Radio Drama
last up date 01/05/27

 
今月のラジオドラマ
といっても、NHKしか情報がないけど……(^^;。NHKの詳しいラジオドラマ情報は「NHKオーディオドラマのページ」へ!

青春アドベンチャー(月〜金  22:45〜
23:00)
イカロスの誕生日(再) NHK-FM  2001/04/30〜05/
11

イーシャの 舟 NHK-FM 2001/05/14〜25

仮想の騎士 NHK-FM 2001/05/28〜06/08
FMシアター(土 22:00〜22:50) シリーズ・バルカンの文学1『クロアチア物語』(再) NHK-FM 2001/05/05

シリーズ・バルカンの文学2『サラエボの女』(再) NHK-FM 2001/05/12

シリーズ・バルカンの文学3

NHK-FM 2001/05/19

シリーズ・バルカンの文学4『消えたドロテア』(再) NHK-FM 2001/05/26
日曜名作座(日 21:05〜21:35) 秘伝(再) NHK第一 2001/04/22〜 05/06

生きる日死ぬ日(再) NHK第一 2001/05/13〜 06/17

先月のラジオドラマ

青春アドベンチャー(月〜金  22:45〜
23:00)
ダブル・キャスト NHK-FM  2001/04/02〜/13

ランドオー ヴァー・シリーズ『見習い魔女にご用心』 NHK-FM 2001/04/16〜27

イカロスの 誕生日(再) NHK-FM 2001/04/30〜05/11
FMシアター(土 22:00〜22:50) 春を待つ丘 NHK-FM 2001/04/07

北千島女工節異聞 NHK-FM 2001/04/14

カサブランカ NHK-FM 2001/04/21

残花の香り NHK-FM 2001/04/28
日曜名作座(日 21:05〜21:35) 『明治っ子雑記帳』 NHK第一 2001/03/25〜 04/15

秘伝(再) NHK第一 2001/04/22〜 05/06


過去のラジオドラマ
(「青春アドベンチャー」「FMシアター」以外)

放送日時
タイトル
演出
1999/05/03 特集・ケストナーの世界 NHK-FM 保科義久
2000/02/20〜03/12 見川鯛山随筆集 NHK第一 上野友夫
2000/03/26〜05/28 ふおんしほるとの娘 NHK第一 香西 久(#1〜6)、
多田和弘(#7〜10)
 


『生きる日死ぬ日』(再)
 2001/05/13〜2001/06/17(日)  21:05〜21:35 NHK第一「日曜名作座」(全3回)
原作・水上 勉 脚色・蓬莱泰三 音楽・池辺晋一郎 演出・斎明寺以玖子
出演・森繁久彌、加藤道子

 作者・水上勉の生家のある若狭の人と風土に想を得て、「冬の浦」村の素朴な人間模様を淡々と味わい 深く描く連作短編集をドラマ化。
 寝たきりになってしまったしげ婆さん。が、下駄の鼻緒はなぜ真ん中にあるのか? そんな息子達の疑問に昔京都の下駄屋に奉公していた経験を活かし、家族の会話に花を咲かせていた。ほか、「信代のこと」「彦一とふみのこと」「サキコとおもん婆さのこと」「与伍兵衛とひでのこと」「棺桶づくりの仙六のこと」など全6回。(初回放送:昭和63年10月30日〜12月4日)

『秘伝』(再)
 2001/04/22〜2001/05/06(日)  21:05〜21:35 NHK第一「日曜名作座」(全3回)
原作・高橋 治 脚色・竹内日出男 音楽・池辺晋一郎 演出・千葉 守
出演・森繁久彌、加藤道子

 長崎県西彼杵半島西海岸で、年に一度姿を現すという幻の巨大魚を求めて、永淵良造・岸浪庸助という 二人の老釣り名人が技の限りを尽くして競いあう。巨大魚との壮絶な戦いを通じて、二人の間には熱い友情が芽生えるのだった……。二人の勇壮な姿とその友情 を描く。直木賞受賞作のドラマ化。(初回放送:昭和62年7月19日〜8月9日)

