2023/5/14(日)第153回 織田優成ツイキャス本配信リクエスト台詞募集
5月7日(日)に行われた「第152回 織田優成のVoice Only配信」にお越しいただき、ありがと三角でした!
アーカイブはこちら↓ メンバーシップの方のみ、自由にご視聴できます。
2023/5/7(日)第152回 織田優成ツイキャスライブ本配信 ファイヤースティックとFire TV Stickは全くの別物です 前編
2023/5/7(日)第152回 織田優成ツイキャスライブ本配信 ファイヤースティックとFire TV Stickは全くの別物です 後編
毎週日曜日21:30から1時間枠でライブ配信している、わたくし織田優成のツイキャスによるメンバーシップ限定の音声&動画配信は、メンバーシップ限定配信と言っておきながら最初の15分間だけは無料枠。つまり誰でも視聴&コメント可能です。ちなみに、毎月最後の日曜日配信や、僕が演じたキャラクターの誕生日配信、たまにやるゲリラ配信は最初から最後まで無料で視聴できます!
この「ツイキャス」は、ツイキャスアプリをダウンロードせずにインターネットのブラウザでも視聴可能。リンクをクリックすればスマホやPCですぐに視聴できまので、ぜひ、いらしてください(^^)。ただし、スマホで視聴する場合はインターネットブラウザよりもアプリを利用したほうが視聴もコメントもしやすいそうです。
第152回はリクエスト台詞無しの雑談配信
本配信の第152回は最初の15分は無料配信、残りの45分はメンバーシップ限定配信という通常配信。でしたが、配信できるかどうか、できたとしても21:30から開始できるかどうかという微妙な状況でしたのでリクエスト台詞は無しの雑談配信となりました。
2021年4月にメンバーシップ会員制度を始めてからの配信は、全てアーカイブに保存していつでも視聴できるようにしています。なので、ぜひ、月額700円のメンバーシップ制度に登録して、リアルタイムの限定配信視聴、そしてアーカイブ視聴をご活用ください!
第153回、リクエスト台詞募集
ということで次回の配信です。次回、第153回は2023/5/14(日)21:30からが配信予定。台詞リクエストはメンバーシップ会員じゃなくてもリクエスト可能です。リクエストをご希望の方は「リクエスト台詞に関する注意事項」をお読みになり、この記事のコメント欄にセリフ、ナレーション、朗読などの僕に読んでほしい文章を書き込んでください(^^)。 リクエスト台詞に関すること以外にも、ご意見・ご要望があれば、ご連絡ください。ご期待に添えられるかは分かりませんが、善処いたします。
第153回のリクエスト台詞
こくまろさん
「お母さん、いつもありがとう」
蒼子さん
「『猫田と比野 4』
「猫田、付き合って」。最高に不機嫌そうな声で比野が言った。「いいよ。今から?」「できれば」。頷いた俺に、彼女は手に持った袋を掲げて見せた。中身はおそらく、お菓子とジュースだろう。比野は昔からストレスが溜まると 俺のところに押しかけてくる。幼馴染の気やすさか、今日みたいに突然来ることも少なくない。ただ、最近は気を遣ってか、手土産持参なのが ちょっとおかしかったりする。
「で、どうしたんだよ?」。部屋に入るなり お菓子を並べ始めた比野に水を向ける。「別に大したことじゃないんだけど」。そう前置きして、比野は話し始めた。今日も友達に意地悪された。テストで悪い点を取ってしまった。それは自分が悪かったけど、母親に これでもかと言うくらい叱られた。何をやっても上手くいかない。やる気が出ない。あげく、今日ここに来るまでに、小石につまずいて転んでしまった――。「最悪よ、もう」。そう締めて、比野は炭酸ジュースを一気に煽り、盛大にむせた。
「何やってんだよ」。呆れながらタオルを差し出す。「……炭酸と一緒に、嫌なこともはじけちゃうジュースがあればいいのに」 「なんだそれ?」 。また妙なことを言い出した。「飲んだら、その人が抱えてる悪いものを出してくれるようなジュースがあればいいのにと思って。病気とか、心に溜まった不満とか、あとは余分な脂肪とか」。言いながら、グラスにまたジュースを注ぎ、その泡を見つめる。「全部、泡と一緒に消えちゃえばいいのに」「……で、比野は用法用量ミスって、えらい目に遭うわけだ。比野自身がはじけちゃったり」「なんでそういこと言うの!?」。思わず突っ込んでしまった俺に、比野が怒る。「だって、そんなジュースがあったら、今みたいに猫田に迷惑かけずに済むかなって……」「俺は別に迷惑だと思ってないけど?」。そう返した俺に、比野は、それはもう複雑そうな表情で、「ありがと……」と言った」
コメント
織田さんこんにちは!
