第86回、織田優成ツイキャス本配信リクエスト台詞募集!

1月16日(日)に行われた「第85回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!

アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
22/1/16(日)第85回 織田優成のツイキャス本配信 死亡フラグは続かない 前編
22/1/16(日)第85回 織田優成のツイキャス本配信 死亡フラグは続かない 後編

さて、毎週日曜日21:30から1時間枠でお送りしている、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、最初の15分間だけは無料枠。誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料枠です!

ツイキャスは、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できますので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。

第85回配信は最初の15分が無料枠、残り45分がメンバーシップ限定配信。そこで、無料枠でもつみさんの「すみません、みんなでウノやろうってことになったんですけど」、限定枠で蒼子さんの「夜の保育園 第零夜」とすーみーさんの「たばこ休憩室にて」、エビカニダメマンさんの「中継リポーター」のリクエストセリフを演じました。

昨年の4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。リアルタイムで視聴できなかった&何度でも視聴したい方は、ぜひ、有料のメンバーシップ制度に登録してアーカイブをご活用ください!

ということで次回のリクエスト募集です。次回、第86回は1/23(日)21:30からが配信予定。リクエストをご希望の方は、この文章を最後までお読みになってルールを理解した上で、コメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。

また、いただいたセリフによくある、「カットしてくださって大丈夫です」「修正をお願いします」という一文がありますが、例え誤字脱字があってもカットや修正はせず、そのまま読ませていただきますことをご了承ください(^^)。

それと「お茶爆」「揚げ爆」「パン爆」といったツイキャスでの投げ銭機能ですが、投げ銭をしたい方、懐に余裕のある方はしてくださって構いません。ただし、投げ銭をしたからコメントを読むとか要求に応えるとか、そういった優遇は一切ありませんので、ご了承ください。

最後に。一人につき1リクエストですので、2つ以上のリクエストをされた場合は最初のリクエストを対象とします。それと最近、長い会話劇が増えていますが、短いものや、たった一言のリクエストでも大丈夫です。NGリクエストは、著作権の切れていない作品。アダルトサイトで登録していないので、性的表現を含む18歳未満お断り的なもの。人を悲しませたり不快にさせるような侮辱的・差別的なもの。そのほか、わが家は防音設備が無いので大声を出すものと、あまりにも長過ぎるものですかね。3分未満で、よろしくお願いいたします(^^;。ちなみに「次回へつづく」も、ありです(笑)。

上記以外にも、聞いていて不快に思ったり聞くに堪えないことなどがあれば、ご相談ください。また、リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします(^^)/。

2022/1/23(日)
もつみさん
「『すみません、みんなでウノやろうってことになったんですけど その2』
「すみません、みんなでウノやろうってことになったんですけど」。そう言って 俺の部屋の前に立っていたのは、二つ年下の男子大学生だった。サカイと名乗る彼は、俺が出て行ったばかりの広間に俺を連れて戻り、何食わぬ顔でカードを配り始める。しぶしぶカードを取り、手札を見ていく。周りからの視線が痛い。「すみません、少し取り乱したもので」と口籠もりながら謝罪し、微妙な空気のままゲームは進む。誰が勝った、誰がビリだったと童心に帰るように繰り返す中で、サカイは俺に、「ほら、こうしていれば みんなここに集まらざるを得ないじゃないですか。”単独行動を減らすこと”、それだけで、誰かが死ぬリスクは減らせますからね」と耳打ちした。
よく考えているな、と思う。この孤島の館に来た人間は 全部で8人。俺、サカイ、総合病院院長のエビナさん、町の看護師のコドウさん、サラリーマンのアキヅキさんとシオヤさん、パート主婦のフナイさん。職種も年齢もバラバラだった。館で死んだ男は トベと言った。館に入ったときに 急に苦しみ出して倒れ、ほどなく こと切れた。エビナさん曰く、毒物で死んだのだろうとのことで、気が動転した俺が部屋を飛び出して……今に至る。それでも、皆、少しずつ打ち解けてきたのか、「そういえば、そちらの総合病院で 主人がお世話になってまして……」とフナイさんがエビナさんに会釈し、「お宅の機器たちに助けられてますからね、うちは」と、エビナさんはアキヅキさんの肩を叩いた。
とりあえず 広間で夜を明かし 交代で休むようにすれば、単独行動を控えることができるとのサカイの案で、皆、集まったまま 朝を待つ事にした。めいめい目を閉じたり、そのまま話に耽ったりする中、俺も睡魔に負けて、うつらうつらと し始めたのだった。つづく」

