しゃべれどもしゃべれども/佐藤多佳子

しゃべれどもしゃべれども

1999年、僕が楊ぜん役で出演したNHK-FMのラジオドラマ「青春アドベンチャー『封神演義 第二部』」の4作品前にオンエアされたのが、この佐藤多佳子さん原作の「しゃべれどもしゃべれども」。

残念ながら当時、聴く機会に恵まれなかったけれど、面白いタイトルなので、なんとなく覚えていた。その作品を7年も経ってから読んだんですが、いやぁ~良かった(^^)v。話ベタや人付き合いの苦手な人たちが、落語家に落語を通してその手ほどきを受けるという人情ドラマなんですけれど、主人公の落語家と人付き合いが苦手な人たちの、ともに成長して行く過程が淡々と描かれていて、なんかいいんですよね。

作品の中で苦手な人付き合いを克服するまでには至っていないんですが、解決せずにその手前で話が終わっているからこそ妙に納得できて……。さすが、1997年度「本の雑誌」年間ベストテンに選ばれただけはあります。

しゃべれどもしゃべれども、映画化

で、なぜ僕が読んだかというと、この作品が映画「学校の怪談」「魔界転生」「レディ・ジョーカー」で有名な平山秀幸監督で映画化され、来春に公開されるから。

出演は、主演であるジャニーズのアイドルグループTOKIOの国分太一に、香里奈、森永悠希、松重豊、伊東四朗、八千草薫、ほかと続き、なぜかその末端に僕がいたりして(^^;。

出演したビデオ作品が、たまたま劇場で公開されたことはあるけれど、劇場公開のためにフィルムで撮影される本編(ほんぺん=映画)は初めて!

ちなみに、どうして僕がキャスティングされたかというと、それは、かつて所属していた事務所からの依頼。その事務所、タレント事務所でありながら作家や映画監督といった文化人も所属する企画・製作集団でもあり、この「しゃべれどもしゃべれども」も、そこが企画・製作というわけ。

僕の役は、いただいた台本の香盤表(こうばんひょう=キャスト表)を見ると、一番最後に手書きで書き加えられたもの、といえば、どんな役かは推して知るべし! ここでは敢えて教えずに、来春、劇場で観てください。

僕のシーン(というか余りにも短いので“カット”ですね(^^;)は、松重豊さんと僕だけの撮影で、先週、無事に終了し、昨日はエキストラまで経験して来ました。撮りこぼしがなければ今週で全撮影が終了し、編集作業へと移るはずです。

しかし、ここで問題! 実写作品はアニメなどと違い、撮影が済んでいても編集段階でカットされてしまうことが!? 僕がいただいた役柄では、もしかしたらカットされているかもしれません。でも台本上、僕の役柄の存在自体がカットされるとは思えないので、映像はカットされても、音声は流れるはず! と思いたい……。

ちなみに他の出演者で声の仕事もしている人には、青木和代さん、日向とめ吉くん、そしてなんと! アニメ「テニスの王子様」で、僕が演ずる佐伯虎次郎の六角中学テニス部顧問、オジイ役の外波山文明さんも出演! あぁ、同じシーンで絡みたかったなぁ。

とにかく、とても心温まる良いお話なので、「しゃべれどもしゃべれども」を、ぜひ、ご一読ください(^^)/。

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