熊カレー


年内の仕事が終わり、お腹を壊しても大丈夫(^^)v。というわけで、「トドカレー」からしばらく経ちましたが、ようやく「熊カレー」に挑戦しました。
熊カレーのうたい文句は、 「北海道の雄大な大地に生息するヒグマをカレーにしました」で、「トドカレー」と同じような笑える文章(^^;。
そんなわけで前回のトド同様、缶切りで蓋を開けて、いざ鍋に投入! すると、今回も立ちました、鍋に(笑)。まさに直立不動。トドと同様、熊も脂肪分が多いのか? いや、この会社のカレールー自体の問題だろうな。多分、アザラシとえぞ鹿も立つはずだ……(笑)。
熊カレーの味は、トドと同じく「辛口」。臭いもあんまり変わらないので、ルーは同じのようだ。しかし、何も手を加えなかったトドカレーは、期待したマズさが微塵も無く普通のカレー。そこで熊カレーにはお湯を足し、少しルーを伸ばすという暴挙へ! だって、あまりにもルーのとろみが固過ぎるんだもん(^^;。その上、ラッキョウと福神漬も添えて食すことに。トドカレーが普通だったから熊カレーはもっと普通なんだろうと、ゲテモノ期待指数はウナギ下がり(笑)。
というわけで試食!
う~ん……。カレーのルーはほぼ同じものと判明。しかし、しか~し! 辛さがトドよりかなり上だ。辛いのが苦手な人は、これは無理かもしれない!! というくらいの辛さです。
そしてスパイスの加減もトドより強い。これって、熊肉の方がトド肉よりクセがあるということだろうか?いや、恐らく逆だ。ルーは同じものを使っているはずだから、熊肉はカレーのルーに負けてしまったために、辛くてスパイスがきついのではないだろうか。
ところで肝心の熊肉はというと、小さい。あまりにも小さ過ぎる(;_;)。トドはレトルトにしては大きめのものが4切れもあったのに、熊は探さなければ見つからないほど小さいものが6切れ。どうやら、トドより熊の方が肉単価が高いようだ。
見た目はトンカツのヒレ肉のような部分の他、牛肉の脂身のような部分もあり、熊かどうかは一瞥では不明。肉に独特の臭いも感じないし、味もまたしかり。まぁ、カレーのスパイスが強過ぎるせいかもしれませんが……。
以上、熊カレーを食べてみた感想ですが、普通の範疇に入る味です。トドカレーと同じく、ゲテモノなどでは断じてないでしょう。ただ、今回、熊カレーを食べたことで、トドの肉の臭い、味の凄まじさは尋常では無いのかも? という思いが。
というのも、トドカレーはトド肉の味と臭いを感じられたのに対して、熊カレーは感じられなかったのです! トドカレーと熊カレーのルーは同じもののはず。なのに、熊カレーの方はカレーのスパイスが強く、辛さも上。熊肉の臭い、味を感じることができませんでした。なのに対するトドカレーにおけるトド肉は、カレーのルーに負けずにしっかり自己主張。ということは、トド肉をカレーに入れずに食べたら、かなりのものではないかと!?
トドにはカレーのほかに「大和煮」や「刺身」もあるようなので、これも試さねば(笑)。
株式会社 恵比寿
※この文章は、2004/12/29に書いたものを修正・転載しました。

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