琵琶バス丼&琵琶バスドッグ/滋賀県 大津SA


↑これがブラックバス。「3DS スーパーブラックバス 3Dファイト」より
いじめ問題で今話題の滋賀県大津市。
そこの大津SA(サービスエリア)で、ものすごい料理に出会った。
「琵琶バス丼」に「琵琶バスドッグ」だ。
ごはんを食べようと何気に寄った大津SA。
そこで、B級グルメ好きの血が騒いだ(笑)。
フードコーナーの券売機前に、
「琵琶バス丼」のパネルが鎮座していたからだ。
「琵琶バス丼」の“バス”とは、淡水魚・ブラックバスのバス。
そう、日本に生息する在来種を食べまくり、
生態系を破壊しまくって問題になっている外来種の、
あの“ブラックバス”です。
ルアーフィッシングなどの「バス釣り」で有名で、
問題になっている外来種には、他にブルーギルもいますね。
何年前か忘れたけれど、
琵琶湖のブラックバスが増えすぎて、在来種がピンチに!
ブラックバスを捕獲するも、ただ捨てるのは忍びない。
そこで何とかしようと企画されたのが、ブラックバスを使った料理。
臭みが強いため、その匂いを取り除くべく試行錯誤を繰り返し、
何とか商品化にこぎつけた!
という記事を読んだことがあったのですが、
琵琶湖に行く機会の無い自分が、まさか食すことになろうとは(^^)。
というわけで食べたのは「琵琶バス丼900円」。
ごはんの上に千切りキャベツを敷き詰め、
その上にパン粉を付けて揚げ、中農ソースを掛けた
一口大のブラックバスのフライ5つと、
散りばめられたカイワレ大根。
丼の横には、つぼ漬けの小皿に味噌汁、
さらに小袋に入った種を抜いた梅の実。
パッと見、ソースカツ丼にしか見えない。
その数年前の記事に「白身魚のようで意外においしい」
と書いてあったため、ためらうことなく、お口へ。
すると、まさにその通り!
臭みも無く、見た目も食感も、まさに白身魚。
味はソース掛けのため、ソース味。
ブラックバスという感じは一切無く、
普通の淡白な白身魚のソース丼でしたね。
780円が僕にとっての妥当な値段ですが、
下処理に手間がかかるのであれば、900円で仕方がないかな……、
といった感じです。
更に驚いたのは、フードコーナー横の売店。
そこにはなんと、「琵琶バスドッグ」という手書きのポップが(笑)。
もう、これも買いでしょう!
気になるお値段は350円。
上部中央に切れ目を入れた楕円形のパンに、
カレーで味付けしたタマネギ炒めとブラックバスのフライを挟み、
マヨネーズ味の特性オリジナルソースと中濃ソースを掛けた、
パッと見、ホットドッグというよりは惣菜パンのコロッケパン。
食べてみると、薄味のカレーとマヨネーズ、
そして中濃ソースが混ざったフィレオフィッシュ(笑)。
ブラックバスだなんて本当にわからない。
ちなみにこちらは350円で大満足の一品でした~。
琵琶湖にお立ち寄りの際は、ぜひ、お試しください!
そうそう、日本で始めてブラックバス(オオクチバス)が放流された
箱根の芦ノ湖でもブラックバス料理が食べられるとか。
福島第一原発事故による放射能の影響で、
今春、ブラックバスから基準値を超える量の
放射性セシウム濃度が検出され、
出荷停止状態と新聞で読みました。
上京して23年。
この間、箱根には5~6回訪れているけれど、
ブラックバス料理なんて見たことも聞いたことも無い。
次に行く時はネットで調べ、
琵琶湖のブラックバスとどう違うか比較してみたいと思う(笑)。

コメント

  1. あこちぃ より:

    初めてコメントします・∀・
    よく織田さんのブログはチェックしてるんですが、チキンなものでなかなかコメントしたくても出来ずにいました…が、今回の話は素通りせずにいられなかったので勇気を出して初コメントします*・∀・*どきどき
    ブラックバスって食べられるんですね!!゚∀゚;
    しかも美味しいだなんて…初めて知りました。
    読んでいて凄く食べたくなりました♪
    でもちょっと場所遠いかなぁ…。羨ましいです(´・ω・`)

  2. 優成 より:

    勇気を出してのコメント、ありがとうございます! ブラックバスが問題になり始めた頃は、「不味くて食べられたものじゃない」という話だったんですけど、料理人がいろいろと試行錯誤を繰り返したんでしょうね。機会がありましたら、ぜひ! 僕も知ってから口にするまで10年近くかかりました(^^;。

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