男鹿のやきそば


今月9/18(土)・19(日)、B級グルメの祭典「第5回B-1グランプリ」が開催され、山梨の「甲府鶏もつ煮」が見事、グランプリに輝いた。2位は岡山の「ひるぜん焼きそば」、3位は青森の「八戸せんべい汁」。「八戸せんべい汁」は3年連続2位だっただけに、今回の3位は非常に忸怩たる思いをしたことだろう。
実は、今回の大会に出場して欲しかったご当地グルメがある。それが、昨年の4月に生まれたばかりの秋田県は「男鹿のやきそば」。
昨年末か今年の始め、「B-1グランプリ」第1回の2位、そして第4回の覇者、秋田県の「横手やきそば」を食べに秋田の物産展を訪れた際「男鹿のやきそば」もあり、何の気なしに食べたところ、そのおいしさにビックリ!! 明らかに「男鹿のやきそば」の方がおいしく、ぜひ、次回の「B-1グランプリ」に出場して欲しい!!と思ったのだ。
ハッキリ言って、「横手やきそば」をおいしいとは思えなかった。それは、第1回、第2回の覇者、静岡の「富士宮やきそば」も同じ……。
過去4回の覇者である「富士宮やきそば」「厚木シロコロホルモン」「横手やきそば」は実食済みで、僕がおいしいと思えたのは「厚木シロコロホルモン」のみ。まぁ、「富士宮やきそば」はバリエーションが多いので、僕が食べたものがイマイチだったのかもしれませんが(^^;。
やきそばじゃ、話題作りはできないのかな? と思っていただけに、「男鹿のやきそば」のあっさりとしたおいしさは万人にウケ、ちょっとしたブームになるのでは? と思ったのに……。来年の第6回辺りに、出てくれないかな?
さて、この「男鹿のやきそば」にはルールがあり、それは下記の3項目。
1・ハタハタのしょっつるをベーストした指定のタレを使用すること。
2・粉末にしたワカメと昆布だしを練り込んだ指定の麺を使用すること。
3・海・半島といった男鹿をイメージさせる食材を使用し、ベーコン、ハムを除き肉類は使用しないこと。
つまり、「富士宮やきそば」、神奈川の「横須賀カレー」同様、ある基準を満たしてさえいれば、どんな味、見映えでも「男鹿のやきそば」と名乗って良く、お店によっていろいろなバリエーションがあるということ。味や見映えが1つに決まっていないため、観光客は必然的に多くのお店を回ることに。まさに、町おこしにはもってこいのメニュー。
この「男鹿のやきそば」に出会って以降、わが家の焼きそばは男鹿やきそば“風”。ハタハタのしょっつるを購入し、ソース焼きそばのソースを使わずにしょっつるで味付けをし、具材に禁じられている豚肉なども入れ、わが家独自の焼きそばに仕上げているのだ(笑)。
ハタハタのしょっつるはナンプラーと違い匂いも強くなく、まろやかであっさりとしているので、どんな料理にもマッチ! みなさんも、ぜひお試しください(^^)/。
あぁ、家庭でも手軽に食べられる袋麺や箱に入った「男鹿のやきそば」、早く全国販売にならないかなぁ……。それよりも前に、「甲府鶏もつ煮」がどこで食べることができるか調べなきゃ(^^)。

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