2023/11/12(日)第178回 織田優成ツイキャス本配信 リクエスト台詞募集!

2023/11/12(日)第178回 織田優成ツイキャス本配信 リクエスト台詞募集!

11月5日(日)に行われた「第177回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!

アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2023/11/5(日)第177回 織田優成ライブ本配信 体調ヤンキーにならないよう、しっかり栄養と睡眠を!前編
2023/11/5(日)第177回 織田優成ライブ本配信 体調ヤンキーにならないよう、しっかり栄養と睡眠を!後編

毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!

この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。

第177回のリクエスト

第177回は月最初の日曜日なので、最初の15分は誰でも視聴可能という通常配信。リクエストは3つあり、無料枠でこくまろさんの「ゆっくり休んで」、メンバーシップ限定枠で蒼子さんの「最後の七日間 8.5人目・二」、Craneさんの「ファンタジー短編その2 龍(たつ)」を演じました。

2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そしてアーカイブ視聴をご活用ください!

第178回リクエスト台詞募集!

ということで次回の配信です。次回、第178回は2023/11/12(日)21:30からが配信予定。この日は福岡バスツアーの翌日で、いつもの15分だけ誰でも視聴可能という通常配信! バスツアーの話が多めになるかもしれませんが、ぜひ、いらしてください。

台詞リクエストはメンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。 リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします。

第178回のリクエスト台詞

すーみーさん
「ままどおる? うん、好きだよ。おいしいよね……でもね、僕は、ポルトスのほうが、もぉーと、好きだな♡」

Craneさん
『ファンタジー短編その3 申(さる)』
とある戦争で滅びた国がありました。その国の規模は小さくなかったものの、より強大な国に蹂躙され、いとも簡単に陥落してしまいました。そんな国から、唯一生還した青年がいました。青年は、敵国の手の及ばない 海に囲まれた島国へ逃げ込み、名前を Oと名乗り始めます。Oは、種族の違う国で迫害を受けましたが、村で唯一 受け入れてくれた鍛冶師の弟子として、名を馳せるようになりました。国の中でOの名前を知らぬ者はいないと言えるほど成長したころ、その国で一番の権力者ともいえる一族の一人息子に呼び出されます。「私はこの国を変えたい。それにはお前の造る傑作たちが必要なのだ」。だから協力してくれ、と頼まれました。悩んだ末に、なぜ そんなことがしたいのかと尋ねると、「私には弟がいた。生きてはいるが、もうこの国にはいない。私はあの子のために この国を変え、あの子が帰ってきても幸せに暮らせるようにしてやりたいのだ」「……弟か。俺にも弟がいた。あいつは戦争に巻き込まれ死んでしまったが……そうか、家族のためか」。今は亡き弟に思いを馳せ、今まで迫害され 溜まりに溜まった悔しさを抱えていたOは、Iと名乗った彼の提案に乗ることにしました。「俺の造るものがお前の役に立つというなら、お前のために いくらでも こしらえてやろう」。そう言ってIに手を差し出したOの腕には、手の甲から肩にかけて、青黒いアザが伸びていました。

蒼子さん
「『最後の七日間 8.5人目・三』
リンドウにも苦手なものはある。その最たるものが、彼が『上司殿』と呼ぶ マティスの存在だった。
「マティス様、ただいま戻りました」「おかえり、リンドウ。今回は残念だったね」。部屋に入ったリンドウを、マティスはおっとりと出迎えた。長い黒髪を後ろにまとめ、リンドウと同じような黒いスーツに身を包んでいる。外見は二十代半ばほど。天使なので性別はないはずだが、どちらかといえば男性的な印象を与えていた。
マティスにランタンを返しながら、今回のことを手短かに報告する。どうせ自分の目を通して 全てを『みて』いるのだ。「今回も『あの子』絡みだから、お前の本気を見られると思ったのに。でも、今回は仕方ない。あんなふうに暴走するなんて 恋の力はすごいんだね」「そのことですが」。興味深げに笑うマティスに釘を刺すように、リンドウがすかさず言葉を挟む。「そろそろ、彼女を解放しませんか」「うん?」「イチカです。これ以上 彼女を巻き込むのはやめてください。私の――リンドウカズキの自殺に、あの子は関係ないでしょう。そもそも。生まれてもいないのだから。これ以上は、あの子の心が壊れてしまう」。淡々と、心の奥に押し込めたものを悟られないよう話すリンドウに、「……へぇ?」。マティスは一瞬驚いた表情を浮かべ、すぐに顔を綻ばせた。「素晴らしい。以前のお前なら、全てを見なかったことにしただろうに。その名の通り、悲しむあの子に寄り添えるようになったんだね」「そういう話では」「だからこそ、まだあの子を外すわけにはいかない。あの子の心を守りたいというなら、もっと上手くやることだ。今回のことは、気付かれたお前にも責任がある」。黙り込むリンドウに、マティスはランタンに視線を向けながら、「この魂はいつも通り、死神として お前の下につける。罪人であるお前に拒否権はない。分かっているよね?」。そう言われてしまえば、返す言葉もなかった。つづく」