『郡上おどりの夜に』(再)
 2001/03/30(火) 18:00〜18:50  NHK−FM「特集オーディオドラマ」
作・東 多江子 音楽・BANANA 演出・大関正隆 技術・小林 太 効果・沢田智哉
出演・若村麻由美、勝村政信、伊沢 勉

 夏実は郡上八幡で高校まで過ごした28歳の女性。ダンサーを目指し上京したものの挫折し、夢を忘 れ、職を転々とする日々……。夏実は事業に失敗した不倫相手を救うため、昔の友人に借金をしに10年ぶりに帰郷。かつて淡い恋心を抱いた直人と再会する。 ダンス留学のためと偽って、直人に借金を申し込むが、直人は勤めていた一流企業をケガのために退社しており、実家の下駄屋を手伝っていたのだ。直人にも借 金を断られ、落胆する夏実。だが、直人はある条件を飲むなら金を貸すと夏実に告げるのだった……。同郷の二人の男女が心をふれあわせ、故郷に対する新たな 思いを抱いていくまでを郡上おどりでにぎわう郡上八幡を舞台に描く。
 中部ラジオ小劇場で放送され、好評を博したこの作品を一部リメイクし、春季特集として放送する。
 初回放送、中部ブロックでH12.5/27(土)22:00〜

『ラヂオ』(再)
 2001/03/26(月)〜29(木) 18:00〜 18:40 NHK−FM「特集オーディオドラマ」
原作/主題歌作詞・阿久 悠 脚色・東 多江子 音楽・坂田晃一
演出・保科義久 技術・星野勇一、嶋岡智子 効果・太田岳二、山田正幸
出演・近藤正臣、國村 隼、尾崎光洋、中村大輝、宮田圭子、石塚さと子、島田麻依子/主題歌・茂森あゆみ

 作詞家であり作家の阿久悠氏の自伝的小説『瀬戸内少年野球団』『飢餓旅行』(映画『瀬戸内ムーンライトセレナーデ』の原作)に続く第3作を、オーディオドラマ化。
 昭和22年、合田走(10)は、淡路島の国民学校5年生。クソ真面目な駐在の父・周平と母・とき、少し離 れた警察署に勤務する姉・千世(17)、妹・百代(4)の五人家族。兄は戦死していた。この年の7月、初の連続放送劇『向う三軒両隣り』が始まり、次に は、戦災孤児たちの物語『鐘の鳴る丘』も放送され、大人も子供も夢中になった。その面白さにとりこになった走は自分も放送劇を作りたくなる。秋の新学期が 始まると、疎開の子らは都会に帰り、東京から転校生・井本卓を迎える。卓は東京空襲で母が目の前で炎につつまれて以来、失語症になっていた。めくるめく出 来事が走ら少年たちの日々を彩り、月日は巡る。そして翌春、父の転勤が決まり、走はこの学校を去ることになる。卒業式の日のお別れ会で、走が書いた放送劇 『朝の教室』が上演される。転校生と地元の子供たちとの友情を描いた物語だ。同級生たちが出演者、オルガン演奏、効果団を分担。終演後、皆に充実した笑顔 がこぼれた。別れの日、見送りに来た口のきけないはずの井本卓が「走、ありがとう。ありがとう」と言ったのを、走は確かに聞いたのだった。

『明治っ子雑記帳』
 2001/03/25〜2001/04/15(日)  21:05〜21:35 NHK第一「日曜名作座」(全4回)
原作・大林 清 脚色・上野友夫 音楽・池辺晋一郎 演出・上野友夫
出演・森繁久彌、加藤道子

 明治41年、東京芝に生まれた大林清は、新橋・銀座を遊び場として育ち、府中一中慶應大学を経て、 新進作家としてデビュー。そのスマートな容姿からプレーボーイともてはやされ、数々のロマンスで有名であった。そんな大林清の幼児の思い出、父・祖父との 確執・愛憎の軌跡を綴った「明治っ子雑記帳」を4回連続で放送する。

