2022/8/7(日)第114回 織田優成ツイキャス音声配信リクエスト台詞募集!

2022/8/7(日)第114回 織田優成ツイキャス音声配信リクエスト台詞募集!

7月31日(日)に行われた「第113回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!

アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2022/7/31(日)第113回 織田優成ツイキャス音声配信 全枠無料ブルーベリーチーズクリームフラペチーノ飲みたい?

毎週日曜日21:30から1時間枠でお送りしている、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!

この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。

第113回のリクエスト台詞

第113回は月最後の日曜日ということで、いつものように最初の15分だけではなく全1時間が無料配信でした。その代わり、いつもはいくつかお受けしているリクエスト台詞をひとつだけという制約付き。今回、運良くリクエストは1つだけだったのでアンケートは取らず、蒼子さんの「猫田と比野 3」を演じました。

昨年の4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信、そしてアーカイブをご活用ください!

第114回のリクエスト台詞募集

ということで次回のリクエスト募集です。次回第114回は、8/7(日)21:30からが配信予定。最初の15分だけが無料配信で、残りの45分はメンバーシップ限定配信という通常配信です。リクエスト台詞は尺の長さによりますが、5~6個は受けられます。そして、そのリクエストは、メンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。ただ、メンバーシップ限定枠で演じた場合、メンバーしか聴けませんが(^^;。ということで、リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。

リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします(^^)/。

第114回のリクエスト台詞

2022/8/7(日)
もつみさん
【ホラー注意!】
「これは、従兄弟が体験した実話です。私や従兄弟が住む県には、有名な心霊トンネルがありました。現在は封鎖されていますが、その昔は 通ることができたといいます。
ある日のこと、従兄弟は彼の兄と母親を引き連れて、そのトンネルに行くことにしたそうです。方法としては、まず車で峠へ向かい、封鎖されていない旧トンネルの方を通り Uターン、新トンネルを通って 帰ると言うものでした。怖い怖いと言いながら トンネルを通った彼ら。すると突如、横から車が突っ込んでくる事故に遭ったのです。助手席に座っていた従兄弟は、後ろから強く押される感覚と共に 前へ投げ出され、フロントガラスを破って 道路へと倒れました。彼の兄が慌てて救急に連絡し、なんとか一命を取り留めた従兄弟。
看護師のお姉さんに着替えを手伝うよう頼み、それを見た彼の母に「一人で できるやろーが!」と叱られながらも衣服を脱ぐと、背中に、誰のものよりもか細い女の手形が、べったりとついていたそうです。皆さんも i鳴トンネルには 注意してください」

ななるるこさん
【エコー注意!】
「『安土城 祝辞』
(エコー)皆さま、本日は「自称 世界最大超活動的ファンコミュニティ 安土城」2周年記念祝賀会にお越しいただき、誠に ありがとうございます。
コミュニティ発足者の ルルー・コーネリア・フィッチュジェラルド様より、お祝いの言葉を頂いております。恐縮ではありますが 代読させていただきます。
「安土城2周年、本当にありがとうございます。このコミュニティから、新しい繋がり、出会いが出来たことに 喜びを感じております。今年も皆様と、織田さんを全力で応援、そして盛り上げていきたいと思ってますので、よろしくお願い致します」
以上、お祝いの言葉でした。このあとも、キャス配信をお楽しみください」

ムギさん
「『夏目漱石「夢十夜」より』
自分は 透き徹るほど深く見える この黒眼の色つやを眺めて、これでも死ぬのかと思った。それで、ねんごろに枕の傍へ口を付けて、「死ぬんじゃなかろうね、大丈夫だろうね」と また聞き返した。すると女は 黒い眼を眠そうにみはったまま、やっぱり静かな声で、「でも、死ぬんですもの、仕方がないわ」と云った。「じゃ、わたしの顔が見えるかい」と一心に聞くと、「見えるかいって、そら、そこに、写ってるじゃありませんか」と、にこりと笑って見せた。自分は黙って、顔を枕から離した。腕組をしながら、どうしても死ぬのかなと思った。
しばらくして、女がまたこう云った。「死んだら、埋めてください。大きな真珠貝で穴を掘って。そうして 天から落ちて来る星のカケを墓じるしに置いてください。そうして墓の傍に 待っていてください。また 逢いに来ますから」。自分は、「いつ逢いに来るかね」と聞いた。「日が出るでしょう。それから 日が沈むでしょう。それから また出るでしょう、そうして また沈むでしょう。――赤い日が 東から西へ、東から西へと落ちて行くうちに、――あなた、待っていられますか」。自分は黙ってうなずいた。女は静かな調子を一段張り上げて、「百年待っていてください」と 思い切った声で云った。「百年、私の墓の傍に 坐って待っていてください。きっと 逢いに来ますから」。自分は「ただ待っている」と答えた。すると、黒いひとみの中に 鮮やかに見えた自分の姿が、ぼうっと崩れて来た。静かな水が動いて 写る影を乱したように流れ出したと思ったら、女の眼が ぱちりと閉じた。長いまつげの間から 涙が頬へ垂れた。――もう 死んでいた」

