2024/1/21(日)第188回 織田優成ツイキャス本配信 テーマが決まったリクエスト台詞募集!

2024/1/21(日)第188回 織田優成ツイキャス本配信 テーマが決まったリクエスト台詞募集!

こちらは2024/1/21(日)開催される予定の第188回のリクエストページです。

毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによる音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!

さて、1月14日(日)に行われた「第187回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!

アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2024/1/14(日)第187回 織田優成ツイキャス本配信 英語、韓国語、中国語とタメになった回でした(^^)。前編
2024/1/14(日)第187回 織田優成ツイキャス本配信 英語、韓国語、中国語とタメになった回でした(^^)。後編

第187回は、始めの15分だけ誰でも視聴可能な通常配信。リクエストは、無料枠でエビカニダメマンさんの「悪魔のささやき」。メンバーシップ限定枠で、蒼子さんの「最後の七日間 8.5人目・九」をお送りしました。

この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。

テーマは「あったかい」

始めた当初は偶数月恒例でしたが、昨年から奇数月となりましたテーマを決めたリクエスト台詞!! 過去のテーマは、第1回「ホラー」、第2回「早口言葉」、第3回「クリスマス」、第4回「ネコ」、第5回「方言」、第6回「憧れのプロポーズ」、第7回「夏」、第8回「秋の味覚」、第9回「プレゼント」、第10回「初○○」、第11回「学園モノ」、第12回「手紙」、第13回は「手紙」、第14回は「短歌」、第15回は「流星群」でした。

次回1月21日に行われる第188回配信、今年1回目、通算第16回目となる2024年1月のテーマは「あったかい」となりました(^^)。

ということで、「あったかい」をテーマにしたギャグ、ダジャレ、甘い台詞、早口言葉、詩や朗読などのリクエスト台詞をお待ちしています。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください。 リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします(^^)/。

メンバーシップ

2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信、そしてアーカイブをご活用ください! ちなみに、毎週末のオンライン飲み会、そしてSkypeによるマンツーマンもメンバーシップ会員限定特典のひとつです。

第188回のリクエスト台詞

こくまろさん
「『あったかいを表わす言葉』
はい、それでは今日は、「あったかい擬態語」、について 考えていきたいと思います。擬態語、オノマトペ、とも言いますけれども、日本語には特に多いと言われていますね。その中でも「あったかい」を表わす言葉。「今日は あったかいな~、春の陽気だな~」なんていうとき、どう言うでしょうか? そう、「ぽかぽか」ですね。あるいは 寒い日の帰り道に買うコンビニの肉まんであったり、あったかいお風呂上がりなんかは、「ほかほか」ですね。「ほかほか」は「ぽかぽか」に比べると、なんだか湯気が見えるような、そのもの自体が内側からあったまっているような感じでしょうか。同じあったかい言葉でも「ぽ」が「ほ」に ちょっと変わるだけで、違ったニュアンスが出るわけですね。
では、「ほかほか」に似た言葉で、「ほくほく」というのはどうでしょう? 「ほくほく」で連想するのは なんといっても「焼き芋」ですよね。甘くてほっくほくの焼き芋、大好きです。先ほどの「ほかほか」に比べて、こちらは やわらかさも感じられますよね。食べ物のほかにも 心が満足している状態を、「ほくほく」と表わすこともあります。
やわらかさと言えば、「ほかほか」と音が似ているもので、「ふかふか」という言葉がありますね。同じく「ふわふわ」も やわらかい言葉ですけれども、「ふわふわ」よりも「ふかふか」のほうが 膨らみや温度を感じられ、あったかい印象があるように思われます。
さて、こうして見ていくと 温度とやわらかさ、そして心の幸福度には、近しい繋がりがあることが見えてきました。やわらかくて あったかいことは、うれしいことなんですね。「ほかほか」に「ほくほく」、こうやって言葉にしてみるだけで、不思議と幸せな気持ちになってきませんか?
今週は寒くなるようですから、みなさん、ぽかぽかのお風呂でほかほかになって、そしてふかふかのおふとんで あったまるようにしてくださいね。それでは、今日はこの辺で」

