2022/10/9(日)第123回 織田優成ツイキャス音声配信リクエスト台詞募集!
10月2日(日)に行われた「第122回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!
アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
22/10/2(日)第122回 痴呆? バイノーラルだって言われていたのにエコーにしちゃった 前編
22/10/2(日)第122回 痴呆? バイノーラルだって言われていたのにエコーにしちゃった 後編
毎週日曜日21:30から1時間枠でお送りしている、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!
この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。
第122回のリクエスト台詞
第122回は10月最初の日曜日ということで、いつものように最初の15分だけ無料で、残り45分がメンバーシップ限定配信でした。リクエストは2つあり、無料枠でさきさんの気だるげコメント。メンバーシップ限定枠で蒼子さんの「最後の七日間 七人目・九」を演じました。
昨年の4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、バースデー配信もゲリラ配信も全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信、そしてアーカイブをご活用ください!
第123回のリクエスト台詞募集
ということで次回のリクエスト募集です。次回第123回は、10/9(日)21:30からが配信予定。最初の15分だけが無料配信で、残りの45分はメンバーシップ限定配信という通常配信です。リクエスト台詞は尺の長さによりますが、5~6個は受けられます。そして、そのリクエストは、メンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。ただ、メンバーシップ限定枠で演じた場合、メンバーしか聴けませんが(^^;。ということで、リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。
第123回配信の2日前、10/7(金)はNHK-FMの「青春アドベンチャー『完璧な涙』」で僕が演じた主人公・宥現(ひろみ)の誕生日。時間があればバースデー配信をしますので、宥現の誕生日を祝ってください!
リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします(^^)/。
第123回のリクエスト台詞
2022/10/9(日)
まるさん
「『糖度145』
(少し気だるげに)君は犬派? それとも猫派?……なんとなく聞いたことなかったな、って。……そうだよねぇ、どっちも可愛いよねぇ。決められない? 犬は懐いてくれるし、猫は自由なところが可愛いかな、と僕は思うよ。……ん? 僕は どっち派?……僕は、そうだなぁ……懐いてくれてる自由奔放な、可愛い君派かなぁ……なーんて、照れくさいね……大好きだよ(リップ音)」
朔望さん
※ホラーの注意喚起
「『その怪談は知ってはいけない』
俺の通う この学校には 禁じられた怪談があって、その怪談は、知ってしまうと異界に連れていかれてしまうという噂がある。
とある日の放課後、俺は なにかに追いかけられていた。姿が見えない なにかに……。普段 走ってはいけないこの廊下も、今日は走らせてほしい。捕まるわけにはいかない。
すると、目の前に上り階段があった。こんな所に階段があったか? と思いながら、その階段を駆け上がる。上がりきった目線の先にあるトイレに入り、3つある個室の一番奥に身を隠す。一体なにが起きているんだと、目をつむって震えていた。
数分経ったか、なにかの気配が消えたので目を開けた。その瞬間、誰かが恐怖に叫びながら トイレの個室に駆け込む音がした。仲間がいる。こいつと逃げよう。そう思い、俺は個室を出て隣の個室を確認した。誰もいない。その隣を確認する。誰もいない。その隣を確認しても誰もいなかった。
