ペヤング 焼きそばソース まるか食品

ペヤング 焼きそばソース まるか食品

ペヤング 焼きそば ソース 200ml 2本セット


スーパーのソース売り場で見かけて「ん?」と2度見した商品が、こちら。「ペヤング ソースやきそば」のパッケージをそのまま小さくしてラベルに使用した「ペヤング 焼きそばソース」。イラストの下には「※上部のイラストはペヤングソースやきそばのイメージです」とある。そう、カップ焼きそばである「ペヤング ソースやきそば」付属の液体ソースをボトルにしたものだ。

「どこだよ、こんなの作ったの?(笑)」

と販売者を見たら、「ペヤング ソースやきそば」を製造販売している本家本元の「まるか食品」だった(爆)。すごいぜ、まるか食品。まあ、作っているのは「ふえるわかめちゃん」や「青じそドレッシング」で有名な「理研ビタミン」だけれど。

焼そばに、ほんの少しソースを足したい

僕の場合、カップ焼きそばの「ペヤング ソース焼きそば」を食べたとき、お湯の捨て方が甘く完全に湯きりがされていなかったのか、付属の袋ソースだけでは味を薄く感じソースが足りないことがたまにある。そんな、「もう少しソースの量が多ければなあ……」というときに、この商品は活躍するかもしれない。

でも、一番気になるのは、普通の半生麺タイプの焼きそばに、この「ペヤング 焼きそばソース」を使ったら、カップ焼きそばとは違うちょっと高級な麺なのに「ペヤング ソースやきそば」の味が味わえるかも? などという、多くの人が別にどうでもいいと思うような理由だ。というわけで、買おうかなあ? どうしようかなあ? と、数日悩んでから購入してみた(笑)。

ちなみにお値段は税抜き298円。近所のスーパーを回って一番安いところで買おうと思ったのだけれど、イトーヨーカドーでしか発見できなかった……。もしかして、この「ペヤング 焼きそばソース」って人気ないのかな? 僕としては、思いっきり心をわしづかみされたのだけれど(笑)。

そしてそして、ペヤングのソースを比較するために「ペヤング ソースやきそば」と「ペヨング ソースやきそば」も、それぞれ2個ずつ購入し、準備万端で「ペヤング 焼きそばソース」に挑んでみた!

ペヤング ソースやきそば 120g×18個

ペヨング ソースやきそば 106g×18個

液体ソース比較

さて、肝心の液体ソースはというと、ペヤングとペヨングは同じ袋タイプの液体ソースで、まるっきり同じものが入っていた。しかし、対するボトルタイプの「ペヤング 焼きそばソース」は、見た目はそっくりだが似て非なるもの。それぞれを小皿に移して舐めてみたところ味が全然違い、ボトルソースのほうが辛く、とろみもある。カップ焼きそばの袋タイプ液体ソースはウスターソースに限りなく近く、とろみも少なかったのだ。これはなぜだろう? やはり、食べるときにのみ使用する袋タイプと違い、ボトルタイプの場合は使い切るのに時間がかかるため酸化の恐れが限りなくある。それを見越しての防腐措置などが施されているのだろうか?

というわけで、両方の原材料名を見てみた。すると、「ペヤングソースやきそば」には“添付調味料(ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、香味油、牛肉エキス、香辛料)”という文字が。対する「ペヤング 焼きそばソース」のほうは、“添付調味料(ウスターソース、砂糖、たん白加水分解物、果糖ぶどう糖液糖、香味食用油、食塩、ビーフ風調味料、トマトエキス、香辛料、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、酒精、酸味料、香辛料抽出物、増粘剤(キサンタンガム)”と、「ペヤングソースやきそば」の7種類に対し、実に15種類。倍以上の原材料が使用されていた。これでは味が違うのは当たり前だ。

それを承知の上で、付属の袋タイプ液体ソースを使用したものと、液体ソースと同量25gの「ペヤング 焼きそばソース」を使用した「ペヤングソースやきそば」と「ペヨング ソースやきそば」、そして、袋タイプの液体ソースと「ペヤング 焼きそばソース」を使用して作った半生麺タイプの焼きそば、合計6食を食べ比べてみた(爆)。

6種類、食べ比べ

結論から先に言うと、やはりカップ焼きそばで使用されている油揚げ麺だから、あのおいしさが出るのだろう。僕としては、材料をそのまま使った従来の「ペヤング ソースやきそば」が一番おいしかった(*^^*)。「ペヤング 焼きそばソース」を使用したものはやはり辛く、今まで50年近く僕が慣れ親しんだ「ペヤング ソースやきそば」の味にはならない。もう僕の中でカップ焼きそばは「ペヤング ソースやきそば」の味で固定されているようだ。

だからといって「ペヤング 焼きそばソース」がおいしくないわけではない。これもこれでありなのだけれども、慣れ親しんだ味には僅差で負けてしまうのだ。

ちなみに、「ペヤングソースやきそば」と「ペヨング ソースやきそば」の違いは、内容量と味付け鶏ひき肉が入っているかいないか。そして、若干の味付け。

内容量は、ペヤングが120gで、ペヨングが106g。14g、ペヤングのほうが全体量が多いのだ。そして、ペヤングには味付け鶏ひき肉が入っているが、ペヨングには入っていない。お肉を食べないベジタリアンの方で、どうしてもカップ焼きそばが食べたいという方は、ペヤングではなくペヨングをお選びください。

さらにペヤングには、ペヨングには使われていない酸味料、香辛料抽出物、酸化防止剤としてローズマリー抽出物、重曹、甘味料としてカンゾウが原材料に使用されている。なので、僕としてはペヤングのほうが味にコクがあり、ペヨングよりおいしく感じてしまった。まあ、これも人それぞれだろう。

といった上記の理由により、6種類の焼きそばの中で「ペヤングソースやきそば」が、見事、僕の中で第1位を勝ち取った!

やきそばの半生麺に試したところ

最後に、半生麺にペヤングのソースを使用した場合だけれども、残念なことにペヤング感は感じられなかった。普通のウスターソースを使用した焼きそばと、あまり遜色はありませんでした。やはり、カップ焼きそばに使用されている油揚げ麺だからこそペヤングの液体ソースと合い、あの独特のカップ焼きそば味が誕生するのでしょう(^^)/。

とりあえず、僕の好奇心は思いっきり満たされました(^^)v。気になる方は、ぜひぜひ、「ペヤング 焼きそばソース」をお買い求めください!!

ペヤング 焼きそばソース
200ml
販売者:まるか食品株式会社
製造所:理研ビタミン株式会社

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