2025/2/2(日)第242回 織田優成ツイキャス本配信 リクエスト台詞募集!
1月26日(日)に行われた「第241回 織田優成のVoice Only配信」へお越しいただき、ありがと三角でした!
アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ自由にご視聴できます。
2025/1/26(日)第241回 織田優成ライブ本配信 おネエさま~♡
毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!
この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。
第241回のリクエスト
第241回は月最後の日曜日なので全1時間、誰でも視聴可能な特別配信。リクエスト台詞がふたつありましたのでXのアンケート機能でひとつに絞り、蒼子さんの「オネエ様聞いて!」を演じました。おネエ系は相変わらず人気キャラですね(^^)。
2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円~のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そして膨大な量のアーカイブ視聴をご活用ください!
第242回リクエスト台詞募集!
ということで次回の配信です。次回は2025/2/2(日)21:30からが配信予定。2月最初の日曜日なので通常配信に戻り、最初の15分だけ誰でも視聴可能です。リクエスト台詞の締め切りは当日16:30まで。
台詞のリクエストはメンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。 リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします。
第242回のリクエスト台詞
こくまろさん
「『向春の便り』
拝啓
暦の上ではまもなく冬も終わり、あたたかな春の訪れが待ち遠しい今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。長い人生ですから、時には上手くいかなかったり、なにもかもがイヤになることだってありますよね。そんな中でも なんとか毎日を生き続けているあなたは 十分頑張っていますよ。それでも、もしあなた自身が「もう少し頑張ってみたい」「現状に甘んじていたくない」というのなら、ぜひ、もう少し上を目指してみてください。小さなことでもいいので、目の前の今できることから始めていきましょう。変わりたいという思いがあれば、必ず行動を起こせるはずです。あなたは人のために、そして自分のために、ちゃんと頑張れる人だと 僕は信じています。大丈夫ですよ。
ただし、無理は なさらず。いつも言っているように、食事と睡眠だけは 欠かさず しっかりと取るようにしてくださいね。忙しくても 最低限の休憩は忘れずに。このところの寒暖差、そして季節の変わり目は体調に響きますから、くれぐれもご自愛ください。今日からの新たな日々が、あなたにとってますます素敵なものになりますように。敬具 2025年2月2日 声・織田優成」
蒼子さん
「『最後の七日間 8.5人目・四十三』
リンドウを怒らせてしまった。恐怖にすくんでしまった足を押さえ、ユリはため息をついた。「こんなはずじゃなかったのに……」。最初こそ、いきなり二人きりにされて気まずく思ったが、逆にチャンスだとも思ったのだ。どこかのタイミングで、サクラたちのことを伝えるつもりだった。いやその前に、生前いきなり刺してしまったことの謝罪が先だ。そのままずっと、理不尽に恨み続けていたことも。「だけどなんで、うちの病院と この公園なんだろう?」結局、この“道案内”の意味も聞けずじまいだった。どちらもサナエに関係ある場所なので、サクラたちの計画は ある程度バレているのではないかと思うが……どちらにせよ、伝えるべきことは伝えなくては。
なんとか気持ちを奮い立たせて、リンドウを追いかけようと足を踏み出す。とはいえ、だいぶ遅れてしまった。どっちに行ったのかと あたりを見回そうとして――少し離れた場所に立つ彼を見つける。目が合うと、「遅いよ」とだけ言って、そのまま背を向けて歩き出した。――まさか、待っていてくれた? そのさりげなさすぎる やさしさに覚えがあった。ユリが仕事でミスをしてサナエに叱られたあとは、必ずフォローしてくれた。思い返せば、死神になってリンドウから仕事を教えられていたときも、ずっとそうだった気がする。憎しみに染まっていた あのときのユリでは気づかなかった。――確かにこのひとは、サナエさんの父親だったのかもしれない。そう思って、リンドウに声をかけようとしたそのとき。「レンヤくん……」。不意にリンドウが足を止め、ため息混じりに知らない名前を呼んだ。視線を追うと、マティスが若者に話しかけている。派手な茶髪が目を引いた。「……誰?」「マキ・レンヤくん。『最後の七日間の試練』の最初の生存者で、イチカの恋人だ。いや、もう結婚したのだったか」。その名前を聞いた瞬間、ユリは、あることを思い出していた。つづく」
コメント
織田さんこんにちは。
死神シリーズ8.5人目の43話をリクエストさせていただきます。
今回もユリ視点で、登場人物はユリとリンドウです。
長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
———–
『最後の七日間 8.5人目・四十三』
リンドウを怒らせてしまった。
恐怖にすくんでしまった足を押さえ、ユリはため息をついた。
「こんなはずじゃなかったのに……」
最初こそ、いきなり二人きりにされて気まずく思ったが、逆にチャンスだとも思ったのだ。
どこかのタイミングで、サクラたちのことを伝えるつもりだった。いやその前に、生前いきなり刺してしまったことの謝罪が先だ。そのままずっと理不尽に恨み続けていたことも。
「だけどなんで、うちの病院とこの公園なんだろう?」
結局、この“道案内”の意味も聞けずじまいだった。どちらも早苗に関係ある場所なので、サクラたちの計画はある程度バレているのではないかと思った。
どちらにせよ、伝えるべきことを伝えなくては。
なんとか気持ちを奮い立たせて、リンドウを追いかけようと足を踏み出す。とはいえ、だいぶ遅れてしまった。どっちに行ったのかとあたりを見回そうとして――少し離れてた場所に立つ彼を見つける。目が合うと、
「遅いよ」
とだけ言って、そのまま背を向けて歩き出してしまった。
――まさか、待っていてくれた?