確かに誰か来たはずなんだけどな。まぁいいか。いつの間にか窓の外は真っ黒になっていて、なにごとも無かったかのように静かだった。
帰ろうとしたとき、ふと違和感を感じた。俺は3つある内の一番奥に入ったはずだが、出たときに隣の3つを確認した。あの階段を駆け上がってから、なんだか体がおかしい……。そこで俺はハッとした!? 禁じられた怪談は、知ってしまうと異界に連れていかれる……。禁じられた階段、走ってしまうと異界に連れていかれる……。ここは どこなんだ……」
蒼子
「『最後の七日間 七人目・十』
「アドバイス? どうせまた 曖昧なんだろ」。問い返した俺の言葉に、死神が笑みを濃くした。「否定はしない」「こっちは命掛かってんだよ!」。思わず声を荒げた。だけど、文字通りの意味だ。あと二日。さりげなく告げられた残り時間に、焦る気持ちが募っていく。手だけは出さないよう、大きく息を吐いた。「これまでの君の行動では、見ての通り、命の火に変化は無かった。なぜか分かるかい?」。ランタンを差し出しながら死神が言う。分からない。もう、俺がなにをしても、なにもかも遅いということか。「過去を振り返るばかりでは 足りないということだ。君のこれまでの行動は『死ぬ前の心残りを減らしておくこと』に近い」「つまり、全部無駄だったってことかよ?」「そうは言ってないよ。大事なことだ。順番としては合っている」。死神の声が、いつもより少し柔らかい。慰められているようで嫌だった。「あとは、未来に目を向けるだけだ」。未来、という言葉に、うつむきかけた顔を上げる。「そう言っただろう?」。確かに言っていた。死んでしまう その日より、生きているかもしれない その先のことを思い描けと。あのときも、一番曖昧で 難しいと思った。
そんな俺の気持ちとは裏腹に 死神が続ける。「君には、覚えのある感覚だと思うけどねぇ」「どういうことだよ」「君は、17歳のときに不良仲間と手を切り、喧嘩三昧だった日々を断ち切ったんだろう? 相当大変だったと思うけど、それができたのは なぜだろう?」。死神の言葉にハッとする。理由はひとつ、イチカと出会ったからだ。彼女の隣に立ちたくて、彼女にふさわしい男になりたくて 必死だった。頑張ったら、彼女は応えてくれる、そう信じて疑わなかった。だけど……。「それでも、俺の寿命を延ばすことには ならなかったんだろ」。そうだね、と死神が頷く。「意味 分かんねぇよ……」。いっそ泣けたら楽なのに。情けない本音が、違う言葉になって こぼれた。つづく」
もつみさん
「『噂の万屋”うつしみ屋”七品目』
子供A「あ! おとなだ!」子供B「ほんとだ、にんげんのおとな」子供A「なんだったっけ? えっと、えーっと……とりっくおあ、とりーと!」子供B「おかしをくれなきゃ いたずらするぞ。」子供A「……あ、あれ? なんにもいわないや……」子供B「なにか まちがえたかな……」
子供A「うーん……えっ? わ、くっきー! やっぱり、おかしくれた! まほうのことば、ほんとうだったんだ!!」子供B「ありがとう、おねえさん」
***
「おや、いらっしゃいませ。本日は どのような御用で?……ふむ、よく眠れない、と。不眠のお悩みの方は、かなり多いですからねぇ。さぞ、おツラいでしょう。さて、状況を詳しく聞いても?……なるほど、物音ですぐ起きてしまって 眠った気がしない、と。そうでしたか。……それなら、こちらがいいでしょう。先日 棚からひょっこり出てきたんですがね、”夜鳴き笛”と言いまして。こいつを寝る前に吹いてから布団に入ると、騒音などの邪魔が入らないんですよ。どうです?……はい、お買い上げ ありがとうございます。……はい? あぁ、その丸薬ですか。ほら、近々”はろうぃん”とかいう祭りがあるでしょう。その仮装用の丸薬ですよ。効果は1日、自分の思う姿に変身できるってやつです。さっきも、キツネとタヌキの子が買って行ったところでしてねェ。まぁ、たまに失敗して、正体が見えちまったりするんですが。……ふふ、エエ、そうですね。当日が楽しみだ。ありがとうございます。またのお越しを」
コメント
織田さんこんばんは〜
今回は自作のホラーをリクエストしたいと思います。私の感覚ではホラーかどうかはわからないのですが、読まれた際には是非よろしくお願いいたします。
主人公は高校生くらいの男子です。
以下リクエスト文章です!