エビカニダメマンさん
「みなさん こんにちは。本日は、レトルトカレーの作り方を ご紹介します。まずはこちら、おっきなお鍋に水を入れて お湯を沸かします。お湯が沸くまでの間に、箱の作り方をよ~く読みます。ふんふん、ふんふん……ん? うーん、うんうん、なるほど! それでは よく読んだところで、この中身を取り出して、沸いた鍋に入れましょう。
……あれっ? お湯が少なくなってしまいましたね。ん~。お水を足して 沸かすとしましょうか。……なに? そんな時間はない? カットすれば……あっ、今日は生だったっけ。あ~……。では、レンジに中身を入れてしまいましょう。え? なに……あっ、これレンジ対応してないやつなの? そっか~。んんっ、生憎こちらの商品は 電子レンジ非対応ですので、皆さん誤らないよう、ご注意くださいね。
では、やはりお湯が沸くのを待ちましょう。あっ、もう時間来た? そういや言ってたね。そっかそっか……。あ~……ん~……え~っと、イメージ映像を ご覧ください! それでは みなさん、ご一緒に! 「いただきますっ!」」

蒼子さん
「『もしものはなし』
「もしもの話なんだけどさぁ」。数学の問題集を解いていた比野が、ノートに目を落としたまま 話しかけてきた。彼女とは 幼馴染という名の腐れ縁で、会えば それなりに話す仲だ。学校帰りに寄った図書館で、たまたま居合わせた。他に席も無かったので、隣に座って 俺も勉強を始めた。受験シーズン真っ只中、最後の追い込みの時期である。
「記憶力が上がる眼鏡があったら 便利だと思うの」「うん!? どうした 突然」。突然の話題に面食らう俺をよそに、比野は続ける。「その眼鏡をかけて勉強したら、勉強した内容が そのまま面白いくらい脳みそにインプットされていくの」「某未来の猫型ロボットが、そんな道具 出してたな」「どの模試を受けても満点が取れて、志望校もA判定。勉強するのが楽しくて仕方なくなるんだろうね、そこまでいくと」「夢の話だな」
思わず、三問目で つまづいたままの問題集を見る。当てはめるべき公式が ずっと出てこない。「ただし欠点もあって、視力が下がると 記憶の定着率も落ちるの。眼鏡をかけていない間は、学んだことの三分の一も身に付いていないっていう」「ダメじゃねぇか」「結局、眼鏡ありきの学力」。そう結論づけて、比野は静かにペンを置いた。そのまま大きく伸びをする。
「なぁ、なんで『もしもの話』を 急にリアルに寄せた?」「教訓を持たせようと思って。結局のところ、楽して身に付く方法はないの」。なるほど。最後まで夢の話にしないところが彼女らしい。
「猫田、作ってよ。工業系の大学に行くんでしょ?」「専攻が違う気がするな」「できれば、さっき言った欠点も克服する方向で」「教訓はどうした」、比野は笑って眼鏡を外し、それを俺に手渡しながら、「完成、楽しみにしてる。ずっと待ってるから」。そう言って机に突っ伏し、そのまま夢の世界に旅立っていった。託された眼鏡を見つめていると、ずっと思い出せないでいた公式が、ポンと頭の中に帰ってきた」

るるこさん
「お久しぶりです、年が明けましたね。はぁ……とても寒いですね……体調のほうは、問題ないですか? そうですか。元気そうで何よりです。寒い時期が続きますが、お体に気を付けて過ごしましょう。今年の貴方の活躍に期待して、遅くなりましたが、私からのお年玉です。どうぞ お受け取り下さい。5億円です」

コメント

  1. もつみ より:

