2023/10/8(日)第173回 織田優成ツイキャス本配信 リクエスト台詞募集!

2023/10/8(日)第173回 織田優成ツイキャス本配信 リクエスト台詞募集!

10月1日(日)に行われた「第172回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!

アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2023/10/1(日)第172回 織田優成ツイキャス本配信 ウニウニウニウニ、ありがと三角(^^) 前編
2023/10/1(日)第172回 織田優成ツイキャス本配信 ウニウニウニウニ、ありがと三角(^^) 後編

毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!

この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。

第172回のリクエスト

第172回は10月最後の日曜日ということで、はじめの15分は誰でも視聴可能。そして、この日は「テニスの王子様」佐伯虎次郎の誕生日ということで、サエのバースデー配信も一緒にやりました。ちなみにリクエストは3つあり、無料枠でおむぅさんの「ウニが食べたくなる魔法」、メンバーシップ枠で蒼子さんの「最後の七日間 八人目・十一」、おきさんの「ドライヤー」を演じました。

2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そしてアーカイブ視聴をご活用ください!

第173回リクエスト台詞募集!

ということで次回の配信です。次回、第173回は2023/10/8(日)21:30からが配信予定。最初の15分だけ誰でも視聴可能なので、ぜひ、いらしてください。

台詞リクエストはメンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。 リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします。

第173回のリクエスト台詞

こくまろさん
「『寂しがり屋』
あ、もしもし。寝てたかな? ごめんね、こんな時間に。ちょっとだけ、話してもいい?……あっ、いや、なにもないよ。用事があるわけじゃ、ないんだ。えっと、なんていうか……声が、聞きたいな、って、思って。こんなこと言うの恥ずかしいけど、はは、我慢できなくなっちゃった。ほら、ここんとこ お互い忙しくて 全然会ってなかったじゃん。だからさ……会いたいよ……——え? ほんと? (ほっとして)そっか、そう思ってるのが 俺のほうだけだったらどうしようかと思ってた。ああ、良かった!……うん、それじゃ。楽しみにしてるから、絶対会おう」

あきたそさん
「悪代官『先月の短歌の会』
とある代官屋敷にて、お決まりの台詞、お決まりの黄金色の饅頭、お決まりの悪巧みの笑いがあった。先月に行われた短歌の会について盛り上がる二人。
越前屋「今回は、町人たちにも短歌に参加させておりましたな」
悪代官「町人たちのは、出来が良い者三名に、褒美として三両を与えると告知しておいたからの。大勢の者が応募して来よったわ」
越前屋「三両とは大金ですから、皆、必死でしたでしょうな」
悪代官「おお、そうじゃ、一人 わしらがよく知っている奴も応募してきよったぞ」
越前屋「もしや、あやつですか? 短歌の出来は どのような?」
悪代官「あやつのは……『今宵こそ 奴を成敗 してやるぜ しかし気づけば 足元に穴』。わしに挑んでは失敗しているサマを詠んだようじゃの」
越前屋「毎度毎度 失敗して、いい加減に諦めれば良いものを…」
悪代官「どうせ今宵も、来てそうじゃな……それっ」。代官がいつもの紐を引っ張ると、仕掛けの落とし穴がパカッと開く。「うわあぁぁぁ! 足元に穴ぁぁぁ…!」
越前屋「予想通りですな……」
悪代官「うむ……あやつには、お情けで一両くれてやるか……」
今宵も正義が勝てない結末で、幕を閉じた」

蒼子さん
「『最後の七日間 八人目・十二』
迫る死神に咄嗟に立ち上がったところで、体が動かなくなった。――――金縛りかよ!? 焦るレンヤの目の前に、死神の手が かざされる。「レンヤくん、ペナルティを受ける者がどうなるかは、以前 伝えたね」。覚えている。だからこそ、レンヤはユカワをかばったのだ。だって、あんまりではないか。一方的に極限まで追い詰めておいて、間違いを犯したら反省の機会も与えられず、そのまま寿命を取りあげられてしまうなんて。「死んだ人間は無力だって言ったの、アンタだろ……」。かつて全てを諦め 投げ出そうとしたレンヤに、死神がかけた言葉だった。「その上、イチカの前で人を殺すのかよ!」。かざされた手の向こうで、死神が息を呑む気配がした。だけど、それだけだった。「……それが、私の仕事だから」
次の瞬間、強い風がレンヤの中を駆け抜けていった。自由を取り戻した腕で顔を覆い 踏ん張ってみるが、瞬く間に風に飲み込まれ、一瞬息が止まる。「レンヤ!?」。どさりと尻餅をついたその隣でイチカの声がした。我に返り声がしたほうを見上げると、驚いた顔の彼女と目が合った。「イチカ……? なにが どうなって……?」。混乱しながらも慌てて立ち上がり、あたりを見回す。少し離れた先に死神の姿を認め、ここまで吹っ飛ばされたのだと理解した。――――もう、止められない。「イチカ、ごめん」「え……?」。困惑する彼女を引き寄せる。死神たちに背を向けさせた形で 強く抱きしめた。せめて、その瞬間を見せないためだ。
「レンヤ。レンヤどうしたの? 早くあの人を止めないと……!」。腕の中で身をよじらせる彼女に ひたすら謝りながら、それでも手を緩めることはしなかった。レンヤの視界の先で 死神がユカワに迫る。ユカワは体を起こし、なにかを喚きながら後ずさりし、そのまま背を向けて逃げようとして――――倒れてしまった。死神の右手に提げられたランタンの中は、空っぽになっていた。つづく」