蒼子さん
「『最後の七日間 七人目・四』
死神とのことがあった翌日。仕事を終えてアパートに帰ると、部屋の前にイチカがいた。「蓮也、おかえり!」。笑顔で出迎えてくれた彼女の手には、大きなエコバッグが提げられている。「晩御飯、一緒に食べようと思って」「え、おばさんは?」彼女は母親と二人暮らしだ。「今日は夜勤。ちゃんと蓮也のところに行くって言ってきたよ」。部屋に入ると、彼女はさっそく料理を作り始めた。メニューを尋ねたら、俺の好物ばかりが返ってくる。俺も手を洗って隣に立ち、彼女に言われるまま 手を動かした。「やっぱり元気がない気がする」。鍋の様子を気にしながら、ポツリとイチカが言った。「まだ調子悪い? 迷惑だったかな」「そんなわけないだろ」。嘘じゃなかった。彼女が俺を心配して会いにきてくれたことは、本当にうれしい。だけど一方で、死神の言葉が頭から離れない。それが態度に出てしまっていた。「イチカはさ、もしも目の前にいきなり死神が現れて、お前の寿命はあと七日だって言ってきたら どうする?」。どう切り出したらいいか分からないまま、口を開いていた。「なぁに、それ?」「いや、えーと、事務所にあった雑誌をチラ見してたら 載ってた、っていうか」。しどろもどろに言葉を繋げる。我ながら嘘が下手すぎる。彼女は少し考えたあと、「七日後に死んじゃうのは絶対なの?」「そうらしい」「死神さんを やっつけちゃうとか」「たぶんそれはアウトだ」。夜に再び現れてまで警告してきたことだ。「じゃあ、寿命を伸ばす方法を探すしかないんじゃない?」「え……?」。さらりと言われた その言葉に驚いて、思わず彼女のほうを見る。「蓮也ならそうするでしょ?」。こちらを向いた彼女と目が合った。真っ直ぐな眼差しが俺を貫く。「そうだな」。体から 余計な力が抜けていくのを感じた。「約束だもんな」。イチカより先に死なない。それが、俺たちが付き合う時に交わした約束だった。つづく」

鈴原さん
「ふわぁー、そろそろ寝よっか……って、どした? あー、なにか色々考えちゃったり 不安になったりした? ほら おいで。はい、ぎゅー。大丈夫 大丈夫……んー? 確かに俺の言う「大丈夫」には なんの根拠も責任もないけど、少しでも楽になったらいいなーって、そんな気持ちは持ってるよ。だから、大丈夫 大丈夫。大丈夫じゃなくなったら、俺を呼んで。好きなだけ寄りかかって。いつでも傍にいるからさ。そんじゃ、今日は このまま寝よっか。うん、おやすみ」

コメント

  1. ムギ より:

    こんにちは。初めてリクエストさせていただきます。夏目漱石「夢十夜」より、第一夜から一部分抜粋しています。著作権は切れています。
    大体660字くらいで、読み方が独特なものにはフリガナを付けています。こちら分かりにくければ、ホームページアドレスのところに原文URL(青空文庫)を載せておきますので、そちらを参照して頂ければと思います。
    織田さんの朗読が大好きで、audibleで配信されている夢野久作「無系統虎列剌」を何度も聞いています。何円でも払うので織田さんにもっと文学作品の朗読をして頂きたい……!!!!と切に願っております。
    話は変わりますが、夢十夜は数ある文学作品の中でも好きなものです。特に第一夜が好きなので、ぜひ織田さんに読んで頂きたい!です!もう朗読済のものでしたらすみません。連載されていたのが7月の終わり頃から8月の初めなので、時期的にも何だか丁度良いのかな、と思ったりもしています。よろしければぜひぜひよろしくお願い致します。
    以下リクエスト文

