2024/6/23(日)第210回 織田優成ツイキャス本配信 リクエスト台詞募集!

2024/6/23(日)第210回 織田優成ツイキャス本配信 リクエスト台詞募集!

6月16日(日)に行われた「第209回 織田優成のVoice Only配信」へお越しいただき、ありがと三角でした!
アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2024/6/16(日)第209回 織田優成ツイキャス本配信 餃子にはビール派です(^^) 前編
2024/6/16(日)第209回 織田優成ツイキャス本配信 餃子にはビール派です(^^) 後編

毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!

この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。

第209回のリクエスト

第209回は最初の15分は誰でも視聴可能な通常配信。リクエスト台詞は2つあったため、無料枠でエビカニダマンの「あ゛づい゛~」。メンバーシップ枠で蒼子さんの「最後の七日間 8.5人目・二十三」をお送りしました。

2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そしてアーカイブ視聴をご活用ください!

第210回リクエスト台詞募集!

ということで次回の配信です。次回は2024/6/23(日)21:30からが配信予定。いつものように最初の15分間だけ誰でも視聴可能な通常配信です。リクエスト台詞の締め切りは当日16:30まで。

台詞リクエストはメンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。 リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします。

第210回のリクエスト台詞

こくまろさん
「すっかり暑くなってきたね〜。何度 言っても 運動不足から抜け出せない君へ この夏、ぜひ やってみてほしいことがある。夏といえば、そう、ラジオ体操だ。小学生以来だって? いや、これね、案外馬鹿にできないよ。ていうか、君ほど意識低い人間には、これくらいじゃなきゃ続かないだろ? だから、つべこべ言わないの。ちょっとやってみよう。さあっ、腕を前から上にあげて、のびのびと背伸びの運動から! いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち! ほら、膝はちゃんと曲げて。腕 上がりきってないよー。動きは大きく! はい、最後は深呼吸ね。大きく息を吸ってー……吐いてー。
どう? 簡単な運動でも 本気でやると疲れるでしょ。今日から毎日ね。ちゃんと頑張ったら、ご褒美をあげよう。何がいいかな」

Craneさん
俊は20代前半くらいのふわふわとした喋り方で、夏八は10代でクールな印象の喋り方
「『龍の社2』
今から二年前、私は厄介払いされるように、龍神の社に追い出された。家が嫌いだった私には ちょうどよかったが、社から出られないという制約だけは鬱陶しい。監禁状態の一人暮らしが始まるのか……そう考えながら 縁側でぼーっと座っていると、人気のなかった社の中から、突然男が現れた。
「あ、お前が新しいキュウシか?」「っ!? 誰だ!?」「え? ご当主から何も聞いてない? おかしいなぁ」。のんびりとした雰囲気の男は、その雰囲気に反して、鋭さのあるオーラを放っていた。私を警戒しているらしい。「俺、ミナカミ・シュン。ここで お前のお世話係を任されてるんだ。」「……君もミナカミの人間か。世話なんていらないから 出て行ってくれないか」「……」。一族の人間なんて 誰も信用ならない。今すぐ一人にしてほしい。だがなぜか、彼がまとっていた鋭さが消え、突然 花のような木漏れ日のような、暖かなオーラに包まれ始める。「あはは! なんだ、お前も一族嫌いのキュウシか! いいねぇ、そういうの大好きだよ~!」「はぁ……? やめてくれ、私は君が嫌いだ」
そんなことがあったな、なんて。シュンと初めて会った日を思い出す。確かにシュンは、私の嫌いなタイプの人間だった。明るくて 人懐こくて、私とは真逆の人間。でも、不思議と嫌悪感だけはわかなかった。むしろやっと、本当の家族ができたような感覚だった。
遠くからシュンの叫び声が聞こえてくる。視界は暗いまま、気が遠のいていった」

蒼子さん
「『最後の七日間 8.5人目・二十四』
アサギ家とは家族ぐるみの付き合いだった。オウスケはレンヤの兄と同い年で、子供のころはよく三人で遊んでいた。レンヤにとっては、もう一人の兄のような存在だった。地方の大学に進学した彼は、四年前に下宿先で突然 亡くなった。その一週間ほど前から大学に行っておらず 連絡も取れなかったと、葬式で大人たちが話していたのを覚えている。
「なんでオウスケが……死神なんかに……」。うめくように言ったレンヤに答えたのは、やはりマティスだった。「サクラもかつては君と同じ、『最後の七日間』の試練の対象者だったんだけどね。ペナルティになったんだ。関係ない人間を、自分の死に巻き込もうとした。もう君には言ってしまうけど、ペナルティを受けた者は、多くの場合、死神になる」。だから湯川も死神になったのかと納得したのと同時に、彼の死に様を見届けた記憶が、頭の中にフラッシュバックする。「じゃあ……オウスケもアンタが殺したのかよ……!?」。ゆらりと立ち上がってリンドウを睨みつけたレンヤに、「勘違いしてもらっては困る。君もよく知っているだろう。生きるか死ぬか、死んだその先で何が待っているか。それを決めるのは、七日間の行動なんだよ。君にもあの時 伝えたはずだ。たった七日でも、何が起こるかわからない、と」。その結果だよ、とリンドウは冷たい死神の貌で突き放す。「開き直ってんじゃねぇ!!」。そう掴みかかろうとした瞬間、テーブルの上でレンヤの携帯電話が震えた。画面にイチカの名前を認め、反射的に通話ボタンを押す。『蓮也? 今どこにいるの?』。不安を滲ませたイチカの声に、一気に頭が冷えた。「ごめん。知り合いに捕まっちまってた。すぐ帰るな……」。ごめんな、ともう一度謝って、電話を切る。「正直、アンタらのことを全部信じるのは無理だ。イチカのことも、オウスケのことも……」――分からないことが多すぎる。頭も心もゴチャゴチャのまま、レンヤは帰途に着いた。つづく」