『ネオ・ファウスト』(再)
 2001/03/20(火) 9:00〜10:30  NHK−FM「特集オーディオドラマ」
原作・手塚治虫 脚色・富永智紀 音楽・長谷部徹 演出・吉田 努 技術・山中義弘 効果・林 幸 夫、篠遠哲夫
出演・林 泰文、白島靖代、増田未亜、明石 良、納谷悟朗、大平 透

 50年間「生化学」に没頭してきた一ノ関教授は、新しい人生を得る代わりにメフィストフェレスに魂 を売るという契約をするが……。
 ゲーテの「ファウスト」を大胆に翻案した手塚治虫の遺作をオーディオドラマ化。昨年12月に、特集『ガラ スの地球を救え』の中で前後編に分けて放送したドラマ「ネオ・ファウスト」をまとめて一挙放送する。

『山本周五郎短編集』
 2001/02/25〜2001/03/18(日)  21:05〜21:35 NHK第一「日曜名作座」(全4回)
原作・山本周五郎 脚色・鶴谷あづさ 音楽・池辺晋一郎 演出・伊藤豐英
出演・森繁久彌、加藤道子

 「おもかげ抄」
 浜松城下の浪人・鎌田孫次郎は家事を1人でこなし、「甘次郎」と長屋で揶揄されていた。その彼が御意打ち を助勢、浜松藩の大番頭・沖田源左衛門に認められ、仕官の口と自分の娘を妻にと勧められる。が、未だ亡き妻を想う孫次郎は丁重に断り、城下を離れようとす るのだが、その孫次郎を旅姿で待っていたのは源左衛門の娘であった……。

『竹取物語』
 2001/01/14〜2001/02/18(日)  21:05〜21:35 NHK第一「日曜名作座」(全6回)
作・星 新一 脚色・佐藤ひろみ 音楽・池辺晋一郎 演出・千葉 守
出演・森繁久彌、加藤道子

 ある日、竹取爺さんは輝く竹から赤子を見つける。その子は“かぐや姫”と名付けられ美しく成長し た。多くの男から求婚されるが、結婚に気の進まぬ姫は、特に熱心な5人の求婚者達を諦めさせるために決して手に入らぬような品物を欲しがり、それを持って きた者と結婚すると難題を吹きかけるのだった……。
 千年以上も前に書かれた日本最古の物語と言われている『竹取物語』を、SF作家の星新一が現代的解釈を交 えながら古典に忠実に訳した物語を放送。

『ガラスの地球を救え 〜手塚治虫の遺言〜』NHK−FM(全2回)
 第一部 2000/12/28(木) 19:20〜20: 50(90分)                                        第二部 2000/12/29(金) 19:15〜 20:45(90分) 
原作・手塚治虫 構成・富永智紀 音楽・長谷部 徹 演出・吉田 努 技術・山中義弘 効果・林  幸夫、篠遠哲夫
出演・中井貴一、勝田 久、白鳥靖代、林 泰文、増田未亜、納谷悟朗

 先見性と人類へ厳しい警告を発している遺作エッセイ『ガラスの地球を救え』と、「人間の知恵から生 じたものが、神の作った自然をこわす恐ろしさ」を描いた未完の漫画『ネオ・ファウスト』を、ドキュメント&ドラマとして制作する。21世紀を生きる子供た ちへの、手塚治虫からのメッセージ。「地球を死の惑星にはしたくない。地球上すべての生物との共存をめざしたい。むしろ、これからが、人類の本当のあけぼ のかもしれない……」。

『「雨あがる」前・後編、「雪の上の霜」前・後編』
 2000/12/10〜2001/01/07(日)  21:05〜21:35 NHK第一「日曜名作座」(全4回)
原作・山本周五郎 脚色・竹内日出男 音楽・池辺晋一郎 演出・千葉 守
出演・森繁久彌、加藤道子

