2023/7/9(日)第161回 織田優成ツイキャス本配信 リクエスト台詞募集!
7月2日(日)に行われた「第160回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!
アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2023/7/2(日)第160回 織田優成ツイキャスライブ配信 「きらきら星」ってフランスの歌だったんだ……前編
2023/7/2(日)第160回 織田優成ツイキャスライブ配信 「きらきら星」ってフランスの歌だったんだ……後編
毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!
この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。
第160回のリクエスト
第160回は7月最初の日曜日ということで、はじめの15分だけ誰でも視聴可能な通常配信。リクエスト台詞は、無料枠でおむぅさんの「きらきら星」の歌をアカペラで、メンバーシップ限定枠で蒼子さんのリクエスト「最後の七日間 八人目・四」、こくまろさんの励まし言葉をお贈りしました。最初の歌ではBGMを切り忘れ、本当に申し訳ありませんでした。
2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そしてアーカイブ視聴をご活用ください!
第161回リクエスト台詞募集!
ということで次回の配信です。次回、第161回は2023/7/9(日)21:30からが配信予定。台詞リクエストはメンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。 リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします。
第161回のリクエスト台詞
Craneさん
「『親友だった君へ 後輩編』
先輩は「ド」が付くほどの お人好しだ。愛想のない私に構ったり、他人の困りごとを引き受けたり、しなくてもいいことを喜んで引き受けるような人。そんな人だったからか、大学生になった今も、誰かの面倒ごとを引き受けているらしい。会うたびに彼の目の下のクマが ひどくなっている。
変わらないな……と思ったのも束の間、明らかに体調が悪そうなことに気づいた。単に寝不足、というよりは、栄養失調のような……妙に痩せていたり、ふらふらと歩いていたり……様子がおかしい。
気になって調べてみると、どうやら先輩が所属するサークルの活動を 押し付けられているらしい。本人には 押し付けられているつもりはないのだろうけど……押し付けている本人たちは街で遊び歩いているのだ。
耐えかねた私は「今のやり方では先輩が倒れます」と伝えたつもりだったが……伝え方が悪かったらしい。彼に避けられるようになってしまった。彼がダメならば、と押し付けた本人たちを訪ねたが……「お前何様なの? 先輩に向かって説教とか、ふざけてんのか」……そう言われたのは覚えている。そのあとの記憶は、正直ない。気づけば自宅のベッドで朝を迎えていた。
どうでも よかったはずの先輩のために、なぜ私がこんな苦労をしているんだろう。そんなことを思いながら 寝付けない日が続いた。「明日こそ先輩に会わないと……先輩が倒れる前に……」。……数日後、先輩の異変に気づいた教授により サークルの活動は無期限に中止され、私よりも先に 救いの手を差し伸べたらしかった」。
おむぅさん
きただにひろしさんの「ウィーアー!」の1番の中のサビから終わりまでの部分を唄って欲しいです。(作曲:田中公平さん 作詞:藤林聖子さん)
※バイノーラルマイクでお願いします!
蒼子さん
「『最後の七日間 八人目・五』
やっとの思いで家に帰り着き、どさりとベッドに倒れ込む。――ぜんぶ夢ならいいのに。死神のことも、彼女の結婚も。
帰り際に見た彼女――リンドウさんの笑顔が忘れられなかった。職場で見せるような やさしい笑みとは違う、喜びに咲いたような、まぶしいばかりの笑顔。初めて見た彼女の表情に、こんなときでも思い出すだけで 胸が高鳴ってしまう。同時に、それを独り占めしている あの男が 憎くてたまらなかった。彼女の相手は、噂通りの見た目をしていた。派手な茶髪に、両耳には たくさんのピアス。着ていた服も、一昔前のヤンキー崩れのようだった。あれじゃきっと 稼ぎだって悪いに違いない。そもそも 仕事に就いているかも あやしい。彼女に寄生するつもりなのかもしれない。「あんな奴より僕のほうが、絶対にリンドウさんを幸せにできるのに……」。枕に顔を埋めて呻く。と同時に、なぜか死神の言葉が脳裏を掠めた。
『未来を思い描くときは、なるべく幸せな気持ちで――』
僕にとっての幸せは、間違いなくリンドウさんだ。彼女が隣にいてくれたら、あの笑顔を僕だけに向けてくれたら――そうなれば、僕の未来は幸せなものになる。寿命だって伸びるに違いない――なるほど、未来を思い描くって こういうことか。
彼女だって、今は あいつに騙されているだけで、いつか絶対に別れるに決まってる。だったら、傷は浅いほうがいい。妊娠しているのがちょっと痛いが、それはおいおい考えよう。決めた。あの男から彼女を助けてあげよう。固めたばかりの決意に押されるまま、僕は携帯電話を手に取った。
翌日。彼女の仕事が終わる時間を見計らって 迎えに行く。引き継ぎが長引いているのか、彼女はなかなか出てこなかった。じりじりしながら待っていると、「なぁ、アンタも ここの病院の人? 仕事はもう終わってるんだよな?」。振り向いた瞬間、息が止まった。いつの間にか、あの男が隣に立っていた。つづく」
コメント
織田さんこんにちは!いつもお世話になっております!このたびは、唄のリクエストをさせて頂きます!
