2022/7/10(日)第110回 織田優成ツイキャス音声配信リクエスト台詞募集!
7月3日(日)に行われた「第109回 織田優成のVoice Only配信 前編&後編」にお越しいただき、ありがと三角でした!
アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2022/7/3(日)第109回 織田優成音声配信 マシントラブル? で音質悪し。でも、チコタン話せて良かった(^^) 前編
2022/7/3(日)第109回 織田優成音声配信 マシントラブル? で音質悪し。でも、チコタン話せて良かった(^^) 後編
毎週日曜日21:30から1時間枠でお送りしている、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!
この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できますので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。
第109回のリクエスト台詞
前回第109回はいつも通り最初の15分だけ無料配信で、残り45分はメンバーシップ限定配信。しかし、毎回、本配信の前にテスト配信をしているときに異変が!? 音量があまりにも小さい。設定や接続は前回と丸っきり同じなのに……。1時間以上、ああだこうだいろいろしたにも関わらず原因を追究できず、21:30に。今さら中止にできない時間帯になってしまったため、無理やりゲインで音量を上げてデジタル音満開で配信しました。音質が悪く、申し訳ありませんでした。
翌日、いろいろ試してみたところ、今まで使用していたUSBポートにオーディオインターフェイスを接続すると音量が小さくなることが判明。テスト配信時にも再起動をして違うUSBポートに接続したのですが、そのときは変化がなかったのに……。原因は不明ですが、対策は講じられるようになったと思いますので、次回はいつも通りのクリアな音質になると思います!
というわけで、リクエストをくださった3人の方の音質が悪くても演じてください! という温かい言葉を受け、はるよしさんの「侵入者」、もつみさんの「大分県民の姫野くん」、蒼子さんの「最後の七日間 七人目・一」を演じました。
昨年の4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信、そしてアーカイブをご活用ください!
第110回のリクエスト台詞募集
ということで次回のリクエスト募集です。次回第110回は、7/10(日)21:30からが配信予定。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。
リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします(^^)/。
コメント
織田さんこんばんは。
今回は「噂の万屋 “うつしみ屋” 四品目」をリクエストさせていただきます。
今回は、人間のお客さまではないようです。
どうぞよろしくお願いいたします。
「噂の万屋”うつしみ屋”」 四品目
「いらっしゃいませ…おや、随分と小さなお客様ですね。…はい?怪我をしたから、バンソウコウが欲しい?
おやおやこれは…随分とやってますねェ、人間なら救急車モノだ。
お母さんに言って病院に行くのが一番いいと、お兄さんは思いますがね。
“病院は痛いから嫌だ”? はぁ、そうですか。
……いいでしょう、ではこちらのメンコを貼ってあげますね。こいつは魔法のメンコだから、バンソウコウの代わりになってくれるかもしれない。
はい、代金。ちゃんとお小遣いから払えて偉いですね。
後でちゃあんとお母さんに言うんだよ。はいはい、またのお越しを。
(ここから独り言なので声色を変え)……ま、ありゃ吸血メンコだから、血を吸って真っ赤にでもなりゃア母親あたりが気づいて病院に連れてくだろうサ。」
織田さんこんにちは!
本日も「死神シリーズ」の七人目のお話をリクエストさせていただきます。
今回に登場人物は、死神と対象者(蓮也)のみです。
先日お願いしましたように、後でイラストもDMにて送らせていただきます。
長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
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『最後の七日間 七人目・二』
死神と再会したのは、その日の夜だった。
あのあと、一花(イチカ)とはすぐに別れた。久しぶりのデートだったのに、ずっと持ち直せないままの俺を気遣ってくれたのだ。
「デートはいつでもできるんだから。今はゆっくり休んで」
笑ってそう言ってくれた彼女に、死神のことは言えなかった。
俺だって、いまだに信じられない。だけど、あのとき食らった一撃で、質の悪い冗談じゃないことは嫌と言うほど分かった。
「俺は……あの死神野郎に憑り殺されるのかよ……!」
「それは違うなぁ」
「うおぁ!?」
突然背後から現れた死神に、思わず声を上げる。七日を待たずに殺す気か。
「大事なことを伝え忘れていた」
昼間に見たままの薄笑いで死神が言う。
「自暴自棄にならないように。死の宣告の後、身勝手に誰かを傷つけたらペナルティーだよ」
「は?」
「君は気が短そうだからね。あの時も私に殴りかかろうとしていただろう」
バレていた。と言うか、それがアウトなら、もっと早く言うべきだろうが。
「一花(イチカ)君といったかな。良いタイミングで現れた彼女に感謝だね」
彼女の名前を出され、体が動いていた。相手の襟を捕まえ引き寄せる。
「あいつにまで手ぇ出すつもりじゃねぇだろうな?」
「それはないよ。対象者はあくまで君だ」
ひらひらと手を振りながら否定するが、信じられたものじゃない。
「でも、あいつにもお前が見えてたんなら……!」
「ああ」
死神はなんでもないと言うように頷き、
「あれはきっと、彼女の霊力が潜在的に高いか、防衛本能が働いたか、あるいは……」
そこで声が途切れる。一瞬どこか遠くを見るような表情を浮かべるも、すぐ口元に笑みを戻した。
「とにかく、君は自分のことだけを考え給え。たった七日でも、何が起こるかわからない。私の目的はね、君を憑り殺すのではなく、君の命の行く末を見極めることだよ」
そう言って、死神は再び俺の前から姿を消したのだった。
つづく