2025/11/2(日)第280回 織田優成ツイキャス本配信リクエスト募集!
10月26日(日)に行われた「第279回 織田優成のVoice Only配信」へお越しいただき、ありがと三角でした!
アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ自由にご視聴できます。
2025/10/26(日)第279回 ゆ、ゆ、ゆ、の湯~名人。 蛇の目の湯~名人(^^)
毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!
この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。
第279回のリクエスト
第279回は10月最後の日曜日ということで、全1時間、誰でも視聴可能な特別配信。その代わり、リクエストの受付はひとつだけ。幸いにもリクエストがひとつだったので、だいやさんの「うちのインコ」を演じました。
2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そしてアーカイブ視聴をご活用ください!
第280回リクエスト募集!
ということで次回の配信です。次回は2025/11/2(日)21:30からが配信予定。11月最初の配信です。リクエストセリフの受付は16:30まで。開始から15分間は誰でも視聴可能な通常配信ですので、リクエストはいくつでも受け付けます!
その台詞リクエストは、メンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。 リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします。
第280回のリクエスト台詞
ともしぃたさん
「俳句『朝に重ねて夢結ぶ』
季語:朝寒
朝寒し 温もり残る 褥かな
あささむし ぬくもりのこる しとねかな
蒼子さん
※注意喚起! 聞く人によっては不安・不快な描写があります。
「『あの日の海に沈む 9』
「勝手に“死んだ”ことにして、勝手に“連れて行こう”として……あんたたち、なに様のつもりよ!?」。声が震える。けれど、それは哀しみではなく、燃え上がる怒りからだった。「私は……ようやく思い出したのよ! でも、こんな気持ちのままで、“天国”なんて行けるわけないじゃない!」。叫んだ瞬間、感情が爆発したように、私は駆け出していた。死神の横をすり抜け、陸のほうへ――堤防の先、会いたい人たちのいる街を目指して、必死に足を動かす。身体が軽かった。まるで風のように走れる気がした。このまま両親のもとへ飛んで行けるんじゃないかと思った。二人の無事を、ちゃんとこの目で確かめたい。――そして。あの男。私をこんな目に遭わせた、あの裏切りを絶対に許さない。私の死が覆らないのなら、せめて。せめて、あいつも道連れにしてやる――!――ああ、私は自由になったんだ。だったら、死ぬのも悪くない。
そう思った瞬間、足がもつれたわけでもないのに、私は前のめりに崩れ落ちた。転んだ――そう思ったのに、地面がなかった。なにかに引きずり込まれるような感覚。全身がちぎれそうな衝撃が、一瞬で襲いかかる。「なっ……」。声にならない悲鳴を吐きかけたとき、視界がゆがみ、息が詰まった。水。……いや、これは――。
思い出す。喉を焼く塩辛さ。肺を満たす冷たい重さ。あの日、私が死んだ、あの海だ。視界が波に揺れ、どこまでも沈んでいく。必死にもがいても、思うように身体が動かなかった。まるで、自分のものじゃないみたいだった。「……いけないな」。淡々とした、でも どこか哀しげな声が、遠くから聞こえた。死神の声だった。「だから言ったろう。長くここに居すぎると、また囚われるって」。その言葉が終わるより早く、光が消えた。次の瞬間、私は、あの日と同じように、また――沈んだ。つづく」
だいやさん
「『何だか楽しそうなフォニイ』