エビカニダメマンさん
「かたつむり 雪降る夜に 背負うもの こたつに変わり 名を『こたつむり』」

蒼子さん
「『喧嘩とあんまん』
「――また怪我してる」。突然降ってきた声にレンヤが視線を上げると、真っ白な息の向こうに 見知った顔があった。会うのは三回目だが 名前は知らない。「弱いんだから ケンカなんてやめちゃえばいいのに」。呆れ半分、心配半分の声だった。「うるせぇ。あと、弱くもねぇよ」。ほっとけ、とレンヤはそっぽを向いた。視界の端で 彼女がムッと顔をしかめる。「あ、そう。風邪ひいても知らないから」。そう言って去っていく背中を見送りながら、レンヤはそっと息をつく。――なんで動けなくなってるときに限って会うんだよ。
彼女の言う通り、ケンカのあとだった。たまたま入ったコンビニで他校の生徒三人組に出くわし、ケンカを売られて素直に買った。本格的に殴り合う前に人気のない場所へ移動したのは、我ながらエラかったと思う。「それにしたって、三対一は卑怯だろ……」。なんとか全員地面に叩き伏せて、警察が来る前に逃げてきた。公園のベンチに腰を下ろしたところで、気が抜けたのか 動けなくなっていた。これからのことを思うと さらに気が重い。近いうちに報復されるのは目に見えていた。「俺は、一体いつまで……」。底なしの不安を吐き出すように そうこぼしたそのとき、「はい」という声とともに、目の前に蓋付きの紙コップが現れた。思わず、「は?」と間抜けな声が出る。「コーヒー。熱いから気をつけて」。立ち去ったはずの彼女だった。あっけに取られたまま受け取り、隣に腰を下ろした彼女を見る。「肉まんと あんまん、どっちがいい?」「……あんまんで」「え、意外」。そう言って彼女が笑う。「でも正解かも。あったかいもの飲んで甘いもの食べてたら、とりあえず今は幸せだもの」。渡されたあんまんを口に運ぶ。中のあんこは まだ熱々だった。甘さは遅れてやってきた。幸せかは ともかく、さっきほど気持ちは重くない。――お礼、言わなきゃな。そう思って、その前に名前だな、と気づいた」

コメント

  1. こくまろ より:

    織田さん、こんにちは。
    テーマ回のリクエストということで、「あったかい」についてあれこれ考えていました。
    ふわっとした考察?ですが、ちょっとした講義のような感じで、織田先生に読んでいただければと思います。笑
    色々詰めて少し長めになりましたが、よろしくお願いいたします。

    ***

    『あったかいを表わす言葉』

    はい、それでは今日は「あったかい擬態語」について考えていきたいと思います。
    擬態語、オノマトペとも言いますけれども、日本語には特に多いと言われていますね。
    その中でも、あったかいを表わす言葉。「今日はあったかいな~、春の陽気だな~」なんていうとき、どう言うでしょうか。そう、「ぽかぽか」ですね。
    あるいは、寒い日の帰り道に買うコンビニの肉まんであったり、あったかいお風呂上がりなんかは「ほかほか」ですね。「ほかほか」は「ぽかぽか」に比べると、なんだか湯気が見えるような、そのもの自体が内側からあったまっているような感じでしょうか。同じあったかい言葉でも「ぽ」が「ほ」にちょっと変わるだけで違ったニュアンスが出るわけですね。
    では、「ほかほか」に似た言葉で「ほくほく」というのはどうでしょう。「ほくほく」で連想するのは何といっても焼き芋ですよね。甘くてほっくほくの焼き芋、大好きです。先ほどの「ほかほか」に比べて、こちらは柔らかさも感じられますよね。食べ物のほかにも、心が満足している状態を「ほくほく」と表わすこともあります。
    柔らかさといえば、「ほかほか」と音が似ているもので「ふかふか」という言葉がありますね。同じく「ふわふわ」も柔らかい言葉ですけれども、「ふわふわ」よりも「ふかふか」の方が膨らみや温度を感じられ、あったかい印象があるように思われます。
    さて、こうして見ていくと、温度と柔らかさ、そして心の幸福度には近しい繋がりがあることが見えてきました。やわらかくてあったかいことは、嬉しいことなんですね。「ほかほか」に「ほくほく」、こうやって言葉にしてみるだけで不思議と幸せな気持ちになってきませんか?
    今週は寒くなるようですから、みなさん、ぽかぽかのお風呂でほかほかになって、そしてふかふかのおふとんであったまるようにしてくださいね。
    それでは、今日はこの辺で。

  2. 匿名 より:

    織田さんこんにちは!
    エビカニダメマンです。
    57577の短歌でリクエストさせていただきます。

    かたつむり 雪降る夜に 背負うもの
    こたつに変わり 名を「こたつむり」

    あったかぬくぬくこたつで寝落ちることが増えてきました。
    風邪引かないように気をつけます!

