2023/4/23(日)第150回 織田優成ツイキャス本配信リクエスト台詞募集!
4月16日(日)に行われた「第149回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!
アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2023/4/16(日)第149回 織田優成ツイキャス本配信 ひとりチュッチュ祭り 前編
2023/4/16(日)第149回 織田優成ツイキャス本配信 ひとりチュッチュ祭り 後編
毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!
この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。
第149回のリクエスト台詞
第149回は、はじめの15分だけ無料配信、残り45分はメンバーシップ限定配信というレギュラー配信。リクエスト台詞は3つあり、無料枠でこくまろさんの「表彰状」。メンバーシップ限定枠で蒼子さんの「最後の七日間 七人目・二十五」、REiさんの「たまには俺と」を演じました。
2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そしてアーカイブ視聴をご活用ください!
第150回リクエスト台詞募集
ということで次回のリクエスト募集です。次回、第150回は、2023/4/23(日)21:30からが配信予定。台詞リクエストはメンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。
リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします(^^)/。
第150回のリクエスト台詞
こくまろさん
ちょっと低めの声で、甘く甘く囁く。
「こーら、いま、嘘ついたでしょ。いけないなぁ。君のことは いつでも見てるんだから、悪いことをしたら全部 分かっちゃうよ。もっと正直にならなきゃ。あとでツラくなるのは、君自身なんだよ? 分かった?……うん、そうだよ、いい子だね」
蒼子さん
「『最後の七日間 七人目・二十六』
まさか本当に こんな日が来るなんて思わなかった。新しい蝋燭を取り出しながら、リンドウは思う。輝きを取り戻した命の火は美しかった。その主であるレンヤは、延命を告げた瞬間に力が抜けたのか、その場に座り込んでいた。その隣でイチカが寄り添っている。
――まさか子どもとはね。驚きはしたが、同時になぜ今回に限って イチカがリンドウを認識できていたのか分かった気がした。リンドウの孫にあたるイチカは、死神になってしまった彼の影響で 霊力が高かった。妊娠によって防衛本能が高まり、知らず霊力を底上げしていたのだろう。イチカにリンドウが見えていなければ、レンヤの延命は叶わなかった。一人で悩み苦しんで、永遠の別れになっていたはずだ。
慎重に蝋燭に火を移し ランタンに戻す。これで本当に、レンヤの寿命は保証された。こちらを見つめている二人に視線を合わせ、「レンヤくん、イチカくん、お別れだ。次に君たちのもとにやってくるのは私ではなく 違う死神だ。そのときは、今回のような試練は ないから安心してくれたまえ。――寿命、ということだから」「なぁ、結局アンタは なんなんだよ。イチカのことも……さっきの言葉はどういう意味だったんだ。目的がどうとか」。――ああ、気にしていたのか。無理もないが。「申し訳ないが、それは言えない。確かに、イチカくんには生きていてもらわないと困る理由が 私にはある」
イチカが戸惑いの表情を浮かべていた。だけど、本当のことを知られるわけには いかなかった。知ったところで、彼女には何一つ 得はない。それどころか、余計苦しめることになるかもしれないのだから。「だけど、ただ生きているだけより 幸せになってほしいと思っているよ。だから……君の命の火が消えなくて良かった」。心からの言葉だった。「少々頼りない気もするけどね。どうかイチカを、よろしく頼むよ」。二人の――いや三人の幸せを祈りながら、リンドウは別れを告げた」
コメント
織田さん、こんにちは。
セリフをリクエストさせていただきます。
ちょっと低めの声で、甘く甘く囁いてみてほしいです。
よろしければお願いいたします。
***
こーら、いま、嘘ついたでしょ。いけないなぁ。
君のことはいつでも見てるんだから、悪いことをしたら全部分かっちゃうよ。
もっと正直にならなきゃ。あとで辛くなるのは君自身なんだよ?
わかった? ……うん、そうだよ、良い子だね。
織田さんこんにちは。
今回も死神シリーズ七人目の26話をリクエストさせていただきます。
登場人物は蓮也(レンヤ)、一花(イチカ)、死神リンドウです。
これで七人目の話は終わりになります。
続き物の内容ですので、出来ましたらメンバーシップ枠で読んでいただきたいです。
長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
———
『最後の七日間 七人目・二十六』
まさか本当に、こんな日が来るなんて思わなかった。
新しい蝋燭を取り出しながら、リンドウは思う。
輝きを取り戻した命の火は美しかった。その主である蓮也は、延命を告げた瞬間に力が抜けたのか、その場に座り込んでいた。その隣で一花が寄り添っている。
――まさか子どもとはね。
驚きはしたが、同時になぜ今回に限って、一花がリンドウを認識できていたのかわかった気がした。リンドウの孫にあたる一花は、死神になってしまった彼の影響で霊力が高かった。妊娠によって防衛本能が高まり、知らず霊力を底上げしていたのだろう。
一花にリンドウが見えていなければ、蓮也の延命は叶わなかった。一人で悩み苦しんで、永遠の別れになっていたはずだ。
慎重に蝋燭に火を移し、ランタンに戻す。これで本当に、蓮也の寿命は保証された。
こちらを見つめている二人に視線を合わせ、
「蓮也くん、一花くん、お別れだ。次に君たちのもとにやってくるのは、私ではなく違う死神だ。その時は今回のような試練はないから安心してくれ給え。――寿命、ということだから」
「なぁ、結局アンタは何なんだよ。一花のことも……さっきの言葉はどういう意味だったんだ。目的がどうとか」
――ああ、気にしていたのか。無理もないが。
「申し訳ないがそれは言えない。確かに一花くんには生きていてもらわないと困る理由が、私にはある」
一花が戸惑いの表情を浮かべていた。だけど、本当のことを知られるわけにはいかなかった。知ったところで彼女には何一つ得はない。それどころか余計苦しめることになるかもしれないのだから。
「だけど、ただ生きているだけより、幸せになってほしいと思っているよ。だから……君の命の火が消えなくて良かった」
心からの言葉だった。
「少々頼りない気もするけどね。どうか一花を、よろしく頼むよ」
二人の――いや三人の幸せを祈りながら、リンドウは別れを告げた。