焼くさや


※記事の商品とは違います(^^;。

お台場での仕事のあと、次の仕事まで時間がかなりあったので、いつもの新橋まで行かずに竹芝で途中下車。

駅を降りると、そこは船のターミナルである「竹芝客船ターミナル」。海を眺めながら時間をつぶし、何気にぶらぶらしていたら売店を発見! すると、そこで“くさや”なる商品が何点か目に入った!

くさや。そう、独特の匂いに包まれ、食べ物として賛否両論が分かれる、あの“くさや”だ(笑)。

以前、くさやを食べた人から、「匂いが大したことなくて、なんだ平気じゃんと食べたら、夜中に自分身体の中からのあまりにも凄まじい匂いで目が覚めた」と聞き、僕の興味はレベル・マックス!(笑)。そんなわけで、一番量の少ないものを速攻でゲットォ!!

うたい文句は、「極上 大島名産」「自然海塩 海の精使用 伊豆大島産」「島の珍味 お茶漬・お酒の肴に……この『焼くさや』は、大島産自然海塩・海の精を使用した秘伝のたれに漬け込み仕上げました。くさやを炭火で丁寧に焼き上げ、さらに食べやすく、ちぎってございますので、手軽に召し上がれます。旅の友にもご利用下さい」。

箱から取り出すと、真空パックされた小さめの青むろアジの半身ほどが3本。

どんな匂いか恐る恐るパックを少しずつ少しず~つちぎっていくと、微かに魚の匂いが。その後、封の開け口が大きくなるごとに匂いも強くなったが、この程度なら範囲内。

しかし、くさやというのは焼いた時に凄まじい匂いを発するもの。自宅で焼くと近所に迷惑がかかるから「焼くさや」なる、すでに焼かれた商品が作られたと聞いたことがある。

ならば! と、焼きたい衝動に駆られたが、すでに焼いてあるものを焼いても凄まじい匂いを発するのか不明だし、何よりこの「焼くさや」でさえこの匂い(;_;)。近所に迷惑をかけるほどではないにしても、わが家に数日は匂いが残るであろうことは想像に難くない。くさやの匂いに囲まれて過ごす勇気がなかったので、そのまま食べることにした(^^;。

で、味はというと、メチャクチャうまいものではなく、時間の経ったアジの腐る一歩手前といった感じだろうか。まぁ、それなりに食べられる。良くも悪くも魚だ。味を追求した結果というよりは、なるべく長く食べ物をもたせたいという、保存食の観点から作られたものだったんだろうなぁ。

それにしても、部屋に残ったくさやの匂いがなかなか取れない。強くはないんだけれど、「あ、まだ匂う」という感じが2~3日続くのはどうよ?

当然、自分の身体の中からの匂いも(^^;。あまりの匂いに目が覚めることはなかったけれど、ゲップをしたら、そりゃもう匂う匂う。身体のほうは1日で消えたけれど部屋は……。魚の匂いがダメな人にはツライだろうなぁ。っていうか、そういう人は食べないよね(笑)。あぁ、焼かなくて良かったぁ。

(有)まるい水産
50g

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