 武芸があまりの達人ゆえに、却って周囲にとけこめず、不本意ながら敵を作って禄を失い、愛妻と共に 職探しの旅の途中にある三沢伊兵衛は落ちこぼれ浪人。長雨で、街道筋の安宿では、客同士がいがみあっていた。その仲裁のために伊兵衛は祝宴を催し、人々の 心に明りを灯そうと思いつく。そこで、彼は封じていた「賭け試合」で金を得る。その腕を眺めていた老職に認められて士官の運びとなるが、「賭け試合」が理 由で仕官はとり止めとなる。伊兵衛と妻の流浪の旅は続くのだった……。

『銀の朝 金の午後』2000/11/12〜 12/03(日) 21:05〜21:35 NHK第一「日曜名作座」(全4回)
原作・藤堂志津子 脚色・たなべまもる 音楽・池辺晋一郎 演出・千葉 守
出演・森繁久彌、加藤道子

 浮気な夫と死別し、お楽しみはこれからの初代(67)。如才ない話術で世渡り上手なリアリストで、 時折発する一口コメントが辛らつなトヨノ(70)。OL生活42年、定年するまで独身をつらぬき、今や近所の『長寿会』の人気者の春子(65)。女、60 代からが第二の青春。助け合い、出し抜きつつ、本音を出したり隠したりしながら、軽やかに老いを重ねていく、コミカルでちょっぴり切ない、女の友情物語。

『海よ友よ〜メイキッス3号 日本一周航海記〜2000/07/16〜 08/06(日) 21:05〜21:35 NHK第一「日曜名作座」(全4回)
原作・森繁久彌 脚色・たなべまもる 音楽・池辺晋一郎 演出・上野友夫
出演・森繁久彌、加藤道子

 少年の頃から海に憧れ、船乗りになりたかったという森繁氏が、平成3年7月から1ケ月かけて、今は 亡き息子の泉さんらと愛艇「メイキッス3号」で北回りの日本一周を成し遂げた。そして森繁氏は日本各地の港々で会った、懐かしい人々との心あたたまる交流 を一冊の航海記に綴った。森繁氏らしいユーモアあふれたこの航海記を、本人の朗読で4回にわたって放送する。

『悉皆屋康吉』2000/06/04〜07/09(日) 21:05〜 21:35 NHK第一「日曜名作座」(全6回)
原作・舟橋聖一 脚色・たなべまもる 音楽・池辺晋一郎 演出・大沼悠哉
出演・森繁久彌、加藤道子

 吾妻橋際で悉皆屋を営む康吉はその熱意を認められ、東京きっての悉皆屋・梅村の大番頭・伊助に徹底 した職業道を叩き込まれた。そして康吉は“若納戸”という染物を考案し、東京中に大流行させる。やがて、康吉は梅村に引き取られ、大番頭となった。だが、 梅村は関東大震災で倒壊し、店を失った主人・市五郎とその娘・お喜多とともに康吉は水戸に移る。その地で、お喜多への恋心を抱きながらも、古風な職人気質 から耐え忍び、梅村復興を計る康吉であった。だが、市五郎が私欲のために客の品に手を出したことから康吉は市五郎のもとを去り、東京で自分の店を出した。 数年後、繁盛している康吉のもとに市五郎が現われ、お喜多を置いていく。世帯を持った二人はさらに店を発展させていくのだが、康吉の主義と合わぬ成金趣味 が世間にはあふれ、また時代は戦争へと向っていった。悉皆屋としての自分の職業を誠実に続けるため迷いの日々を送る康吉。そんな時、恩師・伊助の残した ノートを発見した康吉は自分の迷いを克服していくのだった。
 ※初放送H2.4/22〜5/27。

『ふおんしほるとの娘』2000/03/26〜05/28(日) 21:05〜21:35 NHK第一「日曜名作座」(全10回)
原作・吉村 昭 脚色・山田正弘 音楽・池辺晋一郎 演出・香西 久(#1〜6)、多田和弘 (#7〜10)
出演・森繁久彌、加藤道子

