アニメX 071〜080
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2002/01/28
Column VOL.71 リップノイズ その5
 僕の対処法としては、緑茶で口を潤し“ぬめりを取る”です。本当は烏龍茶が一番良いんですが、喉が乾燥し過ぎて声が出しづらいという弊害がありますので(^^;。ところで、“張った声”が多いキャラクターやナレーションの場合はリップノイズをごまかせるのですが、悲しいかな、静かな場合はそれは無理。そこで、そのような時は、烏龍茶と緑茶の2本をスタジオに持ち込んでいます。重いのが問題なんですよね〜(笑)。

2002/02/04
Column VOL.72 ノイズ その1
 今回からは、役者側で気を付ければ防ぐことができるノイズを紹介します。まずは、「アクセサリー類」。といっても、音がするものだけですが……(^^;。非常に小さいとか、身体にフィットして音がしないものなら大丈夫です。でもそうでないと、単なる“雑音発生機”に!? 男女を問わず、オシャレな方に多いアイテムですが、スタジオ内では御法度! どう しても身に付けたい人は、スタジオの中では外しましょう。

2002/02/11
Column VOL.73 ノイズ その2
 僕は、もしものことを考え、スタジオに入ると腕時計を外し、さらにポケットに入れた鍵をカバンにしまいます。腕時計は大丈夫と思いますが、鍵は2本ある上に“鈴”を付けてるんで(笑)。それと、普段はメガネチェーンをしているのですが、仕事の時はメガネストラップにしています。鎖よりヒモの方が音がしないと思うので。あと、よく小銭をポケットに入れている人がいますが、これも危ないかもしれません。

2002/02/18
Column VOL.74 収録スタジオ内での携帯電話 その1
 さて、電波が強くなったのか、携帯電話の受信感度が高くなったのか、スタジオ内で携帯電話の画面を見ると“圏内”の時がよくあります。一昔前だと“圏外”だったのですが……。そこで、携帯電話の電源も切らなければなりません。良い具合に芝居が進行している最中に、どこからともなくふざけた着メロが鳴り響き、NGに。「良い芝居だったのにぃぃ〜」。当事者は心の中で、ディレクターは感情むき出しで、烈火のごとく怒ります。

2002/02/25
Column VOL.75 収録スタジオ内での携帯電話 その2
 着メロにせず、バイブレーションにしておけば大丈夫と思われる方もいるでしょうが、スタジオで使われている高価なマイクは、空気の振動もキャッチしてしまうんです。マイクからの距離にもよるんですが、バイブパターンが断続的だと、マイクに拾われる可能性が大です。僕の経験上、2割がNGに。ですから、どんな事情があるにせよ、携帯の電源は“あらかじめ切っておく”というのが、スタジオ内でのマナーです。

2002/03/04
Column VOL.76 収録スタジオ内での椅子
 続いては、椅子。なんと、立ち上がる時に微妙に音が!? 人数が多くて“パイプ椅子”なんてのに座ることになると、「ギィギィ」最悪! 逆に、高価そうなふかふかソファーだと、椅子がやわらかくて立ち上がるのに一苦労。その上、皮革系に多いのですが、着ているものが椅子に触れることで音がすることも。音がしないよう立ったり座ったり座り続けたり、スタジオの椅子って、なかなかクセ ものなんです。

2002/03/11
Column VOL.77 アフレコ収録時の参加人数 その1
 さて、ノイズ関係の話を終え、今回からは、みなさんの質問にお答えします! 久しぶりの質問は、「アフレコには、台詞が一言でも全員集まるのでしょうか?」。答えは、イエ〜ス!! 全員集まるのが基本です。しかし、基本と言えば例外があるのも事実。メチャメチャ売れている忙しい人は、スケジュールを抑えるのが非常に困難。そこで、“抜き録り”というのが行われるんです。

2002/03/18
Column VOL.78 アフレコ収録時の参加人数 その2
 “抜き録り”とは、その人だけを別に録ること。録音が一通り終わった後に、録り直しで使われる用語ですが、収録の当日、ある人のパートだけ先に録ってしまったり、別の日に、たった1人だけの収録となるのにも使われます。どうしても、その人を使いたい場合に行われる処置ですから、スケジュールさえ合えば“抜き録り”の必要はなく、全員がスタジオに集まることになります。

2002/03/25
Column  VOL.79 アフレコ収録時の参加人数 その3
 質問の答えに近いお話として、収録のスタート時に全員揃わない場合があります。前の仕事とちょっとだけ重なっていたり、前の仕事が予定よりかかってしまったり、学生が本業である子役が授業を受けてから駆け付けるなどの場合が、それにあてはまります。まれに、交通機関の事故や寝坊などで遅れる人もありますが……(笑)。これらの場合は、その人のパートを飛ばして収録を進め、その人が来た時点で臨機応変に対応します。

2002/04/01
Column  VOL.80 少ない台詞の役
 ちなみに、台詞が1つしかない仕事というのは、ベテランさん演ずるお年寄りキャラに多いです。でも、テレビアニメやラジオドラマなどのシリーズものには、そこそこあります。レギュラーキャラで、ある回の出番が一瞬! という時に。レギュラーというある程度の役なので、その声を演じている役者さんに、他の役をお願いすることができないんです。僕でしたら、声を変えていろいろ演じたいんですけどね〜(^^;。