アニメX 211〜220
001〜010 011〜020 021〜030 031〜040 041〜050 051〜060 061〜070 071〜080 081〜090 091〜100
101〜110 111〜120 121〜130 131〜140 141〜150 151〜160 161〜170 171〜180 181〜190 191〜200
201〜210 211〜220 221〜230 231〜240 241〜250 251〜260 261〜270 271〜280 281〜290 291〜300
301〜310 311〜320 321〜330 331〜340 341〜350 351〜360 361〜370 371〜380 381〜386  番外編

2004/10/18
Column VOL.211 声優になるには何年? その3
 僕だって、ナレーターとしてはコンスタントに仕事をしていますが、声優としては……(笑)。というわけで、3ケ所=6年経ってもデビューできなければ、「自分には向いていなかった」と、あきらめる勇気も必要だと思います。「人生、 何度でもやり直しがきく」というのは本当ですが、その時にしかできないことがあるのも、また真実です。ですから、無駄な時間を過ごさないためにも、最初の養成所選びは肝心です。

2004/10/25
Column VOL.212 声優になるには何年? その4
 声優の仕事は、声優事務所に入らなければコンスタントにできません。そして、 素人が声優事務所に入るには、「事務所付属の養成所から」というのがほとんど。専門学校や事務所付属ではない養成所に通っている人は、事務所付属の養成所に通い直さなければなりません。とにかく最初に入る養成所は、専門学校・事務所付属ではない養成所・付属養成所のどれでも構いませんが、教え方がきちんとしているところを選んでください。

2004/11/01
Column VOL.213 声優の勉強
 続きましても関連質問です。「声優の専門学校に入る前とか、声優になるために勉強しなければならないことなどを教えて下さい」。難しい問題ですね。下手に自己流でやったり、きちんとした人に学ばないと変なクセを付けることがあるので、養成機関に入る前に勉強をするということは、あまりお薦めできないんですよね。ですから、巷の本によく書かれている、読書や演劇観賞、美術観賞などに、僕もなってしまいます(^^;。

Column VOL.214 声優養成所の履歴書
 続いても、養成所についての質問です。「養成所に入る際に履歴書を出しますが、履歴書では何を見て合否を判断しているのですか?」。普通は募集人数よりかなり多い場合に書類審査で落とし、2次審査= 面接に移るのですが、声優養成所の場合は書類で落とすことはしないで、全員、面接に進めるみたいです。理由は、書類審査で落とす必要があるほど多くの希望者が来ないし、実際に会わないと、その人の良さがわからないから。

Column VOL.215 声優養成所の履歴書  その2
 仮に、希望者が予想を上回った場合は、2次審査の面接での受け答えにより落としたり、クラスを増やして対応するそうです。実際のところ、高校や大学の受験同様、養成所も掛け持ち受験をしているわけですから、対応しきれない人数になることは、僕が聞いた話によると、今までなかったようです。では、履歴書は何に使うのか? それは、面接の時に受験者と希望者が同じかを写真で判別したり、面接の際の質問に利用するためとか。

Column VOL.216 声優養成所の履歴書  その3
 そのようなわけで、履歴書における合否の比重は、そんなにないと思います。なんせ僕は、年齢を偽って受験し、そして合格となり、養成所に通っていた人を何人も知っていますから(笑)。しかし、これだけは言えます。履歴書で心証を悪 くすることはあります。複数人が写っている写真を貼り、矢印で「これが私です」と自分を示したり、間違ったところを黒く塗り潰したり、シールを貼ったりするのは常識がない証拠。

Column VOL.217 声優養成所の履歴書  その4
 ですから、常識の範囲内で、見る人に礼を尽く した履歴書作りに励んで下さい。 また、養成所の受験で肝心なのは、面接で「見込みがない」と思われないこと。ボソボソと喋ったり、やる気がないように見えたり、ケンカ腰だったりでは、面接官の不評を買いますから。声優ブームが去って久しく、閉鎖に追い込まれている養成所も多いと聞きます。ですから、書類審査で落ちるということは、心配しなくて良いと思いますよ(^^)。

Column VOL.218 声優事務所付属養成所
 養成所についての質問に答えたことで、次のような質問が来ました。「“事務所付属の養成所に通い直さなければならない”とありましたが、付属養成所以外に通うことは無駄なのでしょうか?」。不安を抱かせるような書き方をしてしまったようで申し訳ありません。結論から言うと、無駄ではありません! ただ、ある程度の実力が付いたにも関わらず付属養成所に入らないのは、デビューへの遠回りだとは断言できます。

Column VOL.219 声優事務所付属養成所 その2
 それは、前にも書きました通り、声優の仕事は声優事務所に入らないとコンスタントにできないからであり、声優事務所に所属するには、ほとんどが付属養成所経由だからです。素人が付属養成所を経ずに所属になるには、誰かの紹介、外部オーディション、事務所関係者からの勧誘、もしくは自らの売り込み、という4種類が浮かびますが、付属養成所経由が主流となった今では、かなり特異な例となるでしょう。

Column VOL.220 声優事務所付属養成所 その3
 さて、養成所とは、プロになるべく実力を付けるための修行の場です。付属養成所であろうがなかろうが、教える人の器量や技量によって、その差が生まれます。つまり、教わる先生次第です。付属養成所に入ったとしても、教わる人が良くなければ……。さらに、事務所の目に止まる人というのは、養成所2つ目3つ目という、そこそこ経験して実力の付いた人がほとんど。そうでない人は「はい!  さようなら」、となるのが普通です。