コメント

  1. Crane より:

    織田さん、こんにちは!
    今回は前回リクエストした話の続きで、過去編?のようなものです!
    だいぶ間が空いてしまったので一応キャラクターの口調をもう一度書いておきます。
    俊は20代前半くらいのふわふわとした喋り方で、夏八は10代でクールな印象の喋り方です。
    よろしくお願いしますorz

    『龍の社2』

    今から二年前、私は厄介払いされるように龍神の社に追い出された。
    家が嫌いだった私にはちょうどよかったが、社から出られないという制約だけは鬱陶しい。
    監禁状態の一人暮らしが始まるのか…そう考えながら縁側でぼーっと座っていると、人気のなかった社の中から突然男が現れた。

    「あ、お前が新しい九子か?」
    「っ!?誰だ!?」
    「え?ご当主から何も聞いてない?おかしいなぁ」

    のんびりとした雰囲気の男は、その雰囲気に反して鋭さのあるオーラを放っていた。
    私を警戒しているらしい。

    「俺、水上俊。ここでお前のお世話係を任されてるんだ。」
    「…君も水上の人間か。世話なんていらないから出て行ってくれないか」
    「…」

    一族の人間なんて誰も信用ならない。今すぐ一人にしてほしい。
    だがなぜか、彼がまとっていた鋭さが消え突然花のような木漏れ日のような、暖かなオーラに包まれ始める。

    「あはは!なんだ、お前も一族嫌いの九子か!いいねぇ、そういうの大好きだよ~!」
    「はぁ…?やめてくれ、私は君が嫌いだ」

    そんなことがあったな、なんて。俊と初めて会った日を思い出す。
    確かに俊は私の嫌いなタイプの人間だった。
    明るくて、人懐こくて、私とは真逆の人間。
    でも、不思議と嫌悪感だけはわかなかった。むしろやっと本当の家族ができたような感覚だった。
    遠くから俊の叫び声が聞こえてくる。
    視界は暗いまま気が遠のいていった。

  2. こくまろ より:

    織田さん、こんにちは。
    暑くて全てのやる気が出ない…ということで、自堕落まっしぐらな気分を少しでも持ち上げたく、こちらの台詞をリクエストします…!
    じめじめを吹っ飛ばす爽やかな声でお願いしたいです!
    よろしくお願いいたします。

    ***

    すっかり暑くなってきたね〜
    何度言っても運動不足から抜け出せない君へ、この夏ぜひやってみてほしいことがある。夏といえば、そう、ラジオ体操だ。
    小学生以来だって? いや、これね、案外馬鹿にできないよ。
    ていうか、君ほど意識低い人間にはこれくらいじゃなきゃ続かないだろ? だから、つべこべ言わないの。ちょっとやってみよう。
    さあっ、腕を前から上にあげて、のびのびと背伸びの運動から!
    いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち!
    ほら、膝はちゃんと曲げて。
    腕上がりきってないよー 動きは大きく!
    はい、最後は深呼吸ね。
    大きく息を吸ってー……吐いてー
    どう? 簡単な運動でも本気でやると疲れるでしょ。
    今日から毎日ね。ちゃんと頑張ったら、ご褒美をあげよう。何がいいかな。

  3. 蒼子 より:

    織田さんこんにちは。
    今回も、死神シリーズ8.5人目の24話をリクエストさせていただきます。
    今回も蓮也視点で、登場人物は蓮也、マティス、死神リンドウ、一花になります。

    長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。

    ———–

    『最後の七日間 8.5人目・二十四』

     浅木家とは家族ぐるみの付き合いだった。桜輔(オウスケ)は蓮也の兄と同い年で、子供の頃はよく三人で遊んでいた。蓮也にとっては、もう一人の兄のような存在だった。
     地方の大学に進学した彼は、四年前に下宿先で突然亡くなった。その一週間ほど前から大学に行っておらず、連絡も取れなかったと、葬式で大人たちが話していたのを覚えている。
    「なんで桜輔が……死神なんかに……」
     うめくように言った蓮也に、答えたのはやはりマティスだった。
    「サクラもかつては、君と同じ『最後の七日間』の試練の対象者だったんだけどね。ペナルティになったんだ。関係ない人間を自分の死に巻き込もうとした。もう君には言ってしまうけど、ペナルティを受けた者は、多くの場合死神になる」
     だから湯川も死神になったのかと納得したのと同時に、彼の死に様を見届けた記憶が、頭の中にフラッシュバックする。
    「じゃあ……桜輔もアンタが殺したのかよ……!?」
     ゆらりと立ち上がって、リンドウを睨みつけた蓮也に、
    「勘違いしてもらっては困る。君もよく知っているだろう。生きるか死ぬか、死んだその先で何が待っているか。それを決めるのは七日間の行動なんだよ。君にもあの時伝えたはずだ。たった七日でも、何が起こるかわからない、と」
     その結果だよ、とリンドウは冷たい死神の貌で突き放す。
    「開き直ってんじゃねぇ!!」
     そう掴みかかろうとした瞬間、テーブルの上で蓮也の携帯電話が震えた。画面に一花の名前を認め、反射的に通話ボタンを押す。
    『蓮也? 今どこにいるの?』
     不安を滲ませた一花の声に、一気に頭が冷えた。
    「ごめん。知り合いに捕まっちまってた。すぐ帰るな……」
     ごめんな、ともう一度謝って、電話を切る。
    「正直、アンタらのことを全部信じるのは無理だ。一花のことも桜輔のことも……」
     ――わからないことが多すぎる。
     頭も心もゴチャゴチャのまま、蓮也は帰途に着いた。

    つづく

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