コメント

  1. 匿名 より:

    織田さん、こんにちは! こくまろです。
    台詞をリクエストさせていただきます。
    寂しがり屋ということで、前半ちょっと弱ってる風に読んでいただけると嬉しく思います。
    よろしければお願いいたします。

    ***

    『寂しがり屋』

    あ、もしもし。寝てたかな。ごめんね、こんな時間に。
    ちょっとだけ話してもいい?
    ……あっ、いや、何もないよ。用事があるわけじゃないんだ。
    えっと、なんていうか……声が聞きたいなって、思って。
    こんなこと言うの恥ずかしいけど、はは、我慢できなくなっちゃった。
    ほら、ここんとこ お互い忙しくて全然会ってなかったじゃん。
    だからさ、会いたいよ……
    ——え? ほんと? (ほっとして)そっか、そう思ってるのが俺の方だけだったらどうしようかと思ってた。
    ああ、良かった……!
    うん、それじゃ、楽しみにしてるから。絶対会おう。

  2. あきたそ より:

    先月の短歌をネタに悪代官を久々に書きました。
    よろしくお願いします。

    悪代官「先月の短歌の会」

    とある代官屋敷にて、お決まりの台詞、お決まりの黄金色の饅頭、お決まりの悪巧みの笑いがあった。

    先月に行われた短歌の会について、盛り上がる二人。
    越前屋「今回は町人達にも短歌に参加させておりましたな」
    悪代官「町人達のは出来が良い者三名に褒美として三両を与えると告知しておいたからの、大勢の者が応募して来よったわ」
    越前屋「三両とは大金ですから、皆必死でしたでしょうな」
    悪代官「おお、そうじゃ、一人わしらがよく知っている奴も応募してきよったぞ」
    越前屋「…もしや、あやつですか?短歌の出来はどのような?」
    悪代官「あやつのは…『今宵こそ 奴を成敗 してやるぜ しかし気づけば 足元に穴』わしに挑んでは失敗している様を詠んだようじゃの」
    越前屋「毎度毎度、失敗して、いい加減に諦めれば良いものを…」
    悪代官「どうせ今宵も来てそうじゃな…それっ」
    代官がいつもの紐を引っ張ると、仕掛けの落とし穴がパカッと開く。
    『うわあぁぁぁ!足元に穴ぁぁぁ…!」
    越前屋「予想通りですな…」
    悪代官「うむ…あやつにはお情けで一両くれてやるか…」
    今宵も正義が勝てない結末で幕を閉じた。

  3. 蒼子 より:

    織田さんこんにちは。
    今回も、死神シリーズ八人目の十二話をリクエストさせていただきます。
    登場人物は今回も湯川(セリフ無し)、蓮也、一花、死神リンドウです。
    今更ですが、一花と蓮也たちとの距離は数メートルほどです。一花は建物のすぐそばにいて、湯川は待ち伏せの時、知り合いに見つかることを恐れて、従業員出入り口から少し離れたところにいました。そこで蓮也とやり合っています。
    長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。

    ———–

    『最後の七日間 八人目・十二』

     迫る死神に、咄嗟に立ち上がったところで、体が動かなくなった。
     ――金縛りかよ!?
     焦る蓮也の目の前に、死神の手がかざされる。
    「蓮也くん。ペナルティを受ける者がどうなるかは、以前伝えたね」
     覚えている。だからこそ蓮也は湯川をかばったのだ。
     だってあんまりではないか。一方的に極限まで追い詰めておいて、間違いを犯したら、反省の機会も与えられず、そのまま寿命を取りあげられてしまうなんて。
    「死んだ人間は無力だって言ったのアンタだろ……」
     かつて、全てを諦め、投げ出そうとした蓮也に、死神がかけた言葉だった。
    「その上、一花の前で人を殺すのかよ!」
     かざされた手の向こうで、死神が息を呑む気配がした。だけどそれだけだった。
    「……それが私の仕事だから」
     次の瞬間、強い風が蓮也の中を駆け抜けていった。自由を取り戻した腕で顔を覆い、踏ん張ってみるが、瞬く間に風に飲み込まれ、一瞬息が止まる。
    「蓮也!?」
     どさりと尻餅をついたその隣で、一花の声がした。我に返り、声がした方を見上げると、驚いた顔の彼女と目が合った。
    「一花……? なにがどうなって……?」
     混乱しながらも、慌てて立ち上がりあたりを見回す。少し離れた先に死神の姿を認め、ここまで吹っ飛ばされたのだと理解した。
     ――もう、止められない。
    「一花、ごめん」
    「え……?」
     困惑する彼女を引き寄せる。死神たちに背を向けさせた形で、強く抱きしめた。
     せめて、その瞬間を見せないためだ。
    「蓮也、蓮也どうしたの? はやくあのひとを止めないと……!」
     腕の中で身をよじらせる彼女にひたすら謝りながら、それでも手を緩めることはしなかった。
     蓮也の視界の先で、死神が湯川に迫る。湯川は体を起こし、何かを喚きながら後退りし、そのまま背を向けて逃げようとして――倒れてしまった。
     死神の右手に提げられたランタンの中は、空っぽになっていた。
     
    つづく

タイトルとURLをコピーしました