    自分は透き徹るほど深く見えるこの黒眼の色沢(つや)を眺めて、これでも死ぬのかと思った。それで、ねんごろに枕の傍へ口を付けて、死ぬんじゃなかろうね、大丈夫だろうね、とまた聞き返した。すると女は黒い眼を眠そうにみはったまま、やっぱり静かな声で、でも、死ぬんですもの、仕方がないわと云った。
     じゃ、私わたしの顔が見えるかいと一心に聞くと、見えるかいって、そら、そこに、写ってるじゃありませんかと、にこりと笑って見せた。自分は黙って、顔を枕から離した。腕組をしながら、どうしても死ぬのかなと思った。
     しばらくして、女がまたこう云った。
    「死んだら、埋めて下さい。大きな真珠貝で穴を掘って。そうして天から落ちて来る星の破片(かけ)を墓標(はかじるし)に置いて下さい。そうして墓の傍に待っていて下さい。また逢いに来ますから」
     自分は、いつ逢いに来るかねと聞いた。
    「日が出るでしょう。それから日が沈むでしょう。それからまた出るでしょう、そうしてまた沈むでしょう。――赤い日が東から西へ、東から西へと落ちて行くうちに、――あなた、待っていられますか」
     自分は黙って首肯(うなず)いた。女は静かな調子を一段張り上げて、
    「百年待っていて下さい」と思い切った声で云った。
    「百年、私の墓の傍に坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから」
     自分はただ待っていると答えた。すると、黒い眸(ひとみ)のなかに鮮やかに見えた自分の姿が、ぼうっと崩れて来た。静かな水が動いて写る影を乱したように、流れ出したと思ったら、女の眼がぱちりと閉じた。長い睫(まつげ)の間から涙が頬へ垂れた。――もう死んでいた。

  2. ななるるこ より:

    織田さんこんにちはー
    実は7月31日に世界最大超活動的織田さんファンコミュニティ(自称)「安土城」が2周年を迎えたので、祝辞の台詞を読んでいただきたいです!以前よりリクエストしている「石油王」シリーズと同様に優しくゆっくり読んで頂きたいです。マイクはそのまま、エコーでお願いします。
    以下台詞です。

    皆さま本日は「自称世界最大超活動的ファンコミュニティ 安土城」2周年記念祝賀会にお越しいただき誠にありがとうございます。
    コミュニティ発足者のルルー・コーネリア・フィッチュジェラルド様よりお祝いの言葉を頂いております。恐縮ではありますが代読させていただきます。
    「安土城2周年本当にありがとうございます。このコミュニティから新しい繋がり、出会いが出来たことに喜びを感じております。今年も皆様と織田さんを全力で応援そして盛り上げていきたいと思ってますのでよろしくお願い致します。」
    以上、お祝いの言葉でした。
    このあともキャス配信をお楽しみください。

  3. もつみ より:

    織田さんこんにちは。
    今回は8月に入ったと言うことで、従兄弟から聞いた実話をリクエストさせていただきます。
    ホラーなので、読む前に注意喚起をお願いいたします。
    これは、従兄弟が体験した実話です。
    私や従兄弟が住む県には、有名な心霊トンネルがありました。現在は封鎖されていますが、その昔は通ることができたといいます。
    ある日のこと、従兄弟は彼の兄と母親を引き連れて、そのトンネルに行くことにしたそうです。 
    方法としてはまず車で峠へ向かい、封鎖されていない旧トンネルの方を通りUターン、新トンネルを通って帰ると言うものでした。
    怖い怖いと言いながらトンネルを通った彼ら。すると突如、横から車が突っ込んでくる事故に遭ったのです。
    助手席に座っていた従兄弟は、後ろから強く押される感覚と共に前へ投げ出され、フロントガラスを破って道路へと倒れました。
    彼の兄が慌てて救急に連絡し、なんとか一命を取り留めた従兄弟。
    看護師のお姉さんに着替えを手伝うよう頼み、それを見た彼の母に「一人でできるやろーが!」と叱られながらも衣服を脱ぐと、背中に誰のものよりもか細い女の手形がべったりとついていたそうです。
    皆さんもi 鳴トンネルには注意してください。