先日は、人間たちが 普段と違う衣服をまとって、楽しげな様子だった。彼らが幸せなら それでいいのだが、一体なにがあったのだ。ほう、ハロウィンなる祭りがあったのか。仮装をして、菓子を集めて……成程、それは心が踊る祭りだな。……心が踊る、と言えば……今月は、サンクスギビングデーがあるな……感謝祭の一つで、農作物の収穫や食の恵みに感謝する祭りだ。故に……食卓に ご馳走が並び……中央に七面鳥の丸焼きが鎮座して…………はっ、す、すまぬ。羽目を外してしまった。……とにかく、私たちの血となり肉となった命には、感謝をせねばならんぞ」

コメント
織田さん、こんにちは。
前月からの続きのお話をリクエストさせていただきます。今回は全10回の9話目になります。
地縛霊になってしまった主人公を、たまたま見つけた死神が説得する話です。
聞く人によっては不安・不快な描写があります。注意喚起をお願いいたします。
長さと内容に問題がなければよろしくお願いいたします。
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『あの日の海に沈む 9』
「勝手に“死んだ”ことにして、勝手に“連れて行こう”として……あんたたち、何様のつもりよ!?」
声が震える。けれど、それは哀しみではなく、燃え上がる怒りからだった。
「私は……ようやく思い出したのよ! でもこんな気持ちのままで、“天国”なんて行けるわけないじゃない!」
叫んだ瞬間、感情が爆発したように、私は駆け出していた。
死神の横をすり抜け、陸のほうへ――堤防の先、会いたい人たちのいる街を目指して、必死に足を動かす。
身体が軽かった。まるで風のように走れる気がした。
このまま両親のもとへ飛んで行けるんじゃないかと思った。
二人の無事を、ちゃんとこの目で確かめたい。――そして。
あの男。私をこんな目に遭わせた、あの裏切りを絶対に許さない。
私の死が覆らないのなら、せめて。
せめて、あいつも道連れにしてやる――!
――ああ、私は自由になったんだ。だったら、死ぬのも悪くない。
そう思った瞬間、足がもつれたわけでもないのに、私は前のめりに崩れ落ちた。
転んだ――そう思ったのに、地面がなかった。
何かに引きずり込まれるような感覚。全身がちぎれそうな衝撃が、一瞬で襲いかかる。
「なっ……」
声にならない悲鳴を吐きかけたとき、視界がゆがみ、息が詰まった。
水。……いや、これは――。
思い出す。喉を焼く塩辛さ。肺を満たす冷たい重さ。
あの日、私が死んだ、あの海だ。
視界が波に揺れ、どこまでも沈んでいく。必死にもがいても、思うように身体が動かなかった。まるで、自分のものじゃないみたいだった。
「……いけないな」
淡々とした、でもどこか哀しげな声が、遠くから聞こえた。
死神の声だった。
「だから言ったろう。長くここに居すぎると、また囚われるって」
その言葉が終わるより早く、光が消えた。
次の瞬間、私は、あの日と同じように、また――沈んだ。
つづく
オダんです👘いつもお世話になっております、だいやです……!
創作行き詰まってしまいましたが、どうしてもフォニイさんが聴きたくて…今回もフォニイさんをリクエストさせていただきます……🙇♀️
「楽しそう」とは書いてありますが、相変わらず無表情です笑
↓↓↓
「何だか楽しそうなフォニイ」
先日は、人間たちが 普段と違う衣服を纏って楽しげな様子だった。彼らが幸せならそれでいいのだが、一体何があったのだ。
ほう、ハロウィンなる祭りがあったのか。
仮装をして、菓子を集めて……成程、それは心が踊る祭りだな。
……心が踊る、と言えば……
今月はサンクスギビングデーがあるな……
感謝祭の一つで、農作物の収穫や食の恵みに感謝する祭りだ。
故に……食卓にご馳走が並び……中央に七面鳥の丸焼きが鎮座して……
……はっ、す、すまぬ。
羽目を外してしまった。
……とにかく、私達の血となり肉となった命には感謝をせねばならんぞ。
織田さん、こんにちは。ともしぃたです。
久々に俳句を詠みました。
よろしくお願いいたします。
タイトル:『朝に重ねて夢結ぶ』
季語:朝寒
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朝寒し
温もり残る
褥かな
あささむし
ぬくもりのこる
しとねかな
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