2022/7/31(日)第113回 織田優成ツイキャス音声配信リクエスト台詞募集!

2022/7/31(日)第113回 織田優成ツイキャス音声配信リクエスト台詞募集!

7月24日(日)に行われた「第112回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!

アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2022/7/24(日)第112回 織田優成ツイキャス音声配信 顔文字ってスゲー! (o|o) VS (V)o\o(V) 前編
2022/7/24(日)第112回 織田優成ツイキャス音声配信 顔文字ってスゲー! (o|o) VS (V)o\o(V) 後編

毎週日曜日21:30から1時間枠でお送りしている、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!

この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。

第112回のリクエスト台詞

前回第112回は、いつものように最初の15分だけ無料配信で、残り45分はメンバーシップ限定配信の通常配信。リクエストは4つあり、無料枠で、朔望さんの「天然ドジのアイツ」。メンバーシップ限定枠で、もつみさんの「噂の万屋”うつしみ屋” 五品目」、そして蒼子さんの死神シリーズによるあきたそさんの悪代官とのコラボ「悪代官と死神」、そして、リクエスト初となる、りうさんの「疲れた貴方」にを演じました。

昨年の4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信、そしてアーカイブをご活用ください!

第113回のリクエスト台詞募集

ということで次回のリクエスト募集です。次回第113回は、7/31(日)21:30からが配信予定。そう、月最後の日曜日なので最初の15分だけではなく1時間まるまる無料配信です。その代わり、リクエスト台詞の採用は1つだけ! リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。

リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします(^^)/。

第113回のリクエスト台詞

2022/7/31(日)
蒼子さん
「『猫田と比野 3』
「猫田!? なんでいるの?」。顔を真っ赤にした比野が、俺を見て声を上げる。幼馴染とはいえ、突然 自分の部屋に男が現れたら、そりゃ驚くだろう。「おばさんに頼まれた。自分が出掛ける間、風邪ひいて高熱が出てるのに、寝ないで漫画ばかり読んでる娘を 見張っておいてくれって」「引き受けないでよ……」。比野がジト目で睨んでくる。その手には 漫画本がおさまっていた。「睨む前に その漫画を閉じろ。寝なきゃ治らないぞ」。母親に言われて 比野の家に届け物に来ていた。ちょうど家を出ようとしていた比野のお母さんは、娘の様子を心配するあまり、俺に無茶振りをしてきたというわけだ。「飽きちゃうくらい寝たもん」「ちなみに熱は?」「38.6℃」「寝ろ!」。体温を誤魔化さなかったことは 内心評価しつつ、比野の手から本を取り上げる。比野は憮然としながらも、おとなしくベッドに潜り込んだ。俺も適度に距離をとって 腰を下ろす。もちろん、マスクは最初から装着済みだ。「読めば病気が治る本とか あればいいのに」。不機嫌な声で比野が言う。「なんだそれ?」「読むだけで、たちどころに病気が治る素敵な本。薬と睡眠の代わりにね。漫画がいいな」。確かに 苦い薬を飲んだり、嫌々眠ったりするよりは いいかもしれない。「でも、比野は絶対 用法用量 守らないだろ」。思わず入れてしまったツッコミに、「そんなことないもん……」。否定しきれないのか、段々と声が小さくなっていった。そして、布団を頭まで すっぽりかぶり、「観念して寝る。猫田は どうするの?」「あー……」。なんとなく、そうなることは想定していなかった。「そこにいて、私が寝たあとも。うちのママに頼まれたんでしょ」。相変わらず不機嫌な、だけど頼りなさげな声。「私の漫画、好きなだけ読んでていいから」「分かった」。そう返事をすると、比野は布団から顔を出し、「ありがと」。満足そうに笑って、目を閉じた」

コメント

  1. 蒼子 より:

    織田さんこんばんは。
    今回は久しぶりに、「猫田と比野」のお話をリクエストさせていただきます。
    これまで「もしもの話」のタイトルでリクエストさせて頂いていたのですが、今回からは「猫田と比野」と改題しています。
    あと、これまでの猫田と比野は高校3年生の設定でしたが、今回の話は高校に入りたてくらいのイメージで書いています。
    選ばれた際にはよろしくお願いいたします。
    ———-
    猫田と比野 3
    「猫田!? なんでいるの?」
     顔を真っ赤にした比野が、俺を見て声を上げる。
     幼馴染とはいえ、突然自分の部屋に男が現れたら、そりゃ驚くだろう。
    「おばさんに頼まれた。自分が出掛ける間、風邪ひいて高熱が出てるのに、寝ないで漫画ばかり読んでる娘を見張っておいてくれって」
    「引き受けないでよ……」
     比野がジト目で睨んでくる。その手には漫画本がおさまっていた。
    「睨む前にその漫画を閉じろ。寝なきゃ治らないぞ」
     母親に言われて、比野の家に届け物に来ていた。ちょうど家を出ようとしていた比野のお母さんは、娘の様子を心配するあまり、俺に無茶振りをしてきたというわけだ。
    「飽きちゃうくらい寝たもん」
    「ちなみに熱は?」
    「38.6℃」
    「寝ろ!」
     体温を誤魔化さなかったことは内心評価しつつ、比野の手から本を取り上げる。
     比野は憮然としながらも、おとなしくベッドに潜り込んだ。俺も、適度に距離をとって腰を下ろす。もちろんマスクは最初から装着済みだ。
    「読めば病気が治る本とかあれば良いのに」
     不機嫌な声で比野が言う。
    「なんだそれ?」
    「読むだけで、たちどころに病気が治る素敵な本。薬と睡眠の代わりにね。漫画がいいな」
     確かに苦い薬を飲んだり、嫌々眠ったりするよりは良いかもしれない。
    「でも、比野は絶対、用法用量守らないだろ」
     思わず入れてしまったツッコミに、
    「そんなことないもん……」
     否定しきれないのか、段々と声が小さくなっていった。そして、布団を頭まですっぽりかぶり、
    「観念して寝る。猫田はどうするの?」
    「あー……」
     なんとなく、そうなることは想定していなかった。
    「そこにいて。私が寝たあとも。うちのママに頼まれたんでしょ」
     相変わらず不機嫌な、だけど頼りなさげな声。
    「私の漫画、好きなだけ読んでていいから」
    「わかった」
     そう返事をすると、比野は布団から顔を出し、
    「ありがと」
     満足そうに笑って、目を閉じた。

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