いてみました。
よろしくお願いいたします。
これは、私がご主人様の「定子(ていし)様」のところでおしゃべりしていた時の話。
ちょうどよく、定子様の所へ弟君がいらっしゃったの。
「姉上、扇をお使いになるでしょう?だから骨をちょっとばかり見繕ってきたんです。」なんて自信たっぷりな弟君。
「あらそうなの?一体どんな物なのかしら」と定子様が興味を持たれたものだから、弟君は胸をはって「そりゃもう本当一級品ですよ。どこを探したって見つからない、姉上にぴったりのすごい逸品ですから!」
その言いっぷりに、私おかしくなっちゃって。
「どこを探したって見つからないなんて、それじゃあ扇の骨じゃなくてクラゲの骨じゃありませんか!」なんて言っちゃったの。
そしたら弟君、なんて言ったと思う?
「おっ良いねそれ!いただき!俺が言ったことにして良い?」だって!
なんだか可笑しくて変だけどさ、定子様との素敵な時間だから。
こうして書き残してみたんだ。
織田さんこんにちは。
今回も、死神シリーズ8.5人目の12話をリクエストさせていただきます。
今回はリンドウの視点で、登場人物はリンドウとマティスです。
長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
———–
『最後の七日間 8.5人目・十二』
「だからフジを一人にするなと言っただろう?」
マティスから、脱走事件の顛末とサクラの復讐について聞かされた。
「申し訳ありません」
そう頭を下げながらも、リンドウは納得ができなかった。そもそもこの事態を招いたのはマティスではないか、と。
リンドウの娘である早苗には、ある意味仕方がない事情があった。だけど、一花まで巻き込む必要は絶対になかったと思う。
「私を恨むのは筋違いだからね」
リンドウの心を見透かしたように、マティスの厳しい声が飛んでくる。
「お前がサクラの試練の時に、もっと誠実に対応していれば防げたことだ。最低限の説明だけで放置した。その結果、彼には残酷なかたちでペナルティを与えることになった」
事実だけに、反論できなかった。
「常々言っていたはずだ。対象者の心に寄り添うようにと。お前は死神だが、『最後の七日間の試練』に関しては、対象者を生かすための行動をしなさいと。お前なりに頑張っていたことは認めるよ。だけど、それが守られたのは万喜蓮也の時だけだった」
しかもそれは、蓮也と一花の、お互いを思い合う強さに助けられたところが大きい。
人間だった時も、死神である今も、ただ悲しみを与える存在でしかない自分が、リンドウは時々本当に嫌になる。そしてその気持ちを抱くこと自体に、リンドウは戸惑っていた。
そんなリンドウの心を知ってか知らずか、
「ところで、万喜蓮也はまだお前のことを認識できるのかな?」
唐突に、マティスが話題を変えた。
「は?」
「一花は例外として、本来であれば人間は死神の姿を見ることができない。だけど、対象者から外れたはずの彼にはお前がまだ見えていた。何故だろうね?」
言われてみれば確かにおかしい。蓮也との会話に慣れすぎて、違和感に気づいていなかった。
「確かめないとね。場合によっては、利用させてもらおう」
そう言って、マティスは意味ありげに笑った。
つづく
ふりがなを忘れていましたが、蓮也の苗字の読みは万喜(マキ)です。
よろしくお願いいたします。