 幕末の長崎。オランダからやってきた軍医シーボルトは、卓越した医学知識と技術により、多くの日本 人医師に慕われ、医学塾も開設された。シーボルトは遊女・其扇を愛人とし、やがてお稲という娘が生まれる。が、本国オランダの命を受け、日本の資料を収集 し送り続けていたシーボルトは、その策謀が幕府の知るところとなり、関係者の厳しい処罰とともに国外追放の身となってしまう。お稲は、母の反対を押し切 り、オランダ語修得のため、かつての父の門人であった四国宇和島の医師二宮敬作のもとへ赴き、そこで医学の勉強に励んだ。その後、岡山の医師石井宗謙の教 えを受けるが…。今年2000年は日蘭交流400周年にあたる。それを記念し、1981年4月に放送されたこの作品を再放送する。
 ※初放送1981/04/05〜05/31。

特集 オーディオドラマ 脚本新人賞’99(全5回)
 NHK各放送局ではオーディオドラマの脚本募集を行なって おり、総応募作数は1000編を越える。昨年この中から入選作に選ばれ、番組化されたドラマを、5日間にわたりNHK-FMで一挙再放送。毎回、ドラマ本 編(50分)の前後にトークコーナー。
『雪だるまの詩』平成10年度札幌局オーディオドラマ脚本募集入選作  2000/03/20(月) 24:00〜25:00
作・今井雅子 演出・鹿島由晴 技術・渡部義孝 効果・磯川 博
出演・木藤玲子、斎藤 歩、岡田雅夫、くどうみき、山野久治、中島利克ほか。

 医療ミスから記憶を蓄積できないウェルニッケ脳症を発症した橋本は、溶けて消える雪のように新しい 記憶を失って行った。自分の存在を確認出来ない彼のために妻は消えゆく二人の時間をノートに記していく。そんなある日、楽団のコンサートを大成功に導いた 橋本は、たとえ自分の中に記憶は残らなくとも、一緒に過ごした人の心に思い出を残す生き方もあると希望を見出していく。

『笑う盲導犬』第23回NHK仙台 オーディオドラマ脚本募集・入選作  2000/03/21(火) 24:00〜25:00
作・澤田美喜男 演出・中根龍夫 技術・北見仁志 効果・遠藤正昭
出演・荒木香恵、永島由子、堀 秀行、前田優作

 上司との不倫でイイ女を演じ続ける朋子。そんな時、引退間近の老盲導犬モモと出会う。いつも笑った ような表情で必死に仕えるモモと世の中を笑ってごまかす自分。命令に背いてでも主人を守ろうとするモモは自分の最重要の義務を知っているのだ。モモの送別 会の日、朋子もまた自分の生き方を変える決意をするのだった。

『スモーキング・タイム〜煙の行方〜』第14回CKラジオドラマ・佳作入賞作品 2000/03/22(水) 24:00〜25:00
作・土肥陽子 演出・堀切園健太郎 技術・田中信夫 効果・滝川雅巳
出演・片岡礼子、小木茂光、藪下貴子、川本貴浩、日比野正祐

 3年前、最愛の父を亡くし、同時に失恋も経験した主人公・尚子が、妻の看病で疲れ切っている上司・ 高木と会社の唯一の喫煙所である非常階段を舞台に心を通わせ癒されていく姿を、抑えたトーンで描いていく。

『後悔の呪文(タラレバ屋でございっ)第20回BKラジオドラマ脚本懸賞募集・入選作 2000/03/23 (木) 24:00〜25:00
作・横山亮子 音楽・えま&慧奏 演出・吉田雅夫 技術・南 裕幸 効果・水谷明男
出演・佐藤蛾次郎、大路恵美、宮吉康夫、久野麻子

 みちるは、失恋したての女の子。未練が残り、後悔を続ける彼女の前に現われたのは「…してタラ」 「…してレバ」という過去への後悔のやり直しを叶えてくれる“タラレバ屋”。早速、願望を叶えてもらうみちるであったが、それまでの自分がいかに傷つくの を恐れてきたかに次第に気が付いていく。傷つくことを極端に恐れる現代女性の姿を鮮やかに描き出す。