きただにひろしさんの「ウィーアー!」の1番の中のサビから終わりまでの部分を唄って欲しいです。宜しくお願いします!
(作曲:田中公平さん 作詞:藤林聖子さん)
※バイノーラルマイクでお願いします!
織田さん、こんにちは!
今回は以前リクエストしたものの続きです!
自分で話を書きながらつまらないなぁと思い始めたので、今回でこの話は終わりにするかもしれません(汗)
よろしくお願いしますorz
『親友だった君へ 後輩編』
先輩は、ドがつくほどのお人好しだ。
愛想のない私に構ったり他人の困りごとを引き受けたり、しなくても良いことを喜んで引き受けるような人。
そんな人だったからか、大学生になった今も誰かの面倒ごとを引き受けているらしい。
会うたびに彼の目の下のくまが酷くなっている。
変わらないな…と思ったのも束の間、明らかに体調が悪そうなことに気づいた。
単に寝不足、というよりは、栄養失調のような…妙に痩せていたりふらふらと歩いていたり…様子がおかしい。
気になって調べてみると、どうやら先輩が所属するサークルの活動を押し付けられているらしい。
本人には押し付けられているつもりはないのだろうけど…押し付けている本人たちは街で遊び歩いているのだ。
耐えかねた私は「今のやり方では先輩が倒れます」と伝えたつもりだったが…伝え方が悪かったらしい、彼に避けられるようになってしまった。
彼がダメならば、と押し付けた本人たちを訪ねたが…
「お前何様なの?先輩に向かって説教とかふざけてんのか」
…そう言われたのは覚えている。その後の記憶は正直ない。
気づけば自宅のベッドで朝を迎えていた。
どうでもよかったはずの先輩のために、なぜ私がこんな苦労をしているんだろう。
そんなことを思いながら寝付けない日が続いた。
「明日こそ、先輩に会わないと…先輩が倒れる前に…」
…数日後、先輩の異変に気づいた教授によりサークルの活動は無期限に中止され、私よりも先に救いの手を差し伸べたらしかった。
織田さんこんにちは。
今回も死神シリーズ八人目の五話をリクエストさせていただきます。
登場人物は湯川と蓮也です。
今回はまだ二人が会話することはないのですが、設定として湯川は27歳、蓮也は20歳になります。
長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
———
『最後の七日間 八人目・五』
やっとの思いで家に帰り着き、どさりとベッドに倒れ込む。
――ぜんぶ夢なら良いのに。
死神のことも、彼女の結婚も。
帰り際に見た彼女――林堂さんの笑顔が忘れられなかった。職場で見せるような優しい笑みとは違う、喜びに咲いたような、眩しいばかりの笑顔。初めて見た彼女の表情に、こんな時でも思い出すだけで胸が高鳴ってしまう。
同時に、それを独り占めしているあの男が憎くてたまらなかった。
彼女の相手は、噂通りの見た目をしていた。派手な茶髪に、両耳にはたくさんのピアス。着ていた服も、一昔前のヤンキー崩れのようだった。
あれじゃきっと稼ぎだって悪いに違いない。そもそも仕事に就いているかも怪しい。彼女に寄生するつもりなのかもしれない。
「あんな奴より僕の方が、絶対に林堂さんを幸せにできるのに……」
枕に顔を埋めて呻く。と同時に、なぜか死神の言葉が脳裏を掠めた。
『未来を思い描くときは、なるべく幸せな気持ちで――』
僕にとっての幸せは、間違いなく林堂さんだ。彼女が隣にいてくれたら、あの笑顔を僕だけに向けてくれたら――そうなれば、僕の未来は幸せなものになる。寿命だって伸びるに違いない。
――なるほど、未来を思い描くってこういうことか。
彼女だって、今はあいつに騙されているだけで、いつか絶対に別れるに決まってる。だったら、傷は浅い方がいい。妊娠しているのがちょっと痛いが、それはおいおい考えよう。
決めた。あの男から彼女を助けてあげよう。
固めたばかりの決意に押されるまま、僕は携帯電話を手に取った。
翌日。
彼女の仕事が終わる時間を見計らって迎えに行く。
引き継ぎが長引いているのか、彼女はなかなか出てこなかった。じりじりしながら待っていると、
「なぁ、アンタもここの病院の人? 仕事はもう終わってるんだよな?」
振り向いた瞬間、息が止まった。
いつの間にか、あの男が隣に立っていた。
つづく