2023/10/15(日)第174回 織田優成ツイキャス本配信 リクエスト台詞募集!
10月8日(日)に行われた「第173回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!
アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2023/10/8(日)第173回 織田優成ツイキャスライブ本配信 「太鼓台(ちょうさ)」ってスゴイな!? 前編
2023/10/8(日)第173回 織田優成ツイキャスライブ本配信 「太鼓台(ちょうさ)」ってスゴイな!? 後編
毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!
この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。
第173回のリクエスト
第173回は、はじめの15分は誰でも視聴可能という通常配信。リクエストは3つあり、無料枠でこくまろさんの「寂しがり屋」、メンバーシップ枠であきたそさんの「悪代官『先月の短歌の会』」、蒼子さんの「最後の七日間 八人目・十二」を演じました。
2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そしてアーカイブ視聴をご活用ください!
第174回リクエスト台詞募集!
ということで次回の配信です。次回、第174回は2023/10/15(日)21:30からが配信予定。最初の15分だけ誰でも視聴可能なので、ぜひ、いらしてください。
台詞リクエストはメンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。 リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします。
第174回のリクエスト台詞
こくまろさん
「あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場(せんば)さ
船場山には狸がおってさ それを猟師が鉄砲で撃ってさ 煮てさ 焼いてさ 食ってさ それを木の葉でちょいと隠(かぶ)せ」
蒼子さん
「『最後の七日間 八人目・十三』
なんで僕は あの男に殴られて、リンドウさんからは否定されて 地面に這いつくばっているんだろう。全部 全部 おかしいじゃないか。だって、僕は死神に言われたように、未来を思い描いて、その通りにしようとしただけなのに。いきなり現れた死神は、冷たい顔で僕を見下ろしていた。それを、僕を組み伏せているあの男が庇っている。屈辱だった。リンドウさんも死神に向かって叫んでいる。なにがなんだか分からず、頭がおかしくなりそうだった。
不意に身体が軽くなる。直後に風が辺りを吹き抜けた。「さて、聞いての通りだ。私は君に罰を与える」。死神が僕に向かって一歩近づいてきた。反射的に体を起こす。「なんでだよ!? 僕は なにも悪いことなんてしてない!」「彼を刺そうとしただろう? それ以前に、彼に投げつけた言葉もアウトだったけどね。ここまで救いようのない対象者は久しぶりだ」「本当のこと言って なにが悪いんだよ! あんなやつと一緒になったら不幸になるに決まってる! だから、僕がリンドウさんを助けてあげようとしただけだ! そしたら彼女も僕に感謝して、一緒に幸せになれるはずだったんだ!」「なれないよ。そもそも君は、彼女と一緒に生きるつもりもなかっただろう」。死神の言葉にギクリと身体がこわばった。「もしダメなら彼女を殺して、二人の愛を永遠のものにしよう、だったかな。君の本命は、むしろこっちだっただろう。随分とロマンチックで、愚かなことだ。――死ぬなら一人で死にたまえ」。吐き捨てるように言って、死神がランタンから蝋燭を取り出す。逃げろと身体中が訴えているのに、死神から目が離せないままだった。「君は、ペナルティがどんなものか気にしていたね」「いやだ……死にたくない……」「私と同じ、死神になるんだ」「いやだ!!」。叫んで、死神から逃れようと駆け出して――後ろで小さく風の音がした。それで、終わりだった」
コメント
織田さんこんにちは。
今回も、死神シリーズ八人目の十三話をリクエストさせていただきます。
登場人物は湯川、死神リンドウです。
今回で8人目のお話は終わりです。
長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
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『最後の七日間 八人目・十三』
なんで僕は、あの男に殴られて、林堂さんからは否定されて、地面に這いつくばっているんだろう。
全部全部おかしいじゃないか。だって僕は死神に言われたように、未来を思い描いて、その通りにしようとしただけなのに。
いきなり現れた死神は、冷たい顔で僕を見下ろしていた。それを、僕を組み伏せているあの男が庇っている。屈辱だった。
林堂さんも死神に向かって叫んでいる。何が何だかわからず、頭がおかしくなりそうだった。
不意に身体が軽くなる。直後に風があたりを吹き抜けた。
「さて、聞いての通りだ。私は君に罰を与える」
死神が僕に向かって一歩近づいてきた。反射的に体を起こす。
「なんでだよ!? 僕は何も悪いことなんてしてない!」
「彼を刺そうとしただろう? それ以前に、彼に投げつけた言葉もアウトだったけどね。ここまで救いようのない対象者は久しぶりだ」
「本当のこと言って何が悪いんだよ! あんなやつと一緒になったら不幸になるに決まってる! だから僕が林堂さんを助けてあげようとしただけだ! そしたら彼女も僕に感謝して、一緒に幸せになれるはずだったんだ!」
「なれないよ。そもそも君は、彼女と一緒に生きるつもりもなかっただろう」
死神の言葉に、ぎくりと身体がこわばった。
「もしダメなら彼女を殺して、二人の愛を永遠のものにしよう、だったかな。君の本命はむしろこっちだっただろう。随分とロマンチックで、愚かなことだ。――死ぬなら一人で死に給え」
吐き捨てるように言って、死神がランタンから蝋燭を取り出す。逃げろと身体中が訴えているのに、死神から目が離せないままだった。
「君は、ペナルティがどんなものか気にしていたね」
「いやだ……死にたくない……」
「私と同じ、死神になるんだ」
「いやだ!!」
叫んで、死神から逃れようと駆け出して――後ろで小さく風の音がした。それで終わりだった。
織田さん、こんにちは! こくまろです。
今回は歌のリクエストで、童歌の「あんたがたどこさ」をお願いしたいと思います。
問題ありませんでしたら宜しくお願いいたします。
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あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場(せんば)さ
船場山には狸がおってさ それを猟師が鉄砲で撃ってさ 煮てさ 焼いてさ 食ってさ それを木の葉でちょいと隠(かぶ)せ