『あの日の君にありがとう』平成10年度放送作家協会公募創作オーディオドラマ入選作 2000/03/24(金) 24:00〜25:00
作・田渕佐奈 演出・佐々木正之 技術・糸林 薫 効果・若林 宏
出演・大森嘉之、白鳥靖代、北村有起哉、藤本喜久子、込山順子

 彼女に別れを告げられた日に出会った人に、もう一度会いたいと思いつづけたまま2年の月日が流れ た。一人身のままの裕一に、周りはうるさい。ある日、裕一が残業していると、上司との不倫を噂されているリコが現れる。その時、彼らの前に光る不思議な物 体が現われ、彼らの過去の情景を映し出す。そして裕一は、彼女と別れたあの日にもう一度戻るのだが…。

『見川鯛山随筆集』2/20、 27、3/12、19(日) 21:05〜21:35 NHK第一「日曜名作座」(全4回)
作・見川鯛山 音楽・池辺晋一郎 演出・上野友夫
出演・森繁久彌、加藤道子

 昭和18年。無医村だった那須の奥地で診療所を開いた見川鯛山さんが、那須の自然とそこに住む人々 の生活をユーモアあふるる筆数で描いた随筆集より『山医者由来』『婆ッぱ・嫐(なぶる)』『種カボチャ』『ないしょの功』の4編を朗読する。                                          
第1回 山医者由来
 鯛山先生を山医者と呼んだのは作家の戸川幸夫氏である。仔熊,、狐、猿、ムササビ、狸など家で飼っている 鯛山先生に奥さんは「うちは動物病院じゃない。食べるか、毛皮にしてしまいなさい!」と大反対。そして獣達は大きくなると野性に戻りつつ山に帰っていく が、いつの間にか、新しい動物達が現われ夫婦喧嘩が耐えないのだった…。
第2回 婆ッぱ・嫐(なぶる)
 憎めない93歳のお辰婆さんの大往生の話と鯛山先生の奥さんの出産騒動をユーモラスに描いた2編を朗読す る。
第3回 種カボチャ
 戦死した息子の嫁の面倒を見る事になった建蔵爺さまの悩みは嫁の浮気だったのだが…。
第4回 ないしょの功
 旅館の従業員を20年もやっているアイちゃんは主人の千造と男女の関係にあった。そんな時、千造が村会議 員選挙に立候補する事になったのだが、軍資金がなくて苦戦する。そんな千造の窮地を救うためにアイちゃんがした事とは…?

※なお、第4回の朗読の後で見川氏と森繁さんの対談も放送。
『特集・ケストナーの世界』2000/05/03(月)〜05(水)14:00〜15:00 NHK-FM
 生誕100年を迎えた児童文学者エーリヒ・ケストナーの、友情と冒険とユーモアがいっぱいの子供 の世界をドラマ描く! 2月11日に一挙に放送された3作品が再び…。

原作:エーリヒ・ケストナー 訳:高橋健二 脚色:谷 登志雄  演出:保科義久 音響効果:平塚 清

『エーミールと探偵たち』5月3日(月)
  出演:内野健太、眞野潤平、藤木 孝、新村礼子、白石珠江、仲野 裕、山口 崇ほか
  音楽:中村勝彦 技術:嶋岡智子

『飛ぶ教室』5月4日(火)
  出演:多賀基史、高橋正智、磯部 勉、国広富之、大林丈史、山口 崇ほか
  音楽:田頭 勉 技術:岡本幹彦

『ふたりのロッテ』5月5日(水)
  出演:永田亮子、岡本英梨、荻島真一、紺野美佐子、山下容莉江ほか
  音楽:青島広志 技術:糸林 薫

 聴いたら、感想を送ってね(^。-)☆。  宛先は、〒150-8001 NHK 『特集・ケストナーの世界』係

【エーリヒ・ケストナー[Erich Kastner](1899~1974)
     ドイツの詩人・小説家 小説「ファビアン」、児童文学「ふたりのロッテ」など】