コメント

  1. Crane より:

    織田さん、こんにちは!
    今回もファンタジー短編の続編になります
    今後も長めの話になると思いますが…時間オーバーはしない…はず!です!
    今回の登場人物は2人で、1人は前回出てきたI、もう1人は30代くらいの自信家な鍛治職人の設定です。
    よろしくお願いしますorz

    『ファンタジー短編その3 申(さる)』

    とある戦争で滅びた国がありました。
    その国の規模は小さくなかったものの、より強大な国に蹂躙され、いとも簡単に陥落してしまいました。
    そんな国から、唯一生還した青年がいました。
    青年は敵国の手の及ばない海に囲まれた島国へ逃げ込み、名前をOと名乗り始めます。
    Oは種族の違う国で迫害を受けましたが、村で唯一受け入れてくれた鍛冶師の弟子として名を馳せるようになりました。
    国の中でOの名前を知らぬ者はいない、と言えるほど成長した頃、その国で1番の権力者ともいえる一族の一人息子に呼び出されます。
    「私はこの国を変えたい。それにはお前の造る傑作たちが必要なのだ。」
    だから協力してくれ、と頼まれました。
    悩んだ末に、何故そんなことがしたいのかと尋ねると、
    「私には弟がいた。生きてはいるがもうこの国にはいない。私はあの子のためにこの国を変え、あの子が帰ってきても幸せに暮らせるようにしてやりたいのだ」
    「…弟か。俺にも弟がいた。あいつは戦争に巻き込まれ死んでしまったが…そうか、家族のためか」
    今は亡き弟に思いを馳せ、今まで迫害され溜まりに溜まった悔しさを抱えていたOは、Iと名乗った彼の提案に乗ることにしました。
    「俺の造る物がお前の役に立つというなら、お前のためにいくらでも拵えてやろう。」
    そう言ってIに手を差し出したOの腕には、手の甲から肩にかけて青黒いアザが伸びていました。

  2. すーみー より:

    織田さん、こんにちは!
    昨日のバスツアーとても楽しかったです!
    余韻に浸りたいので、セリフをリクエストさせて下さい…

    「ままどおる?うん、好きだよ。美味しいよね」
    「…でもね、僕は、ポルトスの方が、もぉーと、好きだな♡」
    (イケボでお願いしますm(_ _)m)

    宜しくお願い致します。

  3. 蒼子 より:

    織田さんこんにちは。
    昨日のバスツアー、とっても楽しかったです! 夢のような時間を、本当にありがとうございました!

    今回も、死神シリーズ8.5人目の3話をリクエストさせていただきます。
    今回もリンドウ視点です。
    登場人物はリンドウとマティスです。マティスは性別のない天使ですが、どちらかといえば男性的なイメージで書いています。そしてリンドウの生前の名前は『林堂一樹(かずき)』といいます。
    長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。

    ———–

    『最後の七日間 8.5人目・三』

     リンドウにも苦手なものはある。その最たるものが、彼が『上司殿』と呼ぶマティスの存在だった。
    「マティス様、ただいま戻りました」
    「おかえり、リンドウ。今回は残念だったね」
     部屋に入ったリンドウを、マティスはおっとりと出迎えた。長い黒髪を後ろにまとめ、リンドウと同じような黒いスーツに身を包んでいる。外見は二十代半ばほど。天使なので性別はないはずだが、どちらかといえば男性的な印象を与えていた。
     マティスにランタンを返しながら、今回のことを手短に報告する。どうせ自分の目を通して、全てを『視(み)て』いるのだ。
    「今回も『あの子』絡みだから、お前の本気を見られると思ったのに。でも今回は仕方ない。あんな風に暴走するなんて、恋の力はすごいんだね」
    「そのことですが」
     興味深げに笑うマティスに釘を刺すように、リンドウがすかさず言葉を挟む。
    「そろそろ彼女を解放しませんか」
    「うん?」
    「一花です。これ以上彼女を巻き込むのはやめてください。私の――林堂一樹の自殺に、あの子は関係ないでしょう。そもそも生まれてもいないのだから。これ以上は、あの子の心が壊れてしまう」
     淡々と、心の奥に押し込めたものを悟られないよう話すリンドウに、
    「……へぇ?」
     マティスは一瞬驚いた表情を浮かべ、すぐに顔を綻ばせた。
    「素晴らしい。以前のお前なら全てを見なかったことにしただろうに。その名の通り、悲しむあの子に寄り添えるようになったんだね」
    「そういう話では」
    「だからこそ、まだあの子を外すわけにはいかない。あの子の心を守りたいというなら、もっと上手くやることだ。今回のことは、気づかれたお前にも責任がある」
     黙り込むリンドウに、マティスはランタンに視線を向けながら、
    「この魂はいつも通り、死神としてお前の下につける。罪人であるお前に拒否権はない。わかっているよね?」
     そう言われてしまえば、返す言葉もなかった。

    つづく

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