※ホラーの注意喚起お願いします
_________________
『その怪談は知ってはいけない』
俺の通う、この学校には禁じられた怪談があって、その怪談は知ってしまうと異界に連れていかれてしまうという噂がある。
とある日の放課後、俺は何かに追いかけられていた。姿が見えない何かに…。
普段走ってはいけないこの廊下も、今日は走らせてほしい。捕まるわけにはいかない。
すると、目の前に上り階段があった。こんな所に階段があったか?と思いながら、その階段を駆け上がる。
上がりきった目線の先にあるトイレに入り、3つある個室の1番奥に身を隠す。一体何が起きているんだと目を瞑って震えていた。
数分経ったか、何かの気配が消えたので目を開けた。その瞬間、誰かが恐怖に叫びながらトイレの個室に駆け込む音がした。
仲間がいる。こいつと逃げよう。
そう思い、俺は個室を出て隣の個室を確認した。誰もいない。その隣を確認する。誰もいない。その隣を確認しても誰もいなかった。
確かに誰か来たはずなんだけどな。まぁいいか。いつの間にか窓の外は真っ黒になっていて、何事も無かったかのように静かだった。
帰ろうとした時、ふと違和感を感じた。
俺は3つある内の1番奥に入ったはずだが、出た時に隣の3つを確認した。
あの階段を駆け上がってから何だか体がおかしい…
そこで俺はハッとした
禁じられた怪談は知ってしまうと異界に連れていかれる…
禁じられた階段、走ってしまうと異界に連れていかれる…
「ここはどこなんだ…」
織田さんこんにちは。
今回は、久々のうつしみ屋を投稿させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
「噂の万屋”うつしみ屋”」 七品目
子供A「あ!おとなだ!」
子供B「ほんとだ、にんげんのおとな。」
子供A「なんだったっけ。えっと、えーっと…とりっくおあ、とりーと!」
子供B「おかしをくれなきゃ、いたずらするぞ。」
子供A「…あ、あれ?なんにもいわないや…」
子供B「なにか、まちがえたかな…」
子供A「うーん…えっ?わ、くっきー!!やっぱりおかしくれた!まほうのことば、ほんとうだったんだ!!」
子供B「ありがとう、おねえさん」
***
「おや、いらっしゃいませ。本日はどのような御用で?ふむ、よく眠れない、と。不眠のお悩みの方はかなり多いですからねぇ。さぞお辛いでしょう。さて、状況を詳しく聞いても?
…なるほど、物音ですぐ起きてしまって眠った気がしない、と。そうでしたか。
それならこちらがいいでしょう。先日棚からひょっこり出てきたんですがね?”夜鳴き笛”と言いまして、こいつを寝る前に吹いてから布団に入ると、騒音などの邪魔が入らないんですよ。
どうです?…はい、お買い上げありがとうございます。
…はい?あぁ、その丸薬ですか。ほら、近々”はろうぃん”とかいう祭りがあるでしょう。その仮装用の丸薬ですよ。効果は1日、自分の思う姿に返信できるってやつです。さっきもキツネとタヌキの子が買って行ったところでしてねェ。まぁたまに失敗して正体が見えちまったりするんですが。
ふふ、エエ、そうですね。当日が楽しみだ。
ありがとうございます。またのお越しを」
織田さんこんにちは。同じ内容の投稿をしておりますが、名前を入れ忘れてしまいましたので再掲いたします。大変失礼致しました。
今回は、久々のうつしみ屋を投稿させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
「噂の万屋”うつしみ屋”」 七品目
子供A「あ!おとなだ!」
子供B「ほんとだ、にんげんのおとな。」
子供A「なんだったっけ。えっと、えーっと…とりっくおあ、とりーと!」
子供B「おかしをくれなきゃ、いたずらするぞ。」
子供A「…あ、あれ?なんにもいわないや…」
子供B「なにか、まちがえたかな…」
子供A「うーん…えっ?わ、くっきー!!やっぱりおかしくれた!まほうのことば、ほんとうだったんだ!!」
子供B「ありがとう、おねえさん」
***
「おや、いらっしゃいませ。本日はどのような御用で?ふむ、よく眠れない、と。不眠のお悩みの方はかなり多いですからねぇ。さぞお辛いでしょう。さて、状況を詳しく聞いても?