  4. 鈴原 より:

    織田さん、こんにちは。
    もはや何度目になるのか、今日はおやすみ台詞のリクエストです。
    よろしくお願いします。
    ふわぁー、そろそろ寝よっか。
    って、どした?あー、何か色々考えちゃったり不安になったりした?
    ほら、おいで。はい、ぎゅー。
    大丈夫、大丈夫。
    んー?確かに俺の言う「大丈夫」には何の根拠も責任もないけど、少しでも楽になったらいいなーって、そんな気持ちは持ってるよ。
    だから、大丈夫、大丈夫。
    大丈夫じゃなくなったら、俺を呼んで。好きなだけ寄りかかって。
    いつでも傍にいるからさ。
    そんじゃ、今日はこのまま寝よっか。
    うん、おやすみ。

  5. 蒼子 より:

    織田さんこんにちわ!
    今回も死神シリーズ・七人目の4話をリクエストさせていただきます。
    今回は主人公の死神・リンドウは登場せず、対象者とその恋人の二人のみとなります。
    この二人が出てくる話から少し時間が空いたので、簡単なキャラクター設定をのせておきます。
    長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
    【キャラクターおさらい】
    ・真喜蓮也(マキ・レンヤ)
     今回の対象者。更生中の元チンピラ。20歳。自動車整備工場勤務。一花と交際中。
    ・林堂一花(リンドウ・イチカ)
     蓮也の恋人。21歳。看護師。対象者以外には見えないはずの死神がなぜか見えていた。蓮也に交際を申し込まれた時に「自分より先の死なないこと」という条件を出している。
    ———-
    『最後の七日間 七人目・四』
     死神とのことがあった翌日。
     仕事を終えてアパートに帰ると、部屋の前に一花がいた。
    「蓮也、おかえり!」
     笑顔で出迎えてくれた彼女の手には、大きなエコバッグが提げられている。
    「晩御飯、一緒に食べようと思って」
    「え、おばさんは?」
     彼女は母親と二人暮らしだ。
    「今日は夜勤。ちゃんと蓮也のところに行くって言ってきたよ」
     部屋に入ると、彼女はさっそく料理を作り始めた。メニューを尋ねたら、俺の好物ばかりが返ってくる。俺も手を洗って隣に立ち、彼女に言われるまま手を動かした。
    「やっぱり元気がない気がする」
     鍋の様子を気にしながら、ポツリと一花が言った。
    「まだ調子悪い? 迷惑だったかな」
    「そんなわけないだろ」
     嘘じゃなかった。彼女が俺を心配して、会いにきてくれたことは本当に嬉しい。
     だけど一方で、死神の言葉が頭から離れない。それが態度に出てしまっていた。
    「……一花はさ、もしも目の前にいきなり死神が現れて、お前の寿命はあと七日だって言ってきたらどうする?」
     どう切り出したらいいかわからないまま、口を開いていた。
    「なぁに、それ?」
    「いや、えーと、事務所にあった雑誌をチラ見してたら載ってた、っていうか」
     しどろもどろに言葉を繋げる。我ながら嘘が下手すぎる。
     彼女は少し考えたあと、
    「七日後に死んじゃうのは絶対なの?」
    「そうらしい」
    「死神さんをやっつけちゃうとか」
    「たぶんそれはアウトだ」
     夜にふたたび現れてまで警告してきたことだ。
    「じゃあ、寿命を伸ばす方法を探すしかないんじゃない?」
    「え……?」
     さらりと言われたその言葉に驚いて、思わず彼女の方を見る。
    「蓮也ならそうするでしょ?」
     こちらを向いた彼女と目が合った。真っ直ぐな眼差しが俺を貫く。
    「そうだな」
     体から、余計な力が抜けていくのを感じた。
    「約束だもんな」
     一花より先に死なない。それが、俺たちが付き合う時に交わした約束だった。
    つづく

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