さりげない優しさに覚えがあった。ユリが仕事でミスをして早苗に叱られた後は、必ずフォローしてくれた。思い返せば、死神になってリンドウから仕事を教えられていた時も、ずっとそうだった気がする。憎しみに染まっていた、あのときのユリには気づかなかった。
――確かにこのひとは、早苗さんの父親だったのかもしれない。
そう思って、リンドウに声をかけようとしたその時。
「蓮也くん……」
不意にリンドウが足を止め、ため息混じりに知らない名前を呼んだ。
視線を追うと、マティスが若者に話しかけている。派手な茶髪が目を引いた。
「……誰?」
「万喜蓮也くん。『最後の七日間の試練』の最初の生還者で、一花の恋人だ。いや、もう結婚したのだったか」
その名前を聞いた瞬間、ユリはあることを思い出していた。
つづく
読み仮名を忘れていました。
万喜(マキ)蓮也です。
よろしくお願いします。
織田さん、こんにちは。
今日は節分ということで、暖かい春はまだ先のことですが暦の上では冬と春の境目なんですね。
こういう区切りのときは、心機一転で何かするのにも良いタイミングかもしれません。…というのは半分後付けで、たまたま今日が誕生日なのでそれらしいリクエストをしたくなりました。
畏まった文章と織田さんのお声は鉄板だと思っているので、良い声で読み上げていただきたいです…!
ちょっと長めになってしまいますが、よろしければお願いいたします。
***
『向春の便り』
拝啓
暦の上ではまもなく冬も終わり、あたたかな春の訪れが待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
長い人生ですから、時には上手くいかなかったり、何もかもが嫌になることだってありますよね。そんな中でもなんとか毎日を生き続けているあなたは十分頑張っていますよ。
それでも、もしあなた自身が「もう少し頑張ってみたい」「現状に甘んじていたくない」というのなら、是非もう少し上を目指してみてください。小さなことでもいいので、目の前の今できることから始めていきましょう。変わりたいという思いがあれば、必ず行動を起こせるはずです。
あなたは人のために、そして自分のために、ちゃんと頑張れる人だと僕は信じています。大丈夫ですよ。
ただし無理はなさらず。いつも言っているように、食事と睡眠だけは欠かさずしっかりと取るようにしてくださいね。忙しくても最低限の休憩は忘れずに。
このところの寒暖差、そして季節の変わり目は体調に響きますから、くれぐれもご自愛ください。
今日からの新たな日々があなたにとってますます素敵なものになりますように。敬具
2025年2月2日 声・織田優成
誤字と言うか、誤用?を発見しました。
こちらを読んでいただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
———–
『最後の七日間 8.5人目・四十三』
リンドウを怒らせてしまった。
恐怖にすくんでしまった足を押さえ、ユリはため息をついた。
「こんなはずじゃなかったのに……」
最初こそ、いきなり二人きりにされて気まずく思ったが、逆にチャンスだとも思ったのだ。
どこかのタイミングで、サクラたちのことを伝えるつもりだった。いやその前に、生前いきなり刺してしまったことの謝罪が先だ。そのままずっと理不尽に恨み続けていたことも。
「だけどなんで、うちの病院とこの公園なんだろう?」
結局、この“道案内”の意味も聞けずじまいだった。どちらも早苗に関係ある場所なので、サクラたちの計画はある程度バレているのではないかと思うが……どちらにせよ、伝えるべきことは伝えなくては。
なんとか気持ちを奮い立たせて、リンドウを追いかけようと足を踏み出す。とはいえ、だいぶ遅れてしまった。どっちに行ったのかとあたりを見回そうとして――少し離れた場所に立つ彼を見つける。目が合うと、
「遅いよ」
とだけ言って、そのまま背を向けて歩き出した。
――まさか、待っていてくれた?
そのさりげなさすぎる優しさに覚えがあった。ユリが仕事でミスをして早苗に叱られた後は、必ずフォローしてくれた。思い返せば、死神になってリンドウから仕事を教えられていた時も、ずっとそうだった気がする。憎しみに染まっていた、あのときのユリでは気づかなかった。
――確かにこのひとは、早苗さんの父親だったのかもしれない。
そう思って、リンドウに声をかけようとしたその時。
「蓮也くん……」
不意にリンドウが足を止め、ため息混じりに知らない名前を呼んだ。
視線を追うと、マティスが若者に話しかけている。派手な茶髪が目を引いた。
「……誰?」
「万喜(マキ)蓮也くん。『最後の七日間の試練』の最初の生存者で、一花の恋人だ。いや、もう結婚したのだったか」
その名前を聞いた瞬間、ユリはあることを思い出していた。
つづく