…なるほど、物音ですぐ起きてしまって眠った気がしない、と。そうでしたか。
それならこちらがいいでしょう。先日棚からひょっこり出てきたんですがね?”夜鳴き笛”と言いまして、こいつを寝る前に吹いてから布団に入ると、騒音などの邪魔が入らないんですよ。
どうです?…はい、お買い上げありがとうございます。
…はい?あぁ、その丸薬ですか。ほら、近々”はろうぃん”とかいう祭りがあるでしょう。その仮装用の丸薬ですよ。効果は1日、自分の思う姿に返信できるってやつです。さっきもキツネとタヌキの子が買って行ったところでしてねェ。まぁたまに失敗して正体が見えちまったりするんですが。
ふふ、エエ、そうですね。当日が楽しみだ。
ありがとうございます。またのお越しを」
織田さんこんにちは!宣言通り甘いのをリクエストしに来ました!
少し気だるげに読んで頂ければ有難いです、宜しくお願いします🙇♀️
※タイトルはただの本文の文字数です笑
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『糖度145』
君は犬派?それとも猫派?
…なんとなく聞いた事なかったな、って。
…そうだよねぇどっちも可愛いよねぇ、決められない?
犬は懐いてくれるし、猫は自由な所が可愛いかな、と僕は思うよ。
ん?僕はどっち派?
…僕はそうだなぁ…懐いてくれてる自由奔放な可愛い君派かなぁ。…なーんて、照れくさいね。
…大好きだよ。
(リップ音お願いします)
織田さんこんにちは。
今回も死神シリーズ七人目の10話をリクエストさせていただきます。
登場人物は蓮也(レンヤ)、リンドウです。
続き物の内容ですので、出来ましたらメンバーシップ枠で読んでいただけたら嬉しいです。
長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
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『最後の七日間 七人目・十』
「アドバイス? どうせまた曖昧なんだろ」
問い返した俺の言葉に、死神が笑みを濃くした。
「否定はしない」
「こっちは命掛かってんだよ!」
思わず声を荒げた。だけど文字通りの意味だ。あと二日。さりげなく告げられた残り時間に、焦る気持ちが募っていく。手だけは出さないよう、大きく息を吐いた。
「これまでの君の行動では、見ての通り命の火に変化はなかった。なぜかわかるかい?」
ランタンを差し出しながら死神が言う。わからない。もう俺が何をしても、何もかも遅いということか。
「過去を振り返るばかりでは足りないということだ。君のこれまでの行動は『死ぬ前の心残りを減らしておくこと』に近い」
「つまり、全部無駄だったってことかよ?」
「そうは言ってないよ。大事なことだ。順番としては合っている」
死神の声がいつもより少し柔らかい。慰められているようで嫌だった。
「あとは未来に目を向けるだけだ」
未来、という言葉に、俯きかけた顔を上げる。
「そう言っただろう?」
確かに言っていた。死んでしまうその日より、生きているかもしれないその先のことを思い描けと。あの時も、一番曖昧で難しいと思った。
そんな俺の気持ちとは裏腹に、死神が続ける。
「君には覚えのある感覚だと思うけどねぇ」
「どういうことだよ」
「君は17歳の時に不良仲間と手を切り、喧嘩三昧だった日々を断ち切ったんだろう? 相当大変だったと思うけど、それができたのはなぜだろう?」
死神の言葉にハッとする。理由はひとつ、一花と出会ったからだ。
彼女の隣に立ちたくて、彼女にふさわしい男になりたくて必死だった。頑張ったら彼女は応えてくれる、そう信じて疑わなかった。だけど……。
「それでも、俺の寿命を延ばすことにはならなかったんだろ」
そうだね、と死神が頷く。
「意味わかんねぇよ……」
いっそ泣けたら楽なのに。情けない本音が、違う言葉になってこぼれた。
つづく