    織田さんこんにちは。
    前回の死亡フラグ乱立セリフから大まかに骨組みを立て、ひとまず2話目を書き切ることが出来ました。
    既にことの顛末や役割は決まっているため、あとはどうUNOと絡めるか、どうトリックを挟むかになります。正念場です。
    今回もよろしくお願いいたします。
    —————————————————
    「すみません、みんなでウノやろうってことになったんですけど」
    そう言って俺の部屋の前に立っていたのは、二つ年下の男子大学生だった。
    サカイと名乗る彼は、俺が出て行ったばかりの広間に俺を連れて戻り、何食わぬ顔でカードを配り始める。
    しぶしぶカードを取り、手札を見ていく。周りからの視線が痛い。
    すみません、少し取り乱したもので。と口籠もりながら謝罪し、微妙な空気のままゲームは進む。
    誰が勝った、誰がビリだったと童心に帰るように繰り返す中で、サカイは俺に、
    「ほら、こうしていればみんなここに集まらざるを得ないじゃないですか。”単独行動を減らすこと”、それだけで誰かが死ぬリスクは減らせますからね」
    と耳打ちした。
    よく考えているな、と思う。
    この孤島の館に来た人間は全部で8人。俺、サカイ、総合病院院長のエビナさん、町の看護師のコドウさん、サラリーマンのアキヅキさんとシオヤさん、パート主婦のフナイさん。職種も年齢もバラバラだった。
    館で死んだ男はトベと言った。館に入った時に急に苦しみだして倒れ、程なくこと切れた。
    エビナさん曰く、毒物で死んだのだろうとのことで、気が動転した俺が部屋を飛び出して…今に至る。
    それでも皆少しずつ打ち解けてきたのか、「そういえばそちらの総合病院で主人がお世話になってまして…」とフナイさんがエビナさんに会釈し、「お宅の機器達に助けられてますからね、うちは」とエビナさんはアキヅキさんの肩を叩いた。
    とりあえず広間で夜を明かし、交代で休むようにすれば単独行動を控えることができるとのサカイの案で、皆集まったまま朝を待つ事にした。
    めいめい目を閉じたり、そのまま話に耽ったりする中、俺も睡魔に負けてうつらうつらとし始めたのだった。

  2. エビカニダメマン より:

    織田さんこんにちは!
    先日の抜けぎみなドジっ子がとっても良かったので、もう一度させてもらいます。

  3. るるこ より:

    こんにちは、年始1発目のセリフ投稿になります。前回リクエストした石油王ネタ第二弾です、ゆっくり優しく読んでください。
    以下セリフ

    お久しぶりです、年が明けましたね。
    はぁ…とても寒いですね…体調の方は問題ないですか?
    そうですか、元気そうで何よりです。寒い時期が続きますが、お体に気をつけて過ごしましょう。
    今年の貴方の活躍に期待して、遅くなりましたが私からのお年玉です。どうぞお受け取り下さい、5億円です。

  4. 蒼子 より:

    織田さんこんにちは。
    今回もSSのリクエストをさせていただきます。
    今回はホラーではなく、普通に平和なお話です。
    登場人物は、
    猫田(ねこた)……主人公
    比野(ひの)……猫田の幼馴染の女の子
    この2人の会話劇みたいな感じです。
    長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
    ———–
    『もしものはなし』
    「もしもの話なんだけどさぁ」
     数学の問題集を解いていた比野が、ノートに目を落としたまま話しかけてきた。彼女とは幼馴染という名の腐れ縁で、会えばそれなりに話す仲だ。
     学校帰りに寄った図書館で、たまたま居合わせた。他に席もなかったので、隣に座って俺も勉強を始めた。受験シーズン真っ只中、最後の追い込みの時期である。
    「記憶力が上がる眼鏡があったら便利だと思うの」
    「うん、どうした突然」
     突然の話題に面食らう俺をよそに、比野は続ける。
    「その眼鏡をかけて勉強したら、勉強した内容がそのまま面白いくらい脳みそにインプットされていくの」
    「某未来の猫型ロボットがそんな道具出してたな」
    「どの模試を受けても満点が取れて、志望校もA判定。勉強するのが楽しくて仕方なくなるんだろうね、そこまでいくと」
    「夢の話だな」
     思わず、三問目で躓いたままの問題集を見る。当てはめるべき公式がずっと出てこない。
    「ただし欠点もあって、視力が下がると、記憶の定着率も落ちるの。眼鏡をかけていない間は、学んだことの三分の一も身についていないっていう」
    「ダメじゃねぇか」
    「結局、眼鏡ありきの学力」
     そう結論づけて、比野は静かにペンを置いた。そのまま大きく伸びをする。
    「なぁ、なんで『もしもの話』を急にリアルに寄せた?」
    「教訓を持たせようと思って。結局のところ、楽して身につく方法はないの」
     なるほど。最後まで夢の話にしないところが彼女らしい。
    「猫田、作ってよ。工業系の大学に行くんでしょ?」
    「専攻が違う気がするな」
    「できれば、さっき言った欠点も克服する方向で」
    「教訓はどうした」
     比野は笑って眼鏡を外し、それを俺に手渡しながら、
    「完成、楽しみにしてる。ずっと待ってるから」
     そう言って机に突っ伏し、そのまま夢の世界に旅立っていった。
     託された眼鏡を見つめていると、ずっと思い出せないでいた公式が、ポンと頭の中に帰ってきた。

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