本日5月14日は母の日ということで、母へのメッセージ台詞をリクエストいたします。
母親の呼び方って色々ありますが、それぞれ少しずつ印象が違うので、演じ分けで聴いてみたいなぁと思いました。
7パターンありますが、大丈夫でしたらお願いいたします。
***
(1)「お母さん、いつもありがとう」
(2)「母さん、毎日お疲れさま」
(3)「ママ、ずっと元気でいてね」
(4)「おふくろ、今日くらいはゆっくりしたら?」
(5)「母上、どうかご自愛ください」
(6)「かあちゃん、たまには親孝行させてよ」
(7)「おかん、ほんまにありがとう」
織田さんこんにちは。
今日は、久しぶりに『猫田と比野』のお話をリクエストさせていただきます。
なんとなく、今回の二人は中学3年生くらいをイメージしています。
長さと内容に問題がなければ、よろしくお願いいたします。
———–
『猫田と比野 4』
「猫田、付き合って」
最高に不機嫌そうな声で、比野が言った。
「いいよ。今から?」
「できれば」
頷いた俺に、彼女は手に持った袋を掲げて見せた。中身はおそらくお菓子とジュースだろう。
比野はむかしから、ストレスが溜まると俺のところに押しかけてくる。幼馴染の気やすさか、今日みたいに突然来ることも少なくない。ただ、最近は気を遣ってか、手土産持参なのがちょっとおかしかったりする。
「で、どうしたんだよ?」
部屋に入るなり、お菓子を並べ始めた比野に水を向ける。
「別に大したことじゃないんだけど」
そう前置きして、比野は話し始めた。
今日も友達に意地悪された。テストで悪い点をとってしまった。それは自分が悪かったけど、母親にこれでもかと言うくらい叱られた。何をやっても上手くいかない。やる気が出ない。あげく、今日ここに来るまでに、小石につまずいて転んでしまった――。
「最悪よ、もう」
そう締めて、比野は炭酸ジュースを一気に煽り、盛大にむせた。
「何やってんだよ」
呆れながらタオルを差し出す。
「……炭酸と一緒に、嫌なこともはじけちゃうジュースがあればいいのに」
「なんだそれ?」
また妙なことを言い出した。
「飲んだら、その人が抱えてる悪いものを出してくれるようなジュースがあればいいのにと思って。病気とか、心に溜まった不満とか、あとは余分な脂肪とか」
言いながら、グラスにまたジュースを注ぎ、その泡を見つめる。
「全部、泡と一緒に消えちゃえばいいのに」
「……で、比野は用法用量ミスって、えらい目に遭うわけだ。比野自身がはじけちゃったり」
「なんでそういこと言うの!?」
思わず突っ込んでしまった俺に、比野が怒る。
「だって、そんなジュースがあったら、今みたいに猫田に迷惑かけずに済むかなって……」
「俺は別に、迷惑だと思ってないけど?」
そう返した俺に、比野はそれはもう複雑そうな表情で、
「ありがと……」
と言った。