  3. 蒼子 より:

    織田さんこんにちは。
    『あったかい』のテーマ回のリクエストをさせていただきます。
    『最後の七日間』の、一花と蓮也の出会ってすぐくらいのお話になります。
    本編より3年くらい前で、蓮也は17歳の高校2年生、一花は通う二十歳の看護学校生です。
    このお話で二人が顔を合わせるのは三回目。まだお互い名前も知りません。放っておいてほしい蓮也と、なぜか放っておけない一花のお話です。
    長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。

    ———–

    『喧嘩とあんまん』

    「――また怪我してる」
     突然降ってきた声に蓮也が視線を上げると、真っ白な息の向こうに見知った顔があった。会うのは三回目だが、名前は知らない。
    「弱いんだから、喧嘩なんてやめちゃえばいいのに」
     呆れ半分、心配半分の声だった。
    「うるせぇ。あと、弱くもねぇよ」
     ほっとけ、と蓮也はそっぽを向いた。視界の端で、彼女がムッと顔をしかめる。
    「あ、そう。風邪引いても知らないから」
     そう言って去っていく背中を見送りながら、蓮也はそっと息をつく。
     ――なんで、動けなくなってる時に限って会うんだよ。
     彼女の言う通り、喧嘩の後だった。
     たまたま入ったコンビニで他校の生徒三人組に出くわし、喧嘩を売られて素直に買った。本格的に殴り合う前に人気のないところへ場所へ移動したのは、我ながらえらかったと思う。
    「それにしたって、三対一は卑怯だろ……」
     なんとか全員地面に叩き伏せて、警察が来る前に逃げてきた。公園のベンチに腰を下ろしたところで、気が抜けたのか動けなくなっていた。これからのことを思うとさらに気が重い。近いうちに報復されるのは目に見えていた。
    「俺は、一体いつまで……」
     底なしの不安を吐き出すように、そうこぼしたその時、
    「はい」
     という声と共に、目の前に蓋付きの紙コップが現れた。思わず「は?」と間抜けな声が出る。
    「早く受け取って。熱いから気をつけて」
     立ち去ったはずの彼女だった。あっけに取られるまま受け取り、隣に腰を下ろした彼女を見る。
    「肉まんとあんまん、どっちがいい?」
    「……あんまんで」
    「え、意外」
     そう言って彼女が笑う。
    「でも正解かも。あったかいもの飲んで甘いもの食べてたら、とりあえず今は幸せだもの」
     渡されたあんまんを口に運ぶ。中のあんこはまだ熱々だった。甘さは遅れてやってきた。幸せかはともかく、さっきほど気持ちは重くない。
     ――お礼、言わなきゃな。
     そう思って、その前に名前だなと気づいた。

  4. 蒼子 より:

    すみません、要らない文字の消し忘れを発見しました……!
    こちらを読んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

    ———–

    『喧嘩とあんまん』

    「――また怪我してる」
     突然降ってきた声に蓮也が視線を上げると、真っ白な息の向こうに見知った顔があった。会うのは三回目だが、名前は知らない。
    「弱いんだから、喧嘩なんてやめちゃえばいいのに」
     呆れ半分、心配半分の声だった。
    「うるせぇ。あと、弱くもねぇよ」
     ほっとけ、と蓮也はそっぽを向いた。視界の端で、彼女がムッと顔をしかめる。
    「あ、そう。風邪引いても知らないから」
     そう言って去っていく背中を見送りながら、蓮也はそっと息をつく。
     ――なんで、動けなくなってる時に限って会うんだよ。
     彼女の言う通り、喧嘩の後だった。
     たまたま入ったコンビニで、他校の生徒三人組に出くわし、喧嘩を売られて素直に買った。本格的に殴り合う前に人気のない場所へ移動したのは、我ながらえらかったと思う。
    「それにしたって、三対一は卑怯だろ……」
     なんとか全員地面に叩き伏せて、警察が来る前に逃げてきた。公園のベンチに腰を下ろしたところで、気が抜けたのか動けなくなっていた。これからのことを思うとさらに気が重い。近いうちに報復されるのは目に見えていた。
    「俺は、一体いつまで……」
     底なしの不安を吐き出すように、そうこぼしたその時、
    「はい」
     という声と共に、目の前に蓋付きの紙コップが現れた。思わず「は?」と間抜けな声が出る。
    「コーヒー。熱いから気をつけて」
     立ち去ったはずの彼女だった。あっけに取られたまま受け取り、隣に腰を下ろした彼女を見る。
    「肉まんとあんまん、どっちがいい?」
    「……あんまんで」
    「え、意外」
     そう言って彼女が笑う。
    「でも正解かも。あったかいもの飲んで甘いもの食べてたら、とりあえず今は幸せだもの」
     渡されたあんまんを口に運ぶ。中のあんこはまだ熱々だった。甘さは遅れてやってきた。幸せかはともかく、さっきほど気持ちは重くない。
     ――お礼、言わなきゃな。
     そう思って、その前に名前だなと気づいた。

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